はじめに
『月星座』とは何でしょうか？
朝の情報番組や、雑誌のコラムなどで見かける『星座占い』は、実は太陽星座占いといわれるものです。
一般的に認識されている星座は、あなたが生まれた日に太陽が運行していた星座のことで、『月星座』とは、あなたが生まれた日に、月が運行していた星座のことを指します。
地球から見える星は常に、他の星との位置関係を保ったまま、時間や季節と共に動いているように見えますよね。
その様子はまるで、星が描かれた丸い天井です。
その天井自体が、星たちを伴い、規則的に動いているように思っていただくと良いと思います。
しかし、その天井の動きから逸脱したものがあります。
それが太陽、月、惑星です。
これらの天体は、その他の星と星を転々と移動していくように見えます。
これが太陽、月、惑星の運行です。
太陽が一つの星座に約1ヶ月滞在するのに対し、月はわずか約2.2日ほどで次の星座に向かいます。
太陽は全ての星座を回るのに1年かかるところ、月の場合は約4週間で回りきります。
とても早足ですね。
あなたが生まれた時に太陽がいた星座、それがあなたの太陽星座。
あなたが生まれた時に月がいた星座、それがあなたの月星座なのです。
太陽星座はご存知の方は多いと思いますが、月星座は？と聞かれて答えられる方は少ないのではないでしょうか。
太陽星座が示すもの・・・
表向きの性格、人に対する振る舞い、人へ与える印象、意志の強さ、性癖、生きる目的などの外側へ対するもの。
月星座が示すもの・・・
深層心理、感情に対しての向き合い方、この世でのあなたの役割、本当に求めているもの、感性などの内なるものです。
星座によっては、太陽星座の影響が強いもの、月星座の影響の方が強いもの、バランスの取れているものなど様々ですが、いずれも大切な要素のひとつです。
それでは、獅子座(しし座)の月星座についてみていきましょう。
目 次
獅子座の相性は
獅子座・牡羊座との相性
ずっと一緒にいてもストレスを感じない、相性の良い相手です。
性格は全く違いますが、牡羊座さんは、自分に無い点を、獅子座さんとの人間関係の中で補うことがきますから、牡羊座さんの方が母性を発揮し、とても大切にされるでしょう。
獅子座・牡牛座との相性
共にしっかりと自分を確立していてる、地に足の着いた星同士です。
一度喧嘩になると、お互いのプライドの為になかなか引き下がれず、長期戦が予想されます。
しかし根気強い者同士でもありますから、関係改善のために、意見の対立の中でも、少しずつ相手を知っていくことができます。
結果として、息の長い関係がを続けることができそうです。
獅子座・双子座との相性
この二つの星座はエネルギーに満ちています。
楽しいこと・興味のあるものには惜しみなく投資するので、散財には注意しましょう。
双子座さんの行動力には、目を見張るものがありますが、行き過ぎているように感じた時は、彼らを自分の手の内でコントロールしようとするのではなく、心の内を素直に伝え、2人で明確なルールを決めて、信頼関係を構築しましょう。
獅子座・蟹座との相性
火属性の獅子座さんと、水属性の蟹座さん。
お互いの良い面を打ち消し合ってしまうことがありそうです。
うまく付き合っていくために、お互いのパワーバランスを明確にしておきましょう。
獅子座さんがリードするのが理想です。
両星座とも感情的になりやすいので、大切な話し合いの際は、第三者を交えると良いでしょう。
獅子座・獅子座との相性
恋愛関係においては、お互いの我の強さが露呈し、理想のカップルとは言いにくいでしょう。
しかし仕事関係者となると、国の王同士が外交をしているかのごとく、気高く、思い切りの良い仕事をすることができます。
話し合いの場をたくさん設けましょう。
獅子座・乙女座との相性
情熱的で、ムードを大切にする獅子座さんにとって、乙女座さんの、落ち着きある論理的な思考には、冷たさを感じ、物足りなさから、欲求不満に陥ってしまうかもしれません。
どちらが正しいということはありません。
自分に無いものを補い合える、良いチャンスと捉えましょう。
獅子座・天秤座との相性
両星座とも派手好きで、ラグジュアリーなものには目がありません。
散財しないように気をつけましょう。
相手に多くを求めず、あえて自分から積極的に、大変な仕事を選択しましょう。
謙虚な態度こそ尊敬されるべきものなのです。
獅子座・蠍座との相性
共に、周囲に対して大きな影響を与えることのできる星です。
マイナスのエネルギーで、周囲を巻き込んでしまわないよう、注意しましょう。
お互いの関係性に違和感を感じる場合は、一旦距離を置き、じっくり考えると良いでしょう。
1人で思い詰めなうよう、プライドは一時置いておいて、信頼の置ける相手に相談をしてみましょう。
獅子座・射手座との相性
12星座の中で、一番の大恋愛をするとしたら、この獅子座と射手座のコンビが濃厚です。共にオープンマインドで親しみやすく、情熱的で、思考回路が良く似ていますから、波長の合う相性の良い相手でしょう。
獅子座さんの熱い思いを、射手座さんはしっかりと全身で受けとめてくれるでしょう。
