▪はじめに
皆さんはハグをしたことがありますか?
最近は日本でもハグが浸透してきていますが、やはり少し照れ臭かったりもしますよね。
ハグは、世界共通で信頼や愛情を表現するものの一つですから、照れずに出来るようになったら良いなと思ったりもします。
今回は、そんなハグにまつわる記念日や雑学などについてのお話です。
目 次
ハグの日とは
ハグの日は、毎年8月9日にあります。
ハグの日は、2007年(平成19年)広島県広島市の「ハグの会」によって制定された記念日です。
「89(ハグ)の会」は、「きっと、よくなる!」(本田健 著)という本に書かれている「大好きな人を抱きしめよう」という言葉に感銘を受けた人たちが2007年2月に結成されたものです。
▪意味
ハグの日には、「ハグで愛情・信頼・感謝を伝える」という意味があります。
また、8月9日は長崎に原爆が投下された日でもあり、大切な人とハグをして欲しいという願いも込められています。
▪由来
ハグの日が8月9日になったのは、「ハ(8)グ(9)」という語呂合わせが由来になっています。
▪イベント
ハグの日に因んだイベントは残念ながら見つけることができませんでした。
ハグの雑学
<ハグには健康に良いって本当?>
ハグは、愛情や信頼を伝える手段の1つですが、ハグをすることで様々な効果を得られるともいわれています。
パートナーや子供などの大切な人とハグをすると、脳内から「幸せホルモン」とよばれるドーパミン・セロトニン・オキシトシンなどが分泌されることが分かっています。
ドーパミンは「快感のホルモン」とも呼ばれ、分泌されると幸福感ややる気がアップします。
また、ドーパミンには免疫力アップさせる効果もあるとされています。
セロトニンやオキシトシンは「安心のホルモン」とも呼ばれ、不安やイライラを抑える効果があります。
セロトニンは夜になると睡眠を促すメラトニンというホルモンに変化してぐっすり眠ることができます。
ハグをするとこれらのホルモンが沢山分泌されるので、ほっこりとした安心感に包まれた幸せを感じることが出来るのです。
この安心感はストレスケアに効果的で、30秒ほどのハグで1日のストレスの約1/3が解消するといわれています。
ストレスを軽減させる効果は「ハグヒーリング」というストレス予防の治療法にもなっていて、この治療法を行う病院が増えてきていたり、アメリカでは「ハグ師」というプロの職業が人気だったりするそうです。
また、ハグをすると血圧が下がり心臓病のリスクも下がることが分かっています。
私も子供がまだ小さかった頃、毎日育児ストレスが溜まって心身ともにきつかった時期がありましたが、子供をハグすると不思議と心が落ち着いて子供が大好きっていう気持ちでいっぱいになっていたことを思い出しました。
疲れが溜まっている人こそ、大好きな人とハグすることをお勧めします!
<じつは犬はハグが苦手?>
犬を飼っている人は、飼い犬をハグすることがよくあると思います。
しかし、飼い犬の8割がじつはハグが苦手だといわれているのです。
犬は本来、自由に動くのが好きな生き物なので、ハグをされることで身動きが取れなくなり、とても不安になるのだそうです。
犬は不安だったり不快だったりすると、耳を後ろに向けたり、舌を出したり、震えたりします。
ハグをした時にこれらの様子が見られたら、無理強いせずに離してあげてください。
もちろん、ハグをされるのが大好きな犬もいますし、移動や病院に行った時などハグが必要な時もあると思いますが、犬の反応を見て無理せず、頭を撫でたりおやつをあげたりして安心感や大好きの気持ちを伝えるようにしましょう。
▪まとめ
私も子供が小さいうちはよくハグをしていましたが、大きくなるとなかなか照れ臭くてしなくなりました。
ハグは挨拶や愛情表現だけでなく、ストレスが軽減されたり免疫力がアップしたりと良いことも沢山あるので、ハグの日にはぜひ、大切な人をハグしてみてください!
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