「野菜の日」というのを聞いたことがあるでしょうか?
肉の日は毎月あるのでよく聞きますが、野菜の日はいつでしょう。
目 次
野菜の日とはいつ?意味や由来は?
「野菜の日」とは、毎年8月31日にあります。
1983(昭和58)年、全国青果物商業協同組合連合会をはじめ9団体の関係組合が、や(8)さ(3)い(1)の語呂合わせから、8月31日を野菜の日に制定しました。
栄養たっぷりな野菜の再認識と野菜のPRを目的にしています。
「野菜の日」イベント
野菜の日にはどのようなイベントがあるでしょう。
過去に行われた主なイベントをご紹介します。
農林水産省
ららぽーとTOKYO-BAYにて、「食」を考えるイベントを行い、東北6県産野菜・果物を紹介しました。
JAグループ
・「ニッポンのやさいで彩る”やさいの日”in 東京スカイツリータウン
東京ソラマチにて毎年行われているイベントです。
野菜のクイズ、マジッククッキングorサイエンスショー、野菜詰めバトル、やさい収穫体験など盛りだくさんの内容です。
・8月30日(火)には丸の内キャリア塾×JAグループのコラボとして野菜の日にちなんだセミナーが開かれました。
テーマは「旬の野菜から活力とキレイを手に入れよう」ということで女性限定です。
他にもJA大手町ビルでは31日のみの国産カット野菜のランチサラダバーや巨大野菜オブジェなども登場、見て触って食べて、真夏に野菜の力を取り入れるイベント満載でした。
キューピー
・「たっぷりベジタブルテラス」
二子玉川ライズ ガレリアにて、パワーサラダが食べられるサラダワゴンや、出張マヨネーズ工場など楽しいイベントが行われました。
・「キューピーカフェ」
「キューピーとヤサイな仲間たち」という野菜を使った料理を楽しめるカフェが期間限定で大阪・心斎橋にオープンしました。
各席にキューピーマヨネーズが設置され、野菜にドレッシングが足りない場合好きなだけかけられるサービスでした。
日本野菜ソムリエ協会
毎年日本各地で野菜に関するイベントを行っています。
お料理講座やチョコベジ試食会など親子で食育が体験できるイベントも多いので楽しそうです。
野菜の日、思った以上に各地で楽しいイベントが行われていますね。
毎年恒例となっているものもありますので、ぜひ参加して野菜の良さを再認識してください。
一日350g
厚生労働省では、日本人の野菜の摂取量の目標を一日350gとしています。
平成26年度の国民健康・栄養調査結果における日本人の平均野菜摂取量は292g。
約60g分を補うには緑黄色の葉野菜を中心にプラス1皿を増やすとり方がいいそうです。
緑黄色野菜以外で1皿多くとるよりビタミンA、葉酸、ビタミンC、カリウムなどの栄養素の摂取量Upが期待できるためです。
厚生労働省の生活改善普及運動で「毎日プラス1皿の野菜」というキャッチコピーをスーパーやコンビニの野菜コーナーで見かけたことがあるかたもいるかもしれません。
旬の葉野菜のお浸しなど、毎日工夫して増やしていきたいですね。
野菜の新品種
最近TVなどで話題になった新品種の野菜にロマネスコがあります。
黄色い円錐が集まったような形は見た目もインパクト大です。
このロマネスコはブロッコリーとカリフラワーの交配種です。
ロマネスコ以外にも最近の新しい野菜は、スティックセニョールはブロッコリーと中国野菜のカイランの交配種、アレッタはブロッコリーとケールの交配種です。
どれもブロッコリーがからんでますが、実はブロッコリー自体も長い年月をかけて品種改良されたもので、もともとはヨーロッパのケールの野生種が原種と言われています。
ケールから派生したものにはキャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどがあります。
これらはアブラナ科で、このアブラナ科は自家不和合性という、同じ品種の花粉がついても受精しないという性質があるので、品種の広がりがとても多いのです。
同じアブラナ科のカブも品種の広がりがあります。
日本には弥生時代に伝わってきたカブですが、日本では小松菜や水菜が生まれました。
中国ではカブから、青梗菜、ターツァイ、白菜などができています。
見た目が違っても、実は元は同じ種からできた野菜だったんですね。
アブラナ科の野菜のみにあるグルコシノレートという成分は、体内でイソチオシアネートに分解されます。
イソチオシアネートは発がん性物質の解毒を促進するので、近年アブラナ科の野菜は発がんを抑制する可能性があることで注目されています。
ぜひ「毎日プラス1皿の野菜」として、アブラナ科の野菜も取っていきたいですね。
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