カメムシといえば臭いを放つ虫で有名ですよね。
一度触ってしまうと、臭いが中々消えないので、嫌がる人もかなり多いと思います。
しかし、カメムシは触ったら中々臭いが消えないので、対策を知っていないとその場から退ける方法が思いつきにくいです。
さらに、カメムシは一度見かけると近くに大量に生息している可能性も十分にあるのですが、そのような場合は駆除を行う必要があります。
カメムシの駆除や対策をあまりご存じない方も多いので、実際にカメムシの駆除方法や対策方法を具体的にご紹介していきたいと思います。
目 次
カメムシの駆除
まず最初はカメムシの駆除方法についてです。
カメムシは一見臭いの部分が注目されがちですが、放置しておくと人の生活などに大きな影響を与えます。
特に家庭菜園や畑を持っている方、自宅で植物を育てている方などは危険で、大量発生すると植物の成長不良の原因になる場合や株が枯れてしまう原因になります。
カメムシは天敵が存在しないので繁殖しやすく、放置しておくと最悪の結果を招く可能性が十分あります。
そのため、駆除方法をぜひ知っておいて、一匹見かけるとできれば徹底的に探して駆除していくのがおすすめです。
具体的に駆除方法を挙げていきますので、ぜひご参考ください。
カメムシ駆除:業者編
まず最初にご紹介するのは業者の方法です。
業者は駆除の方法の中でも1番費用がかかるのですが、最も確実な駆除方法と言えます。
もちろんカメムシや蜘蛛、ゴキブリの駆除に特化した専門業者なども存在し、特におすすめなのが「中部カメムシ相談センター運営会社」です。
中部カメムシ相談センター運営会社は名前からもわかるように、カメムシ駆除に特化した業者なのですが、全国各地に営業所があるので、エキスパートを呼ぶのがおすすめです。
カメムシ駆除:ペットボトル編
次にご紹介するのはペットボトルでの駆除方法です。
ペットボトルの駆除では「ペットボトルキャッチャー」と呼ばれる装置を使うのがおすすめです。
ペットボトルキャッチャーと言ってもどのようなものか想像がつかないと思いますが、市販されている普通のペットボトルで作ることができます。
中央部分より口元寄りの部分をカッターで切り、口を反対にして底・本体の部分に指します。
形的に言うと、魚に対する罠などでよく見かける一度入ると返しがついていて逃げることができないような状態になります。
このペットボトルを使って割り箸などやスライドさせてカメムシを入れるだけでカメムシが自分の臭いで死にます。
完全に駆除したい場合はペットボトルの中に中性洗剤を少量入れるのがおすすめです。
カメムシ駆除:無農薬編
次はカメムシの駆除で無農薬の方法です。
カメムシを完全に無農薬で駆除したい場合は温度変化を利用するのがおすすめです。
というのも、カメムシは温度変化にかなり弱い生き物で、お湯などをかけると弱まるまたは、死にます。
熱湯などをかけると高確率で死ぬので、無農薬を貫きたい場合は熱湯などをかけるのが好ましいです。
カメムシ駆除:野菜編
次にご紹介するのは野菜編です。
途中でもすこし触れましたが、カメムシは野菜などを食べて育ちます。
そのため、野菜にとっても害虫なのですが、野菜を守りたい場合は野菜にかけておくといいベニカベジフルスプレーが存在します。
こちらは野菜だけでなく植物にも効果があるのですが、スプレーを掛けておくだけで害虫が寄らなくなります。
きつい農薬よりも優しい有機JAS適合タイプなので、あまり農薬を使いたくない方におすすめと言えます。
カメムシ駆除:農薬編
次にご紹介するのは農薬です。
カメムシ被害に悩む方は実は多く、カメムシに特攻の農薬が存在します。
カメムシも野菜につくものもいれば果樹につくもの、豆につくものと様々な種類が存在するのでその野菜や果樹に優しい農薬を選ぶようにしましょう。
カメムシ駆除:ベランダ編
次にご紹介するのはベランダにおすすめの駆除方法です。
こちらは駆除と言うよりも対策としておすすめなのですが、カメムシはミントなどのハーブ系を嫌う傾向があります。
そのため、洗濯物を干すベランダなどでハーブを植えて育てるだけで寄りつきにくくなります。
カメムシ駆除:洗剤編
次にご紹介するのは洗剤編です。
中性洗剤などはカメムシは苦手なのですが、洗濯物の洗剤にも注目するのがおすすめです。
というのも、洗濯用洗剤でも今では様々な香りがあると思いますが、セリ科系の香りが入っている場合はカメムシが好んでよってくる可能性があります。
逆に先程も触れたようにハーブ系の香りにするとカメムシが嫌がって近寄らなくなるので、洗剤を変えてみるのも効果がある可能性が高いです。
ちなみに、ハーブ系はハエやゴキブリも苦手とされているので、カメムシ以外にも効果期待できやすいです。
カメムシ駆除:市販編
次はカメムシ駆除でも市販されているものです。
