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くすりの日とはいつ?意味や由来、イベントは

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▪はじめに

私たち人間の健康は大昔から薬に支えられています。

そんな薬に関する記念日はとても歴史が古く、かつて春の宮中行事の1つでもあったものです。

 

くすりの日とは

くすりの日は、毎年5月5日にあります。

くすりの日は、611年(推古天皇19年)のこの日に推古天皇が「薬狩り」を行ったことに因んで、1987年(昭和62年)に全国医薬品小売商業連合会(医薬全商連)が制定した記念日です。

 

▪意味

くすりの日には、かつての宮中行事の1つであった「薬日」を記念するという意味があります。

 

▪由来

くすりの日は、611年の5月5日に推古天皇が大和の兎田野(うだの)で菖蒲や蓬などの薬草や角が薬となる鹿などを狩る「薬狩り」を行い、この年以降もこの日を「薬日(くすりび)」と定めて毎年薬狩りを行ったと日本書紀に記されていることが由来となって制定されたものです。

 

▪イベント

昔から行われている薬に関するお祭りの1つに、大阪市の少彦名(すくなひこ)神社で毎年11月22日と23日に行われている「神農祭(しんのうさい)」があります。

 

少彦名神社がある大阪道修町は、豊臣秀吉の時代から薬種商が集まる「くすりの町」として栄えた場所で、中国医薬の祖とされる「神農炎帝」と日本の薬の神様である「少彦名命」を一緒に祀るために建てられた神社が少彦名神社です。

 

神農祭は、1822年(文政5年)に日本中で「虎狼痢(コロリ=コレラ)」が大流行したときに、大阪の道修町(どしょうまち)にあった薬種商仲間が病除けの薬として「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきうおうえん)」という丸薬を作り「神虎」という張子の虎のお守りと一緒に少彦名神社で神前祈願をした後、お守りと一緒に薬を授与したことから始まったとされるお祭りです。

 

「虎頭殺鬼雄黄圓」とは、虎の頭蓋骨など10種類の和漢薬を配合した丸薬で、当時は疫病除けとして使用されていたものでした。

この丸薬がコレラに効くというわけではありませんでしたが、コレラの治療法が分かっていなかった当時では藁にも縋る思いで作られた丸薬だったと考えられます。

 

また、コレラの病名や丸薬に「虎」という字が使われており、虎には鬼を裂く力があるとされていたため、張子の虎がお守りとして用いられるようになりました。

その後も丸薬とお守りの授与は少彦名神社の例祭として続けられましたが、1870年(明治3年)に制定された「売薬取締規制」により丸薬の授与はされなくなりましたが、お守りの張り子の虎の授与は続けられ、2007年(平成19年)4月に大阪市無形文化財に指定されました。

 

神農祭では少彦名神社で祈禱された印として「薬」という文字の朱印がお腹の部分に書かれた「神虎」と呼ばれる張り子の虎とお守りを五葉笹(節のところから5枚の葉がでている笹)につるしたものが毎年授与されています。

また、神農祭の日には道修町通りを堺筋から御堂筋まで様々な屋台が並び、少彦名神社のゆるキャラ「神農さん」をはじめ色々な製薬会社のキャラクターのパレードが行われます。

 

大阪では、神農祭は一年を締めくくる「とめの祭り」とも呼ばれていて、毎年多くの参拝客が訪れるお祭です。

少彦名神社HP 

 

くすりの雑学

<色々な形状の薬にはそれぞれ大切な意味がある!>

飲み薬の形状は、粉薬や錠剤、カプセル、液状など色々なものがあります。

この形状の違いにはそれぞれ大切な意味があるのです。

 

粉薬には、粉末状の「散剤」と顆粒状の「顆粒剤」があります。

散剤や顆粒剤は溶けやすく体内に吸収されるのが早いので、錠剤やカプセルなどに比べて効果が現れる時間が早いという特徴があります。

また、量の調整がしやすいので年齢や体重に合わせた処方ができたり、2種類以上の薬を混ぜて調剤できたりするのも粉薬のメリットです。

顆粒剤は粒が大きく、粒がコーティングされていて苦みを抑えてあるので散剤よりも飲みやすくなっています。

小児科で処方される粉薬は「ドライシロップ」と呼ばれる甘みを付けた粉薬で、粉のままでも飲みやすくなっていますが、水に溶けやすいのでジュースやアイスなどに混ぜても飲みやすいように工夫されています。

