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健康・医療

肺気胸の痛みと治療の流れ。この病気、もう恐怖しかありません・・・

更新日:

肺気胸とは、肺に穴が空いたことにより、もれた空気が胸腔(きょうくう)にたまり、その空気によって肺が空気に押しつぶされて小さくなることです。

 

この肺気胸は、やせ型で長身の男性がなりやすく、別名「イケメン病」と言われることもあるのです。

 

肺に穴が空く原因はいろいろとあるのですが、肺の外側に小さな袋状のもの(「ブラ」や「ブレブ」と呼ばれる)ができて、それが破れることで、自然気胸になる場合が多いようです。

 

その小さな袋ができやすいのが、やせ型、長身の男性ということらしいのです。

 

そんなイケメン病ですが、そんな名前とは裏腹に、かなり苦しい病気です。

肺に穴が開くのですから、当然痛みや、呼吸困難と、命に関わることになるのです。

 

そんな肺気胸の痛みや、治療への流れを、私の体験談を通じて紹介します。

 

当時の私は、20代の一人暮らし、体重56kg(やせ型)、身長173cm(長身?)でイケメンではないのですが・・・イケメン病(肺気胸)になってしまい、死ぬ瀬戸際の経験をしました。

 

本当に死ぬかも知れない危険な状況ですので、もしこんな症状が出たら、病院に必ず行ってください!

 

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肺気胸の初期症状と痛み。

何の特別なこともない生活をしていたある日、目覚めた私は、左胸に激痛を覚えます。

昨日に何かあったわけでもなく、普通に寝ていたのですが、何故か朝目が覚めると胸が痛いのです。

胸というより、背中に近いところなのですが、今までに味わったことのない、胸の痛みにかなりの違和感を覚えました。

 

(これは、ちょっとやばいんじゃないかな・・・)

 

しかし、もしかしたら神経痛みたいなもので、自然と治るのじゃないかと淡い期待を持ちながら、日常生活を送ろうとしたのです。

 

朝ごはんを食べて外へ出かけたのですが、痛みは一向に引く気がありません。

昼過ぎになっても、痛みは引かず、むしろじんじんと背中から痛みが広がってくる感じです。

 

体の中に何かが埋まっていて、それが暴れているような痛みです。

 

(これって、病院に行ったら入院するんじゃないか・・・)

 

と思いつつも、絶対入院なんかしたくないと思った私は、

 

「寝たら治るかも!」

と、ありえない行動に出ます。

本心では、かなりやばいと思いつつも、ほんの少しの淡い期待に託して、家で寝たのです・・・・

 

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死を感じる激痛。そして入院へ

「うあああっ!!」

 

いきなり目が覚めた私は、もうパニック状態です。

 

胸というよりは、体の左半分が激痛に襲われ、もう尋常じゃない痛みに、動くこともままならず

 

朝の痛みとは比べ物にならない、もう体の中に何かがうごめきまわっていうような、鈍痛が走って、さらに呼吸がかなり苦しくなっているのです。

 

(これは、死ぬかもしれない・・・)

 

さすがに死を覚悟したぐらい、今までに無い苦しみだったのです。

 

(どうしよう、病院にどうやっていこう。救急車・・・)

死にそうな中でも、何故か冷静に、

(救急車呼んだら、周りの人が来て見られるし、恥ずかしいやん!)

