「1月28日 衣類乾燥機の日」
■はじめに
その昔、全自動洗濯機が登場したときには、なんてカンタンなのかと思ったものですが、さらにその上を行く乾燥機能搭載機の出現は、ボタンひとつで洗濯から乾燥まで、何もしないうちに終わってしまうという、忙しい現代人への福音でもありました…って、ちょっと大げさですかね。
目 次
■衣類乾燥機の日とは
日本電機工業会が1994(平成6)年に、1月28日を「衣類乾燥機の日」と制定しました。
「衣類(1)ふん(2)わり(8)」という語呂合わせでこの日となったそうです。
それに、どうして8が「わり」なのかわかりませんが、「わ」を8としているのでしょうか。
統計上、1年で最も雨の降る日を選べば、その趣旨に合いそうなものだと思うんですけど。
■衣類乾燥機の日の意味と由来
たしかに衣類の乾燥機は便利で重宝します。
冬場は気温が低く、日照時間も短くて、なかなか乾きませんし、梅雨時の部屋干しは生乾き臭で閉口します。
また、花粉やダニ対策にも有効なんですね。
と言うことで、日本電機工業会が衣類乾燥機の宣伝と普及、販路拡張のために、この日を制定したというわけなんです。
■衣類乾燥機の日のイベント
日本電機工業会が制定した記念日は他にもたくさんあって、空気清浄機の日(1月19日)食器洗い乾燥機の日(2月22日)掃除機の日、生ごみ処理機の日(ともに5月30日)冷蔵庫の日(夏至)洗濯機の日(8月1日)オーブンレンジの日(10月1日)IHクッキングヒーターの日(11月1日)エアコン暖房の日(立冬)換気の日(11月9日)炊飯器の日(11月23日)と、ずいぶんありますね。
特定の製品の記念日に力をいれてイベントをするのも角が立つようで、まんべんなくやれば一年中イベントの準備に追われることになるためか、特にイベントと称するものはありませんが、たまにキャンペーンがあるようですね。
2018年はオーブンレンジ、冷蔵庫、換気扇の日のキャンペーンがあって、商品券とか高級肉が賞品だそうです。
■衣類乾燥機の日の雑学
▽衣類乾燥機の種類
縦型洗濯乾燥機は、従来の縦型の洗濯機に乾燥の機能が加えられたもので、洗濯槽に温風を送るタイプと、湿度を外に排出して乾燥させる2タイプがあります。
ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯槽に温風を送り込みながら湿気を外に逃がして乾燥させるもので、ドラム式のほうが電気代を低く抑えられるので、外干ししないで頻繁に乾燥機能を使うのであれば、ドラム式を選ぶべきでしょう。
洗濯機とは別に、乾燥機能だけというものもあるので、洗濯機を無理に買い替える必要もなく、設置場所に余裕があれば、これだけを買い足すのもいいと思います。
▽乾燥機のデメリット
外に干せばお金はかかりませんが、乾燥機には当然ながら電気代がかかります。
縦型洗濯乾燥機は1回あたり約60円、ドラム式は1回約15~50円と機種によって差があります。
それに、バスタオルのような大きなものを乾かすのには時間がかかってしまい、余計に電気代がかさみ、おまけにけっこうな騒音です。
もうひとつ気をつけたいのは、デリケートな生地やセーターなどは、しわになったり縮んだりするので、衣類についている洗濯表示を確認しましょう。
やっぱり、太陽の力が一番ですね。
▽油分とは相性が悪い
乾燥機の使用について、日本電機工業会からとても重要なお知らせがあるそうです。
油分の付着した衣類やタオルを乾燥した場合、自然発火して火災につながる恐れがあります。
通常の洗濯では油分が完全に落ちないことがあって、それが乾燥による熱風で酸化、発熱する場合があるので、油がついた衣類は絶対に乾燥機で乾燥しないでほしいとのことです。
やっぱり、弱点はあるものなんですね。
■まとめ
生活に欠かせない電化製品は、いくつもの工夫を重ねて、より便利に使いやすいように進化してきました。
これからも、あっと驚くような新機能を搭載したものが登場することでしょう。
それが楽しみでもありますが、不精に拍車がかかる心配もしています。
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