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恋人たちの日とはいつ?意味やイベント、「恋人岬」と呼ばれる由来とは

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▪はじめに

恋人たちの日とは、「恋人岬」と呼ばれる伊豆の人気観光スポットに関する記念日です。

恋人岬には、恋愛のパワースポットとしてだけでなく、景色も良くて近くには温泉もあるため、毎年多くの観光客が訪れています。

そこで今回は、恋人たちの日の基礎情報や恋人岬に関する雑学などについて紹介していきましょう。

 

恋人たちの日とは

恋人たちの日は、毎年11月11日にあります。

この記念日は、「恋人岬」と呼ばれる人気観光スポットがある、静岡県伊豆市土肥町の戸井観光協会によって制定されたものです。

 

「恋人岬」とは、伊豆半島の西側の付け根に位置する土肥温泉街から約8km南下した国道136号沿いにある岬で、富士山や駿河湾を一望できる展望台や「愛の鐘」、「アモーレ像」などがあり、毎年多くの観光客が訪れている人気のかんこうすぽっと観光スポットです。

 

▪意味

恋人たちの日には、記念日を通して、恋人岬のある静岡県伊豆市土肥町や土肥温泉をアピールするという目的があります。

 

▪由来

恋人たちの日が11月11日となった由来ははっきりとはしていませんが、11を「こい(1)び(1)と」と読む語呂合わせや、土肥町の「1(と)1(い)」と読む語呂合わせが由来となっていると考えられています。

また、11月11日を「1111」と1を4つ並べた状態にした際4本の足に見え、恋人同士が並んでいるように見えることが由来となっているという説もあります。

 

▪イベント

記念日の由来となった静岡県伊豆市土肥町にある恋人岬には、恋人たちにまつわる色々な観光スポットがあります

中でも1番人気があるのは、恋人岬の先端にある展望台に設置された「愛の鐘」です。

「愛の鐘」は、1984年(昭和59年)に「アモーレ像」と共に設置されたもので、恋人同士で3回鐘を鳴らすと愛が成就するといわれています。

また、展望台から少し戻った場所に「金の鐘」別名「幸せの鐘(ラブコールベル)」が設置されています。

この鐘は、グアムのタモン湾の北端にあるプンタン・ドス・アマンテスという岬が「恋人岬」と呼ばれていることから1989年(平成元年)に姉妹提携した記念としてこの場所に設置されたものです。

「金の鐘」は、2人で想う人の名前を呼びながら鐘を3回鳴らすと恋が実るといわれており、鐘には1回目の鐘で自分の身を清め、2回目の鐘で相手の心を呼び、3回目の鐘で2人の愛を海に誓うという意味があるそうです。

 

さらに、「愛の鐘」を鳴らした2人にはステラハウスにて「恋人宣言証明書」を発行してもらえます。(有料500円)

この証明書を発行してもらった2人がその後結婚し、その旨を事務局に連絡すると、祝電または記念品が贈られるなどの特典もあり、毎年多くの人たちが発行してもらっているそうです。

 

その他にも、恋人岬ではクリスマスやバレンタインデー、ホワイトデーにイベントが開催されており、イベント特製の恋人宣言証明書の無料発行やウエディングドレスとタキシードに着替えての記念撮影(無料)などが行われています。

興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

恋人岬公式HP  http://koibito.toi-onsen.com/

 

恋人たちの日に関する雑学

<「恋人岬」と呼ばれる由来とは>

伊豆半島にある「恋人岬」には、その名前の由来となった次のような物語が伝えられています。

 

その昔、西伊豆には土肥金山という金山があり、土肥はとても栄えていました。

土肥金山が最盛期だったころ、土肥の漁師・福太郎という青年と小下田のおよねという娘が、

土肥の朝市で出会い、恋に落ちました。

しかし、二人の住む場所は遠く離れていて、そのうえ老いた親を抱えていたため、なかなか会うことができませんでした。

福太郎を想うおよねは、毎日近所の神社で「福太郎と結ばれますように」と願い続けていました。

そんなある日、およねがいつものように神社で神様に願っていると、

「およねや。今ここにふたつの鐘を授ける。福太郎とひとつずつ持ち、互いの愛を伝え合うがよい。」

という声がどこからともなく聞こえてきました。

驚いたおよねが目を開けると、そこにはふたつの鐘が置かれていたのです。

およねは福太郎にこの話をし、鐘をひとつ福太郎に渡しました。

福太郎は、鐘を漁に使う小舟の先端に取り付けました。

 

