「10月7日 大人のダイエットの日」
■はじめに
身長160cm、体重63kgという筆者の数字を肥満度診断サイトに入力してみたところ、肥満度は「普通」ですが、適正体重は56.32kgなので、普通とはいえ6.68kgの超過です。
7kg近く「超過」でダイエットも考えましたが、不自由な毎日になる恐れもあって、肥満度がとりあえず「普通」なので、後者のほうを採用することにしました。
目 次
大人のダイエットの日とは
厚生労働省の「国民健康・健康栄養調査」から国民の栄養不足が明らかになり、特に働く世代の食物繊維やカルシウム不足が顕著に表れたそうです。
その結果を受けて一般社団法人「大人のダイエット研究所」が、忙しい大人が無理なく健康になれるよう「食と健康を見直すきっかけ」になればと、10月7日を「大人のダイエットの日」に制定しました。
日付は10と7を「オトナ」とする語呂合わせからですね。
■大人のダイエットの日の意味と由来
本来、ダイエットというのは単にボディメイクに目的があるのではなく、減量によって食生活を改善することで、アトピーや花粉症などのアレルギー、肌のトラブル、疲れやすいといった体質まで改善して、健康な日々を過ごすためのものですね。
太平洋戦争後、日本人の生活文化は一変、特に食事が西欧化して栄養の摂取が増えたことに伴い、肥満体型も増え始めました。
また、高度経済成長によってファッションへの関心も高まったことで、エステや美容整形が注目され、ダイエットに取り組む機運も生まれましたが、これがさらに大ブームとなったきっかけは1967(昭和42)年のイギリスのモデル、ツイッギーの来日でした。
身長165cm、体重41kgの彼女がミニスカートの美脚で颯爽と歩く姿に多くの日本人女性があこがれ、ダイエットブームが過熱することになりました。
■大人のダイエットの日のイベント
大人のダイエット研究所は1日の必須栄養素がアップする簡単なレシピを募集する「ズボラレシピコンテスト」を2017年にスタートさせました。
このコンテストは毎年テーマを変え、1次と2次審査を経て、これはと思えるレシピを「大人のダイエットの日」に合わせて表彰しています。
過去には「お米と健康」がテーマで、大賞には「さばカレーおにぎり」、おむすび部門賞にはクルミと甘納豆の「3時のおにぎり」、どんぶり部門は「玄米大麦のプチプチガパオ」、甘酒部門賞は「甘酒入りガスパチョ風シャーベット」が選ばれています。
しかし、甘酒入りのシャーベットからどんな栄養が摂れるんでしょうか、ちょっと不思議なレシピではあります。
大人のダイエットの日の雑学
▽リバウンドはなぜ起きる?
せっかくダイエットに成功したと思っても、油断しているとあっという間に元の木阿弥に…。
こうしたリバウンドは約6割の人が経験するそうで、リバウンドを繰り返すと筋肉量が減って脂肪ばかりが蓄積する体質になる危険が大きいと言われています。
そもそもリバウンドはその人の体質ではなくて、体の防御反応なので誰にでも起こり得る現象なんです。
脳は体重の減少を生命の危機と判断してしまい、元の体重に戻そうとしますが、特に急激な減少や極端な食事制限の場合は、その反応がより顕著に現れ、これがリバウンドになってしまいます。
▽ダイエットは急がずに!
一生懸命ダイエットに取り組んでいても、始めてから約1か月後か、体重が5%程度減ったころ、必ず減少のペースが停滞する時期が訪れます。
これも防御反応で、体の状態を維持する機能なので、ダイエットが失敗したわけではなく、ここで断念してしまうとリバウンドの危険も大きくなってしまうので諦めてはいけません。
また、リバウンドを防ぐには脂肪になる炭水化物や脂質を含んだ食事は減らし、ビタミンやミネラルの豊富な野菜類、筋肉を作るたんぱく質の摂取に心掛けましょう。
摂取した以上のカロリーを消費することも大切で、これをきちんと守っていれば体重が増えることはありませんね。
しかし食事だけで体重を減らすと筋肉も減ってしまうので、ウォーキングや水泳など、適度な運動をして代謝作用も確保しなくてはなりません。
ダイエットは決して急いではいけません。
1か月の減量は体重の5%以内にとどめれば防御反応もなく、リバウンドが起こる心配もありません。
ダイエットはあくまでスローペースが肝要ですよ。
■最後に
タンパク質(P)、脂質(F)、糖質(C)が3大栄養素で、日本肥満学会はこの3つの理想的なPFCバランスを、P15、F25、C60としています。
それぞれのカロリーは1グラムあたり、Pが4kcal、Fは9kcal、Cが4kcalの換算になります。
商品の栄養成分表示をチェックする習慣を身につけるといいですね。
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