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五平もち記念日とはいつ?意味や由来は。健康的な郷土料理

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「4月17日  五平もち記念日」

■はじめに

大ヒットアニメ「君の名は。」で司と奥寺先輩が食べていたのが「五平もち」です……って、観てない人には何のことだかわかりませんね。

 

五平もち記念日とは

4月17日は「五平もち記念日」です。

「五平もち」は長野県の木曽・伊那地方、飯田・下伊那地方のソウルフードで、お隣の岐阜、愛知、静岡、山梨県でも広く食べられているそうです。

 

日付は聞けばなるほどと思いますが、下伊那のちょっと字余りの語呂合わせ。

4(シモ)1(イ)7(ナ)→4月17日と相成りますね。

「飯田・下伊那の日 五平もち記念日」と呼ぶ人もいます。

だれが、いつ「五平もち記念日」と言い出したのかはハッキリしません。

 

■五平もち記念日の意味と由来

「五平もち」はいわゆる「お餅」ではなくて、炊いたうるち米、つまり普通のごはんをつぶしてお餅のようにし、棒や板状のものに平たく貼り付けて焼き上げます。

形はわらじ型をはじめ小判型、串団子のようにいくつか連なっているものなど様々です。

味付けのタレはくるみやゴマ、ピーナツなどをすり鉢でよくすってから、赤みそ、砂糖、酒を加えて再びすって、しょうがを入れ、鍋に移して弱火で加熱しながら、またまた練り込む面倒な手順です。

このタレを塗ったもちをきつね色になるまでこんがりと焼き、お好み次第でタレを追加して、気が済むまで焼くと「五平もち」の出来上がりです。

 

では、なぜ「五平もち」という名がついたかと言うと、江戸時代の中ごろ、木曽・伊那の「五兵衛」なる木こりが、つぶしたご飯に味噌を塗り、焼いて食べたことが始まりと言われています。

「五平もち」にはもうひとつ発祥説があって、わらじ型が神道の祭祀で使う「御幣」に似ているからだというもので、そのため「御幣もち」と書かれることもあるそうです。

 

■五平もち記念日のイベント

郷土料理なので、いまさら地元でイベントを開催しても意味がありませんね。

知名度を高めて販路を拡張するには都会でアピールする必要もありますが、それもなかなか難しいようですね。

 

五平もち記念日の雑学

▽「五平もち」は健康食品

「五平もち」は思いのほか健康にいいそうで、タレにその秘密(大げさ!)があるんですね。

まず、ゴマには女性ホルモンであるエストロゲンと同じ働きをする「ゴマリグナン」が含まれているので、更年期障害、骨粗鬆症、生理不順などの予防、改善に効果があります。

また、セサミンはこの「ゴマリグナン」の中の成分のひとつなので、老化予防も期待できるというものです。

さらに、くるみには動脈硬化や骨粗鬆症を予防する不飽和脂肪酸が含まれているほか、アンチエイジングで知られるポリフェノール、メラトニン、ビタミンEも豊富です。

 

▽NHK朝ドラが「五平もち」をアシスト

2018年のNHK朝ドラ「半分、青い。」で、岐阜県の郷土料理である「五平もち」を「真実の食べ物」と絶賛するシーンがあり、これがきっかけで主人公が漫画家に弟子入りすることになったので、かなりインパクトのあるエピソードでした。

これで一躍「五平もち」が全国に知られることとなり、地元や高速道路のサービスエリアの店舗では、売り上げが前年の4~9倍を記録したそうです。

朝ドラ効果は抜群で、「まっさん」のせいでウイスキーが品薄、高騰するなど、困った現象も起きていますが、こうした郷土料理が広く知られることで、新しい味を楽しむ機会が増えるというものですね。

今では、たくさんの通販サイトが「五平もち」を扱うようになりました。

 

■最後に

地元では昔から名の知れた「五平もち」ですが、ここでも伝統の風化が進んでいて、「五平もち」を知らない若い人や子育て中のママさん世代が増えているそうです。

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