ミドルの日とはいつ？意味や由来、イベントに「40代ミドル男性白書」公開

▪はじめに

ミドルとは、中年と呼ばれる世代のことを指します。

最近ではアラフォーやアラフィフという呼び方の方が主流になっていますが、いずれにせよ働き盛りではありますが衰えを感じてくる世代ですよね。

今回は、そんな中年期男性にスポットを当てた記念日や雑学などについて紹介していきましょう。

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ミドルの日とは

ミドルの日は、毎年3月16日にあります。

この記念日は、男性化粧品メーカーとして有名な株式会社マンダムが、自社製品の無香料整髪剤「ルシード」のリニューアルを記念して、2011年（平成23年）に制定したものです。

ミドルの日は、日本を支えるミドル世代の男性に活き活きとした若々しい生き方を応援するという思いを込めて制定された記念日です。

ミドルの日が3月16日なのは、「３１６（ミドル）」という語呂合わせが由来となっています。

ミドルの日を制定した株式会社マンダムは、ミドル男性の中でも中心世代である「40代」に焦点を当てて、ライフスタイルや心のありようを纏めた「40代ミドル男性白書」を2016年（平成28年）以降毎年3月16日にルシードブランドサイトにて公開しています。

過去には、コロナ渦という大きな社会変化の中で40代ミドル男性の価値観や行動、エイジングに対する考え方などがどのように変化したのかということに焦点を当てて調査した結果を発表しています。

過去の「40代ミドル男性白書」も読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

ミドル世代と聞くと働き盛りの中年男性というイメージがありますが、実際は何歳くらいがミドル世代になるのでしょうか？

「ミドル」の由来となったのは、英語で中年を意味する「middle age（ミドルエイジ）」という言葉です。

厚生労働省の「健康日本21」という資料では、幼年期を0～4歳、少年期を5～14歳、青年期を15～24歳、壮年期を25～39歳、中年期を40～64歳、高年期を65歳以上と区分しています。

職業紹介所や求人情報などでは、34歳以下をヤング世代、35歳～54歳までをミドル世代、55歳以上をシニア世代と呼びます。

このように公的にはミドル世代をきっちりと年齢で分けていますが、一般的にはざっくりと40代～50代をミドル世代ととらえているようです。

現代のミドル世代男性は、ひと昔前に比べると外見の自分磨きをしている人が増えています。

ミドルの日を制定した株式会社マンダムのアンケート調査でも、理想の体型のためにダイエットをする人や、身だしなみを整えるために身体のケア商品（化粧品や整髪料など）を購入したり身体のケアサービスを利用したりする人が増加傾向にある事が分かっています。

確かに最近、ドラッグストアなどでミドル世代用の基礎化粧品やニオイのケアをする商品などの種類が増えたように感じますし、テレビCMもよく見るようになりました。

また、男子専用のエステサロンやネイルサロンなども増えてきていて、若い男性だけでなくミドル世代の男性客も増加傾向にあるとされています。

ミドル世代が身だしなみを整えるのは、会社の上司や同僚、部下など同じ男性に対して失礼のないようにするためという考え方が主流で、とくに口臭や体臭などニオイのケアが重要だと感じているようです。

確かに40歳を過ぎると加齢臭を気にする人が増えてきますよね。

しかし、40代男性の気になるニオイの元はじつは加齢臭ではなく「ミドル脂臭」と呼ばれるものなのです。

「ミドル脂臭」とは、ジアセチルという成分を主としたミドル世代男性特有の「使い古した油のようなニオイ」で、拡散しやすく少量でも周りを不快にさせるといわれています。

ミドル脂臭は、後頭部を中心とした頭部や襟元の汗に含まれる乳酸が皮膚の常在菌によって代謝・分解されて発生し、これが皮脂と混ざることで発生します。

ですから、ミドル脂臭を予防するためには後頭部周辺や首筋を念入りに洗うことが大切なのです。

しかし、ミドル世代男性は加齢臭が耳の後ろから発生されるという間違った知識から耳の後ろを念入りに洗う人が多いようなので、お近くに間違った知識の方がいたら教えてあげてください。

▪まとめ

ミドル世代の男性は、経験豊富で管理職や専門的分野のリーダーとして活躍する人が多く、一般的には頼りになるとされる世代とされる一方、昔ながらの自己中心的な考え方が抜けず若い人や女性に対するハラスメント問題の中心とされやすい世代ともいわれています。

しかし実際のミドル世代は、身だしなみに気を遣い、ハラスメントと言われないように周りに気を遣いながらも仕事を頑張り、自分や家族の生活をより良いものにしようと家庭でも頑張っている男性が多い世代ではないかと思います。

ミドルの日には、家庭や会社などでミドル世代を労ってはいかがでしょうか。

他にもおもしろい記念日がたくさんあります！