■はじめに
徐々に梅雨が開けてくる7月から、8月に入るといよいよ本格的な夏を意識するシーズンになります。
お住まいのエリアによっては、すでに夏野菜や果物が出始めているところも多いですよね。
そんな7月の下旬には、夏に欠かせないスイカの日があります。
目 次
スイカの日とは
スイカの日は毎年7月27日にあります。
全国のスイカ愛好家たちによって制定されました。
■意味
スイカの日は、たくさんの人にスイカを食べてほしいという意味合いがあります。
そして、更なるスイカの消費拡大を願う日でもあるんですね。
夏を迎えるこの時期から、全国各地でスイカを楽しむイベントなどが行われています。
■由来
7月27日は、「夏の綱」=「7(なつの)2(つ)7(な)」と読むことができます。
この綱というのは、スイカの縦縞模様が“綱”に見えることが由来になっています。
この語呂合わせと、7月~8月にかけてスイカの旬を迎えることから、スイカの日は7月27日に制定されました。
■イベント
新潟県南魚沼市では、毎年【八色スイカまつり】が行われています。
これは、八色スイカの直売や食べ放題が行われるというもの。
八海山の麓、八色原の名産である「八色スイカ」は甘くてハズレがないと市場でも評判のスイカです。
生産数が少ない為なかなか出回りませんが、八色スイカまつりでは地方発送も対応しています。
2018年もJA魚沼みなみ・あぐりぱーく八色構内にて7月25日~8月8日にかけて行われ、美味しいスイカが提供されました。
ちなみに食べ放題料金は、中学生以上500円、小学生以下300円とのこと。
また、例年6月中旬と時期は早いですが、千葉県富里市では毎年【富里スイカロードレース】や【すいかまつり】が行われていて、ロードレースでは“給スイカ所”が設置されるなど、人気のイベントとなっています。
他にも7月27日付近には、あちこちでスイカをテーマとしたイベントが開かれています。
中には、スイカの早食い競争や種飛ばし、スイカ割り選手権大会といったユニークなものもありましたよ。
全国各地で地元を上げて開催しているところも多いので、ぜひチェックしてみてください。
スイカの雑学
スイカの日にちなんだ雑学をご紹介します。
□スイカのルーツ
スイカの原産はアフリカの砂漠地域で、エジプトの壁画に残されていたことから今から約4000年以上も前から存在していたと言われています。
そして、大陸を東へ伝えられてきたスイカは、中国で“西瓜”と呼ばれるようになり、日本でもこの名前で親しまれるようになります。
日本に伝えられた時期ははっきりしていないものの、室町時代には伝来し江戸時代後期には全国に広まりました。
原種は縞模様が無く、日本でも無地で黒色のものが一般的でしたが、輸入や品種改良を経て昭和初期頃に縦縞模様の品種が広まりました。
□スイカの成分や効果
スイカの水分量は90%以上にもなり、夏バテや熱中症を防いだり身体を冷やす作用があります。
リコピンはトマトの1.4倍にもなり、抗酸化作用も持ち合わせていることから老化や生活習慣病の予防も期待できます。
他にも利尿作用のあるカリウム、美肌効果のあるビタミン類、免疫力アップに繋がるβカロテンなど、様々な成分が含まれています。
□スイカとの食べ合わせが悪いものは!?
水と相性の悪い脂の多いものと、水分を多く含むスイカを一緒に食べてしまうと胃液が薄まって消化不良になってしまいます。
天ぷらやウナギは食べ合わせが悪いことで有名ですよね。
また、ビールも利尿作用があることから、スイカと一緒に取り入れてしまうと急性アルコール中毒を引き起こす可能性があります。
■まとめ
スイカの日についてご紹介させて頂きました。
国内の生産量は熊本県が1位ですが、購入量は新潟県が1位とのことで、全国各地で栽培され様々な形で親しまれてるスイカ。
毎年7月27日スイカの日には、お近くのイベントをチェックしてみたり、旬のスイカを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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