■はじめに
まだ春分の時節から抜けきれない3月から、4月に入るといよいよ本格的な新年度を意識するシーズンになります。
別れもあり、出会いもありの季節になりますよね。
そんな4月の中旬は、私達にとってユニークな記念日、ブラックデーです。
■ブラックデーとは
ブラックデーは毎年4月14日にあります。
ブラックデーが制定されたのは、1990年代前半のこと。
中華料理店での話しによると突然、4月14日になると店に若者達がいっきに訪れるようになったとか。
韓国でバレンタインデーやホワイトデーに何も貰えなかった男女が、4月14日に黒い服を着てチャジャンミョン(韓国風ジャージャー麺)やブラックコーヒーを飲食する日とされています。
目 次
■意味
ブラックデーは、ブラックデーに対して興味を認識を持ってもらいたいという意味合いがあります。
そして、韓国国内の中華料理店などにとっては掻き入れ時でもあるんですね。
例えばブラックデーに関するイベントが行われたり、販売店では黒い食べ物の特別販売が行われています。
■由来
ブラックデーの由来は定かではありませんが、ある年の4月14日、韓国で黒い服を着た若者がチャジャンミョンという黒い麺を食べていたのが次第に広まっていったのだとか。
韓国ではいつしか、4月14日に恋人がいない人たちが黒い服を着て集まり、黒い麺を食べるイベントが広まりました。
バレンタインデー、ホワイトデーを経ても恋人ができない悲しみを慰め合う日としてブラックデーとして定着したそうです。
■イベント
2019年から、東京・恵比寿にて【恵比寿ブラックデー】が行われています。
これは、恵比寿の個人店が考案したブラックデー限定【黒ビール+黒い料理セット】が堪能できるというもの。
韓国でのブラックデーを広めようと、立教大学の学生がゼミの一環で企画したイベントです。
恋人がいない=「悲しい」という風潮を払拭しよう、というのがコンセプトだそう。
参加料は3,500円で、行きたいお店を3店舗決め、前売りwebチケットを購入して、当日本部にてwebチケットをリストバンドに引き換えて参加するという流れになります。
2020年も4月12日(日)に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止となりました。
第1回目となった2019年は、たくさんの方達の参加があり、盛り上がりましたよ。
他にも、4月には、韓国セブンイレブンでブラックチキン弁当やブラックチキンチーズキンパなどの真っ黒なメニューやブラックコーヒーなどの飲み物、唐辛子ジャジャン麺 などのカップ麺を販売するキャンペーンが行われます。
また、過去には4月14日に合わせて、盛岡じゃじゃ麺の販促キャンペーンが行われたこともありました。
この時期、黒い食べ物をお買い求めの際は、ぜひチェックしてみてください。
ブラックデーの雑学
ブラックデーにちなんだ雑学をご紹介します。
□ブラックデーを実行する意味
ブラックデーを実行するということは、普段はフリーであることを公表していない人であっても周囲の人々に「私は恋人募集中です」と宣言しているのに等しく、この日がきっかけで交際を開始する男女も多いとのこと。
韓国のドラマや小説等で「今年もチャジャンミョンを食べることになりそう…」のようなセリフがあった場合は「今年も(4月14日までには)恋人ができそうにない」の意と解することができます。
当初は単独や少人数で実行する場合が多かったのですが、グループで実行することも増えつつあります。
この場合はフリー宣言をした男女同士の合コンの意味もあります。
■まとめ
ブラックデーについてご紹介させて頂きました。
お隣りの国、韓国発祥の記念日でしたが、すでにご存知だったという方もいらっしゃるかと思います。
日本でも取り入れられつつあり、バレンタインデー、ホワイトデーに続くイベントとして定着するかもしれませんよね。
毎年4月14日ブラックデーには、イベントに参加してみたり、黒いものを食してみてはいかがでしょうか。
4月14日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!