およねは毎日朝夕、海を見渡せる岬でこの鐘を三度鳴らし、福太郎もそれに応えて毎日朝夕、三度鐘を鳴らしました。

なかなか会えない二人は、こうして毎日互いの愛を伝え合ったといいます。

二人の恋物語は村でも評判になり、二人はついに結ばれ末永く幸せに暮らしたそうです。

 

この話から、およねが鐘を鳴らしていたとされる岬を「恋人岬」と呼ぶようになったとされています。

 

<グアムの恋人岬とは>

「恋人岬」と呼ばれる岬は、日本だけでなくグアム島にもあります。

グアムにある恋人岬は島旗に描かれるほど有名な岬で、定番の観光スポットと多くの観光客が訪れる大人気の場所です。

 

グアムの恋人岬はタモン湾北部にあるプンタン・ドス・アマンテスという岬で、高台にある展望台からはタモン湾をはじめイパオ岬からオロテ岬までの雄大な景色を見ることができます。

この岬が「恋人岬」と呼ばれるようになった由来は諸説ありますが、最も有名な話は次のようなものです。

 

かつてスペインがマリアナ諸島を統治していたころ、マリアナ諸島のとある島に、父親がスペイン貴族、母親がチャモロ族(マリアナ諸島の先住民族)の酋長の娘という両親のもとに生まれたとても美しく誠実な娘がいました。

この家族はとても裕福で広大な土地を持ち、スペイン人チャモロ人の両方から信頼されていました。

ある時、父親は娘の結婚相手にはスペイン提督が相応しいと考え勝手に決めてしまいます。

勝手に決められた結婚を拒否した娘は、グアム北部の海岸まで逃亡しました。

そしてその場所で心優しく慎ましいチャモロの青年と出会い恋に落ちるのです。

そのことを知った父親は激怒し別れるように言いますが、娘はその日の夕暮れにこっそり家を出て、出会った海岸で青年と落ち合いました。

娘が家を出て青年に会いに行ったことに気づいた父親と結婚相手のスペイン将校は、スペイン兵士たちを引き連れて2人を追い、海岸の岬まで追い詰めます。

追い詰められた娘と青年は、長い黒髪で互いを結びつけ、永遠の愛を誓い最後のキスをした後に、一緒に崖から飛び降りてしまいました。

 

この悲恋の舞台となったプンタン・ドス・アマンテスという岬はやがて「プンタン・ドス・アマンテス・トゥルーラバーズ・ポイント(恋人岬)」と呼ばれるようになり、この場所には伝説のモデルとなった恋人たちの像「アマンテス」が建てられています。

グアムの恋人岬は、「カップルで訪れると結ばれる」というジンクスがあり、恋人たちのパワースポットとして多くの人たちが訪れています。

岬にあるギフトショップで購入できるハート形の南京錠にお互いの名前や願い事を書いて「ハートロックウォール」と呼ばれる展望台の下のフェンスに鍵をかけると2人は永遠の愛で固く結ばれるといわれていて、カラフルな鍵が無数につけられており、インスタ映えするスポットとしても人気です。

 

また、伊豆の恋人岬と同じく、「恋人たちの鐘」も設置されていて、「ハートロックウォール」と並ぶ人気スポットとなっています。

この鐘は、1989年(平成元年)に伊豆の恋人岬と姉妹提携した記念として伊豆から寄贈されこの場所に設置されたもので、伊豆の「金の鐘」に対し「銀の鐘」となっています。

 

▪まとめ

恋人岬は、日本もグアムもどちらも人気の高い観光スポットです。

恋人の聖地と言われていますが、もちろん家族や友人と行っても楽しめる場所なので、足を運んでみてください。

また、恋人岬には「君だけプリン」という濃厚で美味しいプリンも人気なので、お土産におすすめです。

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