■はじめに
今はスマートフォンやパソコンを通して、気軽に音楽が楽しめる時代になりましたね。
コンサートやフェスに行かれる方も多いかと思います。
日本はもちろん世界各国の学校でも音楽の授業を受けて、楽器を演奏したり歌を歌います。
音楽はまさに世界共通ですね。
10月1日は、そんな国際音楽の日です。
目 次
■国際音楽の日とは
国際音楽の日とは、毎年10月1日にある記念日です。
1977年に国際音楽評議会によって制定されました。
国際音楽評議会はユネスコの傘下で、非政府組織にあたる団体です。
■意味
音楽は、世界中の人たちが一緒に楽しむことの出来るものです。
言葉が伝わらなくても、メロディーは伝わりますよね。
ある意味共通言語のようなものです。
音楽の普及や相互理解を深めるために国際音楽の日は制定されました。
今も国際音楽の日には世界各地でさまざまなイベントが開かれています。
■由来
国際音楽の日は、当時の国際音楽評議会会長で名バイオリニストとして知られていたメニューヒン氏によって提唱されました。
当時、国際情勢は不安定。
彼はそんな紛争が絶えない状況を憂いていました。
カナダで1975年のIMC世界音楽週間で10月1日を国際音楽の日にしようと提唱したのです。
そして、1977年に正式に国際音楽の日が制定されました。
日本でも1994年に音楽振興法が成立されたことにより、国として10月1日を国際音楽の日として定めることになりました。
■イベント
日本で最も有名なイベントは国際音楽の日フェスティバルです。
1999年に静岡県浜松市で第1回のフェスティバルが開催されました。
2017年には神奈川県平塚市でした。
毎回各地で開催されているので、ぜひチェックしてみてください。
他にも音楽関係のコンサートやイベントが多く、特にこの日は無料で参加できるものが多いです。
国際音楽の日には、世界各国でさまざまな音楽関係のイベントが開かれています。
海外旅行をする際など、イベントをチェックしておくのがおすすめです。
■国際音楽の雑学
国際音楽の日にちなんだ雑学をご紹介します。
□「むすんでひらいて」の作曲者は意外なあの人
日本でもおなじみの「むすんでひらいて」ですが、作曲したのは日本人ではありません。
ルソーなんです。
主にフランスで活躍した哲学者として覚えている方が多いですよね。
しかし、彼には作曲家としての一面もあったんです。
ちなみに、アメリカでは「ロディーおばさんに言っといで」というタイトルになります。
□演奏時間が世界一長い曲とは
ドイツ東武ハルバーシュタットにあるブキャルディ廃教会では、世界一長い曲の演奏が行われています。
その長さ、なんと639年分という長さ。
まさに驚きですよね。
演奏がスタートしたのは2001年なので、予定通りいけば2639年に演奏が終わることになります。
2639年はどんな未来になっているのでしょうか。
■まとめ
国際音楽の日についてご紹介させて頂きました。
日本だけではなく、世界各地でさまざまな音楽イベントのある日です。
イベントに参加するのも良し、好きな音楽を聞いてゆっくり過ごすのも良し。
素敵な音楽に触れて心を豊かにしたいですね。
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