 

と、あほな考えに及んでしまい、友人に電話することにしたのです。

 

プルプルプル・・・

 

私「もしもし・・・A君・・やばい・・助けて~・・・」

A君「・・・」

私「たすけ・て・・」

A君「ぼくAじゃありません・・

ガチャ・・・・プープープー・・・・

 

(切られた・・・)

 

「なんで切んねん!」

 

もう意味がわからない私は、もう一人の友人に電話をすることに。

 

プルプルプル・・・

 

私「もしもし・・・B君・・やばい・・助けて~・・・」

B君「・・・・・」

私「たすけ・て・・」

B君「・・だれですか・・・」

私「・・・Bくん、助けて・・」

B君「・・え、○○君?」

私「そう・・死にそう・助けて・・・病院に連れて行って・・・」

B君「・・え、どうした?病院・・全然声が違うよ!」

 

そこで、全てを悟ったのです。

私の声は普段と全く違っており、電話ではだれかわからないぐらいになっていたのです。

 

A君は、いたずら電話と思い、電話を切ったのです。

B君は、いつも呼んでいるあだ名で呼んだので、何とか気づいてくれたのでした。

 

事情をわかってくれたB君は、すぐに車で駆けつけてくれることになりました。

 

車を待っている間、

(これ、絶対入院になるよな。う~ん、服とかいるよな。)

と、無駄に冷静な自分が出てきて、何故か下着とかをカバンに詰めていたのでした。

 

 

B君が到着して、すぐに国立病院に連れて行ってもらいました。

 

病院では受付なども素通りして、すぐにストレッチャーに乗せられて処置室に連れて行かれました。

 

横に寝かされた私に待っていたのは、いきなりの施術。

何やらわからないのですが、左胸に何かが突っ込まれてくるのです!

 

麻酔をされたのかもわからないのですが、左胸に何かが差し込まれ、ぐいぐいと押し込まれてくる・・・

ぐえっ!ぐえ・・・・

 

声ともならない叫び声が辺りに響いていたようです。

 

 

気が付くと、病室のベッドに寝しつけられていました。

 

左胸に激痛があり、目をやると、左胸からなにやらチューブらしきものが・・・!

 

(体から、管が出てる!)

 

内心パニックなのですが、それに驚く元気もないというか、動くことすらままならなかったのです。

 

※いざという時は救急車を呼びましょう。

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今回運良くまだ意識がありましたが、かなり呼吸が乱れてきていました。

意識を失ってしまったらそのまま帰らぬ命となるかもしれませんので、こんな症状があるようでしたら、すぐ病院に行くようにしましょう

 

ベッドから動けない入院生活

体から管が出ている私は、しばらく放心状態でした。

初めての入院で、いきなり管が体に差し込まれているのですから、もう普通の状態ではいられませんでした。

 

しかし、それでも

(まだ生きれるんだ・・・)

という安堵感で、何とか持ちこたえていました。

 

ある程度時間が立ち、医者に病状を聞くことができました。

医者「左肺が拳ぐらいに縮んでいましたよ。もれた空気で、肺が押しつぶされていたんです。右の肺も穴が空いてたら死んでましたね~。」

 

私「そ、そうですか・・・」

 

あの左胸の痛みは、肺が潰れていたからなのです。

そして、もれた空気が圧迫していたので、あんな激痛が・・・

 

 

その後、友達が見舞いに来てくれたのですが、B君によると、

病院の施術中に苦しむ声がずっと聞こえて、吐きそうな「おえっ」という声が何度も繰り返されており、

(○○君死んだのかも・・・)

と思われたそうです。

 

A君も見舞いに来たのですが、苦笑いでした。

 

 

体から出ている管ですが、外付けのポンプによって胸腔に溜まった空気を抜き、肺が潰れないようにするものでした。

 

まだ肺に穴があいている状態なので、どんどん空気がもれてきます。

 

この空気を抜き続けないと、また肺が潰れてしまうので、肺が安定するまで1週間、ずっと管が入ったままベッドで寝たきりでした。

 

このベッドから動けない状態がまた苦しいのです。

 

動くと管が体の中にあたり痛いですし、体を起こすのも痛い。

管が通っているので、風呂もいけないし、トイレにもろくにいけないのです。

 

尿は尿瓶(しびん)で、排便は何とかポンプを持ち上げながら、すぐ横のトイレまでいきます。

 

最初のうちは、ナースコールに何度かお世話になっていました。

 

