曼珠沙華と聞いても、花の好きな人でもない限りはあまり認知度のない花かもしれません。
彼岸花という方が、秋のお彼岸に咲き乱れる印象で知れ渡っているでしょう。
この曼珠沙華がとても有名になった「巾着田」というところがあります。
秋の行楽シーズンの前に、今回はこの巾着田の様々な情報を書いていきます。
目 次
巾着田とは?2022年の曼珠沙華の開花時期や状況は?
巾着田というのは、埼玉県の日高市西部にある高麗川を蛇行した形で作られた平地で、上空から見ると巾着のような形に見えるようです。
地上からはあまりに広すぎるため確認することは出来ません。
いつから曼珠沙華が群生したのかというと、昭和40年代巾着田の用地を日高町が取得した事で始まり、平成に入ってからに河原の敷地の草刈りを始めると、次第に曼珠沙華が見られるようになり、現在に至っているようです。
彼岸花が開花している時期は9月中旬から10月上旬までで、この時期はその年の気候により、開花の時期は変化していきます。
ですが、ここ数年は気候が安定しているのか?概ね上記の時期に見頃を迎え、人々で賑わっています。
また、彼岸花以外にも
春には桜
夏には蓮
秋にはコスモス
を見る事が出来ます。
【春の桜咲く巾着田】
冬のシーズンについては、特に見頃の花はなくグリーンの絨毯が広がっているようです。
そのため、季節によっては何も見頃がないという事もあり得ますので、出来れば見頃に会わせて訪れることをおすすめします。
また、巾着田が有名になったのは意外にも平成になってメディアに取り上げられたことから、世間に知られるようになりました。
そのためそれ以前の時代には地元の市民の憩いの場となっていた可能性があります。
さて、曼珠沙華が見頃となる9月にはその開会に合わせるように『曼珠沙華まつり』が執り行われています。
開催時期は概ね9月の中旬から下旬で、普段は出ない飲食店が数十店舗出て賑わいます。
また、地元で活躍するバンドなどの演奏を見る事が出来、地元のゆるキャラくりっかーやくりっぴーがイベントを盛り上げます。
この時期は、混み合ってしまうので出来れば公共交通機関を利用して巾着田に行った方が良さそうですね。
普段はあまり歩かないという人はこの時期に体力増進がてら出歩いてみては如何でしょうか?
また、地元の日高市役所経済振興課の提案により、ハイキングコースも設定されていますので、ハイキングを行なってみることも考えてはどうでしょうか?
通勤等慣れてしまうと意外と歩かない状況になるケースもありますよ。
交通アクセスは?
巾着田への行き方は、公共交通機関を利用した方が便利です。
西武池袋線高麗川駅から徒歩15分、JR川越線高麗川駅から徒歩40分、西武池袋線の方が近いため便利かと思われます。
バスを利用する場合は、JR高麗川駅から国際興業バス、高麗駅経由飯能駅行に乗り巾着田下車徒歩約3分、西武池袋線飯能駅から国際興業バス、高麗川駅行、埼玉医大国際医療センター行に乗り巾着田下車徒歩約3分で行く事が出来ます。
車で訪れる場合は、
関越自動車道鶴ヶ島インターチェーンジから14km
圏央道圏央鶴ヶ島インターチェーンジから11km圏央道
狭山日高インターチェーンジから8kmほどです。
まとめ
最近では色んな地方でお祭りとイベントをコラボレーションするような試みを執り行って成功するなど、地域のアピールに余念がありません。
また、季節により咲く花も違うと言うことから、余裕があれば四季に合わせて訪れて写真やスケッチをしてみると面白いですし、新たに趣味の領域が広がり人生の楽しみが広がる可能性があります。
近年埼玉県でも北部の方はアニメの舞台になり、散歩番組で取り上げられるので、埼玉県が少しブームとなっています。
車でのドライブや電車にゆっくり揺られて小さな旅をする事で、癒やされ仕事への活力が沸いてくる可能性があります。