ファンタジーな存在であるサンタクロース・・・しかし、いつしか現実に気づいてしまうのです。
そんな時にどの様な対応を取る事が適切か、悩むところです。
今回はどうする事がベストなのかを考えて行きましょう
目 次
正体をいつ説明する?
サンタクロースの正体を説明するのは、やはり子供が気づいて質問を投げかけてきてからで遅くないと思います。
また、全て真実を小さいうちから教え込んでしまうと、かわいくない子供に育ってしまいますから、バランスが大切という事になりますね。
逆に、サンタクロースについて特に何も言わない場合は、話をしてくるまで待ち、してこないのであれば、そのまま信じさせておく方が良いのでしょう。
最近では、子供が見るアニメでも現実主義の作品もあるので、見ているうちに子供が悟ってしまうケースや、渡すつもりで購入したプレゼントのレシートを見られてしまいそれでバレるなど、至る所で隠しきれない状況があるようです。
また、サンタクロースを信じさせるかどうかについては、父親と母親の心がけ次第ですから、子供を作るときに、子供の数を何人作るかと同じように、サンタクロースについてどう説明するのか等の詳細を詰めておいた方が良さそうです。
子供への対応を年齢に応じて伝えましょう
幼稚園や保育園の場合、兄弟姉妹のいる子がどうしてもサンタクロースの存在がいないなどと吹聴しがちです。
それを聞いて幼稚園や保育園から帰宅してきたときに子供から言われた場合は、しっかりと子供が解る言葉で説明する様にしましょう。
どう説明すれば良いかというと、クリスマスの本当の意味をわかりやすい言葉で説明する様に努めましょう。
本来はキリスト教の宗教行事ですが、それを幼稚園や保育園の子に一生懸命説明すると、どんどん頭の中がこんがらがってしまうので、端的にサンタクロースは神話で実際には存在しないと伝えましょう。
また、クリスマスプレゼントを贈る理由については、キリストへプレゼントを贈るため今でもクリスマスプレゼントを贈る習慣がある事だから、クリスマスプレゼントを貰う事が出来るんだと説明しましょう。
小学生の場合は、クリスマスはキリストの誕生日で、プレゼントはキリストに贈るための習慣なのです。
しかし日本のクリスマスでは、なぜかそれがクリスマスプレゼンという形で贈り合う習慣に成り代わってしまった等と説明しましょう。
最後に、信じる子供には「サンタクロースは来る」とだけ伝えておきましょう。
サンタクロースに対して疑問を持ったという事は、、それだけ子供が大人の階段を着実に上っていると考えていいのです。
淋しい事ではありますが、来るときが来たなと覚悟を決めてサンタクロースの話を子供にしていきましょう。
まとめ
今回書いた記事については、子供の心を傷付けてしまいそうでサンタクロースをきっかけに、あまり人の事を信じない子供になってしまったらどうしよう等と考えてしまいがちです。
だからといって大学生や社会人になってもサンタクロースはいる物だと信じさせておくのも少し変ですから、やはり頃合いを見てカミングアウトするのが一番良いですし、その方が心のダメージも少なくて済むかもしれません。
自分の場合は、親からサンタクロースの存在がないことを早いうちから教えられました。
そのためサンタクロースの存在を信じている人を見て『子供だな』なんて心の中で揶揄していたものです。
今考えると、早いうちから知っておいて良かったと思うこともありますが、その反面信じさせてくれたら良かったなと思うことがあります。
これから生れてくる子供達には、サンタクロースという幻想をどの様に伝えていくのか興味がありますね。
恐らくいろいろな物が発達して、アナログの物が無くなりデジタルの物で溢れるはずです。
やはりこれからの子供に対しては、サンタクロースなど存在しないと言うように教え込んでいくのでしょうか?