▪はじめに
日本では、現在のようなカレンダーが使われるようになる前は暦が使われていました。
昔のアメリカでも同じように季節をあらわす動物や風景などを取り入れた名前を満月に付けてカレンダー代わりにしていたそうです。
その中に「スタージョンムーン」という名前の満月があるのですが、あまり聞いたことがない人が多いかと思います。
そこで今回は、スタージョンムーンについて詳しくご紹介していきましょう。
目 次
スタージョンムーン2024年はいつ見られる
2024年のスタージョンムーンは8月20日(木)でピークが3時26分になります。
スタージョンムーンとは
スタージョンムーンとは、「8月の満月」のことを指します。
スタージョンムーンという呼び方はかつてのネイティブアメリカンが1年に12回やってくる満月に季節に合った名前を付けたもので、農作業の指標にしていたといわれています。
スタージョンムーンの名前の意味や由来は
スタージョンムーンは日本語で「チョウザメ月」といいます。
スタージョンムーという名前は、北アメリカの部族が毎年8月になると北米五大湖でよく獲られていたチョウザメが成熟期を迎え漁の最盛期であったことに由来しています。
また、ネイティブアメリカンはチョウザメを魚の王様と考えていたので、満月に付ける名前として相応しい魚だったのかもしれませんね。
スタージョンムーンを英語でどう書く
スタージョンムーンは英語で「Sturgeon Moon(チョウザメ月)」と書きます。
また、8月に夏の霧で月が赤みを帯びることから「Red Moon:レッドムーン(赤い月)」とも呼ばれていました。
英語圏ではその他にも、「Green Corn Moon:グリーンコーンムーン(青トウモロコシ月)」「Grain Moon:グレインムーン(穀物月)」「Fruit Moon:フルーツムーン(果物月)」「Dog Day’s Moon:ドッグデイズムーン(盛夏月)」「Women’s Moon:ウーマンズムーン(女性の月)」「Dispute Moon:ディスピュートムーン(論争月)」「Lightening Moon:ライトニングムーン(稲妻月)」などという名前で呼ばれています。
スタージョンムーンの周期
スタージョンムーンは、毎年8月にやってきますが、決まった日ではありません。
8月の満月になるので、その年によって異なる日になります。
スタージョンムーンを見ると願い事がかなう?
スタージョンムーンには「自由」「個性」「自立」「友情」「平和」「オリジナリティ」「ネットワーク」などのキーワードがあり、これらにまつわる願い事が叶うとされています。
ですから、新しいビジネスで成功したい人や個性を伸ばしたい人、友好関係を広めたり深めたりしたい人などにスタージョンムーンを見ることをおすすめします。
また、人間関係悩んでいたり制限された場所から解放されたいと思っていたりする人はスタージョンムーンを見ることで良い方向に向かうきっかけになるかもしれません。
これらの悩みを改善するおまじないとして、解放したいものや悩み事を紙に書きスタージョンムーンに願ったら紙を見返さずに破り捨てるという方法があります。
そのほか、満月は恋愛運や金運をアップするといわれています。
恋愛運アップを願う人は満月の写真を携帯電話やパソコンの待ち受けに、金運アップを願う人は満月に向かって空っぽの財布を3回フリフリするおまじないがおすすめです。
▪まとめ
スタージョンムーン(チョウザメ月)は、8月に見られます。
スタージョンムーンはネイティブアメリカンが8月の満月に付けた名前です。
8月の満月が出る時期はチョウザメ漁の最盛期であったことに由来してこの名前が付けられたとされています。
また、スタージョンムーンを見ると「自由」「個性」「友情」「オリジナリティ」「ネットワーク」などのキーワードにまつわる願いが叶ったり、恋愛運や金運がアップするといわれています。
8月の夜はぜひスタージョンムーンを堪能してみてください!
他の月にも様々な呼び方があり、神秘的ですので、こちらもどうぞ。