カメムシは夏場になると多くなる傾向があるのですが、カメムシが出る季節になるとホームセンター等に行くのがおすすめです。
ホームセンターでは季節にあったものを事前に用意していることがほとんどで、カメムシの駆除剤や忌避剤を販売していることが多いです。
この市販されているカメムシ駆除剤でも効果的と言われているのですが、心配な場合は効果を店員に聞きながら購入するのがおすすめです。
カメムシ駆除:殺虫剤編
次にご紹介するのは殺虫剤編です。
これは先程ご紹介した市販の部分でも挙げたようにホームセンター等に行くと殺虫剤を販売していることが多いです。
カメムシは自分の匂いでも死んでしまうほどの虫なのですが、殺虫剤も効果的です。
カメムシ駆除:家の中編
次にご紹介するのは家の中での駆除方法です。
家の中で駆除する際におすすめなのが凍結スプレーです。
というのも、家の中で臭いを出されるのは嫌ですよね。
途中でもご紹介したように、カメムシは温度変化に弱い虫です。
そのため、凍結スプレーのような急激に体温を下げて殺すと臭いを放つ前に退治することができます。
カメムシが来ないように対策
カメムシの駆除方法についてご紹介しましたが、次はカメムシにおすすめの対策についてご紹介したいと思います。
対策を行うことによって事前にカメムシを寄ってこないようにすることができるので、ぜひご参考ください。
カメムシ対策:網戸編
まずご紹介するのは網戸編です。
カメムシは小さい隙間でも侵入して来やすいのですが、網戸には隙間テープなどを使用して侵入できないようにするのがおすすめです。
さらに、隙間テープだけでなく、結露防止テープなどもおすすめなので、網戸部分から侵入して来ないように対策を行うのがおすすめです。
カメムシ対策:部屋編
次にご紹介するのは部屋編です。
カメムシ対策としておすすめなのが、ハーブ系の植物を育てるのがおすすめです。
さらに、最近ではアロマグッズが多く販売されているので、ミント・レモングラスなどのハーブ系のアロマを使うと部屋に寄ってきづらいです。
カメムシ対策:畑編
次にご紹介するおすすめの対策は畑編です。
畑編でおすすめなのが防虫ネットや木酢液です。
こちらは物理的な対策になるのですが、しっかりと効果が出やすいので、畑を持っていてカメムシで悩んでいる方にはおすすめです。
カメムシ対策:窓編
次にご紹介するのは窓編です。
窓編も網戸と同様なのですが、できれば結露防止シートや防止テープなどを使用して隙間から侵入してこないようにするのが好ましいです。
さらに、窓際にミント系の植物を育てても効果が出やすいのでおすすめです。
カメムシ対策:ミント編
次にご紹介するのはミント編です。
ミントは途中でもご紹介しているように、カメムシの苦手な臭いを放つ植物でもあります。
さらに、カメムシだけでなく、ハエやゴキブリなどもこのミント系の匂いが苦手なので、多くの害虫に効果が出やすいと好評です。
カメムシ対策:マンション編
次にご紹介するのはマンション編です。
マンションなどの賃貸物件だと対策などが制限されることが多いですよね。
マンションでおすすめなのがやはり防虫ネットやハーブが挙げられます。
ベランダから侵入してくる場合はマンションのベランダを包むように防虫ネットを張り、対策を行うと侵入してきづらいです。
先程もご紹介した窓や網戸での対策にも使える隙間テープなどを合わせて使用すると更に効果が出やすいです。
カメムシ対策:スプレー編
次にご紹介するのはスプレーです。
スプレーは途中でもご紹介しましたが、温度変化系のスプレーや殺虫効果が強いスプレーを使うのが好ましいです。
スプレーは実際に現れた際の撃退アイテムとして使うのがおすすめなので、万が一に備えて常備しておくと対応しやすいです。
カメムシ対策:グッズ編
最近ではカメムシ対策におすすめのグッズなども多く登場しています。
農薬やスプレーなどもあるのですが、今はカメムシに効果的な置き型のグッズなども販売されています。
このようなグッズを使用するだけでも効果が期待できる可能性は充分あるので、まだ数匹見かける程度である場合はこの対策グッズを使うのがおすすめです。
カメムシ対策:玄関編
最後にご紹介するのは玄関編です。
玄関も外と中が繋がる時間が最も多い部分ですが、玄関にハーブを植えるのもおすすめです。
さらに、玄関の室内だとハーブ系のアロマグッズを置いておくと近づきにくいのでおすすめです。
「まとめ」カメムシをしっかりと撃退しよう!
今回はカメムシの駆除や対策についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
カメムシは臭いがきつい虫ですが、野菜などの食べ物にも影響を与える害虫でもあります。
そのため、しっかりとカメムシを撃退して寄せ付けないようにしましょう。