しかし、粉薬は苦みが強くて飲みづらいことや長期保存が難しいことなどのデメリットもあります。

 

錠剤とは、薬効成分と添加物を混ぜて圧縮した薬で、飲み薬の「内服用錠剤」、飲み込まずに口の中で溶かして服用する(トローチや舌下錠など)「口腔用錠剤」などがあります。

錠剤のメリットは、用量が決まっているので一定の量を飲みやすいことや取り扱いがしやすいこと、ゆっくり溶けるので効果が長時間続くこと、持ち運びがしやすいこと、錠剤の表面を糖分や薄いフィルムでコーティングして苦みを感じないように加工できることなどです。

また、溶け方が段階的になるように加工されているもののあり、必要な部位に効果を発揮しやすく、副作用を軽くすることもできます。

しかし、年齢や体重に合わせた量の調節ができないことや粉薬に比べて効果が現れるのに時間がかかること、子供や高齢者など飲み込む力が弱い人には飲みづらいことなどのデメリットもあります。

 

カプセル剤とは、ゼラチンなどで作ったカプセルの中に薬を入れたもので、粉薬が入った「硬カプセル剤(ハードカプセル)」と液体の薬が入った「軟カプセル剤(ソフトカプセル)」があります。

カプセル剤には、苦みや匂いが気にならないことや、油性液体の薬物を飲み薬にできるなどのメリットがあります。

しかし、乾燥のし過ぎや湿気が多いとカプセルが壊れやすいというデメリットもあります。

 

液状の薬には、薬効成分を精製水などに溶かして作られた「内服液剤」と内服液剤に甘味料や香料を加えた「シロップ剤」があります。

シロップ剤は甘くて飲みやすので、主に乳幼児用の内服薬として使用されています。

液状の薬は体内に吸収されやすく、内服薬の中で最も効果が現れる時間が早いのが特徴です。

しかし、細菌等に汚染されやすいというデメリットもあるので、開封後は冷蔵庫での保管が必要になります。

 

このように、薬の形状は患者さんの年齢や必要な効果を得るためなど必要に応じて使い分けられているのです。

 

<処方される錠剤薬がカラフルなのはなぜ?>

現在、病院で処方される薬、とくにカプセル剤は様々な色のものがありますよね。

じつはこのように薬がカラフルなのにもちゃんとした理由があったのです。

 

元来、ほとんどの薬には色が付いていません。

その薬に色が付けられる1番の理由は、患者さんが薬を飲み忘れないようにするためです。

実際、半数以上の患者さんが薬を飲み忘れることがあるという調査結果も出ているそうで、薬をカラフルにすることで印象に残るようにし、飲み忘れを防ぐことが期待されます。

もう1つ大きな理由としては、市販薬と処方薬を間違えないようにするためです。

最近では製薬会社のブランドカラーを使う薬や製薬会社のロゴがプリントされたものもあります。

間違えて飲むと命に関わることもあるので、色分けして分かりやすくするのは重要なんですね。

また、薬によっては光に弱いものもあるので、カプセルに光を通さない着色をして薬を守る役割もあります。

 

日本人は着色料を嫌う傾向が強いですが、欧米では色が付いていた方が印象が良いようで、海外の薬は日本よりもカラフルになっているのもお国柄が出て面白いですよね。

 

▪まとめ

人間の歴史は病気との戦いの積み重ねでもあります。

でも、病気を治すためとはいえ苦かったり匂いが苦手だったりと飲むのに苦労することもありますよね。

私も子供のころは飲み薬が嫌すぎてどうしても飲めなくて注射をされたり、自分の子供たちに薬を飲ませるのに苦労したりしたものです。

同じように薬が苦手な人も多いでしょうが、薬は飲みやすいように年々改良されています。

くすりの日には、様々な病気に効く薬があることに感謝しつつ、薬の歴史について調べてみるのも面白いかもしれませんね。

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