はじめに
夏場など、紫外線が多い時期に外出する際、帽子などの紫外線対策が欠かせません。
せっかくなら、紫外線カットされている帽子を使った方が良さそうですよね。
でも、紫外線カット帽子って本当に効果があるのでしょうか?
また、どんなデザインの帽子を選んだら良いのかについても調べてみました。
目 次
紫外線カット帽子とは?
UVカット加工されている帽子のことを指します。
紫外線を遮断し、体に通さないようにして、日焼けを防止します。
大きく分けて、UVカット加工には、以下の2パターンがあります。
- UVカット加工製品
素材(生地)の表面に紫外線を防ぐ加工をしているタイプのことです。
- UVカット素材製品
紫外線を防ぐための無機物質や、国に安全と認められている有機物質を、素材(生地)に織り込んでいるタイプのことです。
無機物質は、チタン・セラミック・カーボンなどで、有機物質は、化粧品にも使われている安全なものになります。
紫外線を吸収して肌に届かないようにするものと、紫外線を反射してダメージを防ぐものがあります。
紫外線カット帽子の効果はあるの?
もちろん、太陽光を遮ることができるので、紫外線カット帽子を被ることで日焼け止めの効果はあります。
UVカット表記が100%に近いほど、効果が大きいです。
「完全遮光100%」のものを選ぶとよいでしょう。
最近は、「UPF」という、どのくらい紫外線を防ぐのか、「紫外線保護指数」を数値で表記しているものがあります。
これは、紫外線対策先進国のアメリカやオーストラリアなどでは一般的に使われているそうです。
「UPF15~24=良」、「UPF25~39=優良」、「UPF40~50+=優秀」の3段階に分けられています。
購入する際は、是非チェックしてみて下さいね。
UVカット効果の寿命
UVカット加工製品は、洗濯などによって、どうしても効果が薄れてしまいます。
ワンシーズンしか効果が持たない製品もあるので、注意しましょう。
ただし、布用のUVカットスプレーをかけることで、効果を復活させることが出来るようです。
無色透明タイプで、一度使えば一シーズンはUVカット効果が持続するとされています。
一方の、UVカット素材製品は、素材自体にUVカット効果が織り込んであるため、生地自体に痛みが出ない限り、半永久的に効果が持続します。
夏場は特に汗をかきやすいので、帽子をこまめに洗濯したいですよね。
洗濯の時は、生地が傷まないように優しく中性洗剤で洗い、帽子が型崩れしないよう気を付けましょう。
洗う前に、帽子のタグなどについている「お手入れ方法」を必ず確認してくださいね。
紫外線カット帽子のおすすめ3選
紫外線を防ぐ色は、黒や濃紺などの濃い色の方がおすすめです。
濃い色のほうが、紫外線を吸収して通しにくいからです。
紫外線カット帽子には、黒はもちろん、ネイビーやベージュといった明るめの色も揃っています。
黒以外の色でも、遮光率は同じなので、この場合は明るい色でも問題ないとされています。
ファッションに合わせやすいよう、明るめと濃い色の両方を持っていると良いですよね。
帽子には、様々なバリエーションがあり、デザインもたくさん揃っています。
ツバの広さは7cm以上のものが良いとされています。
また、帽子をかぶった時に、まつ毛が隠れて、目の上ギリギリになるくらいの深さがベストです。
風で飛ばされない帽子を選ぶのも大切ですね。
おすすめの帽子3点を紹介しますので、ご参考下さい。
ガーデニングハット
農作業など、外での作業が多い人がよく使っている帽子のことです。
帽子のつばが大きく、首の後ろまでしっかりと覆われているタイプなので、日焼けの心配がありません。
意外と首の後ろは無防備で、うっかり日焼けすることが多いので頼もしいですね。
顔の前がネットで覆われているものは、虫よけ対策にもなります。
庭での作業や、アウトドアのレジャーに活躍すること間違いなしです。
ロールサンバイザー
ツバが前方向だけでなく、360度回り全体に一周している帽子のことです。
帽子のツバの幅が広いため、首回り全体の紫外線対策もできます。
地面からの照り返しを避けるため、つばの内側が黒色のタイプのものを選ぶと、さらに効果的です。
このタイプは、サイズ調整が簡単にできて、あまり髪型が崩れないのも良いですね。
頭皮への日焼けが気になる方は、ヘアー用のUVカットスプレーを併用しましょう。
リネン帽子
大きなツバの部分に硬い芯がなく、柔らかい生地でナチュラルな帽子のことです。
自分の頭や顔の形にフィットさせやすいので、ピタッと密着し、首から上の部分をすっぽり覆い隠すことができます。
麻素材なので、手触り良く、吸水性・通気性に優れているのが良いですね。
畳んでバッグに収納できるので、旅行先など、持ち歩きに便利です。
まとめ
いかがでしたか?
紫外線カット帽子は、ツバが大きく、「完全遮光100%」と明記されているものを選びましょう。
ネット通販でも販売されています。
数多くある中から、お気に入りの帽子を見つけてみましょう。
紫外線のダメージは、「外出して3分」で肌にダメージが残り、シミなど老化に繋がると言われています。
ちょっとそこまでの距離でも、帽子だけでなく、UVカットスプレーや、ヘアー用のUVカットスプレーも使って、紫外線対策をバッチリしたいですね。
もちろん、日焼け止めクリーム、日傘、サングラスも忘れないようにしましょう。
日々の努力が、きれいなお肌を作るためには大事なことです。
面倒だと思わず、しっかり対策していきましょう。