元気に動き回っていた普段の生活が一変し、一歩も動けないベッド生活は気が狂いそうになるものでした。

 

「早く手術してくれないかな・・・」とおもっていたのですが、結局1週間はベッドで寝たきり生活でした。

 

肺気胸の治療と手術

肺気胸の治療としては、まず手術によって肺の破れた部分を縫合しなくてはなりません。

 

さらに、「ブラ」と呼ばれる肺にできた小さな袋を切除して、再発しないようにします。

 

手術後は、空気が抜けていないか確認するために、しばらく様子見といった流れになります。

 

私にはブラが左肺には他に3つ、右肺にもあるそうです。

しかし今回は左側のブラを切除するだけとのことでした。

 

一昔前だと、胸を切開して行う手術で、かなり負担のかかる大きなものだったそうですが、今は内視鏡をつかって、空気を抜くための管が通っている穴から手術を行うので、ほとんど負担も傷もなくできる手術になるとのことでした。

 

手術当日、朝から手術の準備のためあれこれ指示されたことを行い、手術室に運ばれました。

 

初めての全身麻酔の手術をいうこともあり、テレビに出てくるような現場にドキドキもしました。

医者が

「はい、酸素ですよ。すってください。」

とマスクを口に当ててきたので、ゆっくり吸うと・・意識がどんどん遠のくのです・・

 

(おい・・・酸素じゃ・ない・・やん・・・)

思わずツッコミをいれたのですが、声にもならず、すうっと気を失いました。

 

・・・・

気が付くと、何やら人の話す声が聞こえます。

 

どうやら手術は終わり、病室で寝ているようです。

しかし、目は開かず、体も全く動きません。

 

どうやら母親と、友人が話しているようなのですが、何の反応もできず意識だけがある状態でした。

 

何もできないのでまた眠り、何とか夜に目が覚めるようになりました。

 

のどの渇きがあり、何とか水分補給をして、また眠りにつくという、全身麻酔の気だるさが続きました。

 

次の日の朝になると、だいぶスッキリした気分になりました。

一番嬉しかったのは、体から出ていた管がないこと!

 

もうそれだけで自由が100倍位に感じられるほどでした。

とにかく動けて、ベッドから歩けることが幸せ!

 

10日ぶりにシャワーを浴びることができ、トイレにも普通に行けるようになりました。

 

相変わらず胸は傷口が痛むのですが、手術を受けるまでの憂鬱な日々から一気に解放された感じでした。

 

手術後1週間は様子見のために入院生活が続きましたが、いよいよ退院が決まりました。

 

2週間という入院期間でしたが、ベッドに縛りつけられる日々がながかったので、辛いものがありましたが、いよいよ元の生活に戻れるとなると、感慨深いものがありました。

 

退院手続きを済ませ、外に出ると、なんとも言えない清々しい空気を感じます。

歩くだけでまだすぐ息が切れてしまうのですが、普通の生活がこんなに素晴らしいものなのかと、感動さえするのでした。

 

 

その後3ヶ月ほどは運動は控えましたが、そのあとは、普通に運動が出来るほど回復。

 

激しい運動もばっちりできるようになったので、特にあとに残る影響もなく過ごすことができています。

 

 

最後に

やせ型長身でイケメンなあなたは、こんな話を聞いてちょっと肺気胸にはなりたくないと思うかもしれませんが、あくまでもそういう傾向があるということで、必ずしもなるとは限りません。

 

しかし、もしいきなり胸から背中にかけて激しい痛みがあり、時間が経っても痛みが治まらないようでしたら、すぐに病院に行ってください。

 

手術をすれば治るものですし、今は大きな傷をつけるでもなく、小さな穴から手術が可能です。

 

入院生活は辛いですが、手術をし退院すれば、あとは運動もできるようになりますし、普通の生活を送れるようにもなります。

 

同じような経験をした人がいたんだと思って、この話を参考にしていただければ幸いです。

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