時には、聞き手に回り、相手のことをしっかり知る機会を設けましょう。
獅子座・山羊座との相性
倹約家で、散財を嫌う山羊座さんと、細かいことは気にしない獅子座さん。
お付き合いしている期間は、気前の良い彼と、甘え上手の彼女という構図で比較的うまくいきますが、いざ生活を共にするとなると、感覚にズレがあり苦しむでしょう。
お互いのプライドが傷付かない方法を見つけるのは難しそうです。
獅子座・水瓶座との相性
12星座の中で、獅子座さんから一番遠い場所にいるのがこの水瓶座さん。
共通点は少ないですが、逆に好奇心旺盛な獅子座さんは、水瓶座さんの行動から目が離せず、何かと気になる存在でしょう。
お互いに執着心が強く、束縛をしてしまいがちですが、束縛されることで、相手の気持ちの強さを測る節がある両星座の2人は、意外とうまくやっていけそうです。
獅子座・魚座との相性
この二つの星座の間に必要なものは上下関係です。
火属性の獅子座さんと、水属性の魚座さんには明確な違いがありますので、パワーバランスをはっきりさせると、相手への思いやりの心が生じてくるでしょう。
獅子座の性格
情熱的で、竹を割ったようなハッキリした性格の獅子座さん。
獅子座は12星座の王の星ですから、威厳があり、カリスマ性を備え、人の上に立つことを好みます。
口が達者で、しっかりと自分というものを確立している人が多いでしょう。
心が大きく寛大で、多少のことで取り乱したりすることは少なそうです。
しかし、人から認められること、尊敬されることを生きる糧としていますから、見下されたり、持ち上げてくれる人がいない環境では、自信をなくしてしまい、持ち前の気品高い雰囲気は打ち消されてしまうでしょう。
また、王様のような「威厳」も一歩間違うと傲慢、自己中心的、という印象を相手に与えかねませんから、あくまでも謙虚な心を忘れず、思いやりを持って周囲と関わることが大切です。
実は人に奉仕することが好きで、心を決めた相手には一生懸命尽くします。
しかし、見返りを求め、納得のいくお返しが得られないと、気分を悪くして周りに八つ当たりをしてしまいます。
与えることそのものが、喜びであることを知りましょう。
獅子座の適職
エネルギッシュで、バイタリティに溢れている獅子座さん。
どんな仕事でも短期間でポイントを掴み、モノにすることができる器用な人が多いでしょう。
正義感が強く、面倒見がいいことも特徴の一つ。
責任感のある仕事では、プレッシャーを感じ不安になるよりも、ポジティブに突き進む楽しさに燃えるでしょう。
適職としては、政治家、政府機関、金融関係、ベンチャー企業の新規開拓営業、ネイルアートやメイクアップアーティストなどの美容系、自営業、などです。
獅子座の総合運勢
獅子座の恋愛運
根が明るく、派手なもの好きで、賑やかな場所を好みます。
常に周囲には人がいる人気者で、周囲との人間関係の中で生きがいを見出すでしょう。
承認欲求が強いので、自分のことをとにかく認めてくれる人、もしくは自分に惜しみない愛を注いでくれる人を好きになるでしょう。
しかし、相手が自分に集中しなくなると踵を返したように情熱が薄れたり、逆に振り向いて欲しいがために、相手を束縛するようになるでしょう。
熱心と、自己中心的とを履き違えないように、客観的に自分を見る練習をしましょう。
獅子座の結婚運
感情表現が豊かで、思ったことを積極的に口にし、ムードを作って相手をリードします。
獅子座さんのパートナーは、毎日愛の言葉を聞くことになるでしょう。
相手が幸せであることも、獅子座さんには大切な要素です。
「高品質」「豪華」「贅沢」という言葉に弱く、見栄っ張りな性格も手伝って散財してしまうことが多そうです。
大きな買い物をする際には、1人で決めず、しっかりと論理的に物事を処理できる人に相談して、本当に必要かどうかを見極めましょう。
獅子座の仕事運
向上心があり、野心家で、人の上に立つことでモチベーションを感じる獅子座さん。
縁の下の力持ちとなる、信頼できる良きサポーターや、秘書がそばにいると、才能を存分に発揮しやすくなります。
どんな仕事であっても、シーダーシップを発揮し、短期間で成功に漕ぎ着けられるパターンが多いでしょう。
ただし、過度に獅子座さんのことを持ち上げる人物には注意が必要です。
獅子座さんは素直で、相手の言葉をストレートに受け取るので、おべっかやお世辞に気付くことが苦手です。
騙されないように注意しましょう。
疑問に思ったことは、素直に信頼できる人に相談するのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
星座占いを一つの花で例えるならば、地面からでた葉や茎、花弁の部分が太陽星座。
地面の下にある根の部分が月星座。
どちらも大切な、あなた自身です。
このように、あなた自身や相手について、より深く理解するためには、太陽星座と月星座の両方を知ることが必要なのです。
それぞれの星の持つ要素を知り、教訓を日々の生活に取り入れることで、限りあるこの時間を、よりよく過ごすことができるでしょう。