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リバス戦勝記念日とはいつ?意味や由来、イベントは

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▪はじめに

リバス戦勝記念日は中米コスタリカの祝日になっている記念日です。

今回は、日本人には馴染みのないこの記念日のことを歴史的背景や関わりのある人物などとあわせて詳しく紹介していきます。

 

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リバス戦勝記念日とは

リバス戦勝記念日は、毎年4月11日にあります。

この記念日は、1856年の4月11日に第二次リバスの戦いでコスタリカ軍がニカラグア軍に勝利したことに因んで制定されたものです。

 

また、コスタリカでは第二次リバスの戦いで自らの命を落とし、コスタリカ軍の勝利のきっかけとなり現在でも英雄として讃えられているフアン・サンタマリアに因んで、この日を「フアン・サンタマリアの日」とも呼んでいます。

 

▪意味

リバス戦勝記念日には、1856年のこの日にコスタリア軍がニカラグア軍に勝利し、コスタリアの独立を保ったことと、この戦いでの英雄フアン・サンタマリアをたたえ、記念するという意味があります。

 

▪由来

リバス戦勝記念日は、1856年4月11日に第二次リバスの戦いでコスタリア軍が勝利したことに由来して制定された記念日です。

 

▪イベント

毎年4月11日のリバス戦勝記念日には、コスタリカ全土でパレードやダンス、コンサートなどのイベントが開催されています。

とくに、英雄フアン・サンタマリアの出身地であるアラフエラでは大きなフェスティバルが行われています。

 

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リバス戦勝記念日の雑学

<リバスの戦いとは>

リバスの戦いとは、1856年に起こったコスタリア軍とニカラグア軍との戦争のことです。

この戦争でニカラグア軍を率いていたのは、アメリカ人のウイリアム・ウォーカーでした。

 

ニカラグアはかつてスペインの植民地でしたが、アメリカとの戦争でスペインが敗北したことによりスペインの植民地であったそのほかの4国(グアマテラ・コスタリカ・ホンジュラス・エルサルバドル)と共に1823年に中央アメリカ連邦共和国として独立しました。

しかし、中央アメリカ連邦共和国は設立直後から自由主義派と保守主義派に分かれて内戦が続き、1838年のグアテマラの戦いで自由主義派の政府軍が敗北したことで崩壊してしまいます。

崩壊後は各国とも独立しましたが、独立後もニカラグア国内は保守党と自由党による対立は断続的に続き、この戦いを終結させるために自由党はアメリカ南部人のウイリアム・ウォーカーに援軍を求めました。

 

当時のウォーカーは、ババ・カリフォルニアを占領し大統領にまでなっており、またほかの軍と違って厳しい規律のもと略奪行為なども一切行わなかったので自由主義派の英雄とたたえられていました。

ウォーカー軍は、ニカラグアの保守党に勝利しニカラグアでも英雄としてたたえられ実権を握っていきます。

 

そしてついに1856年にニカラグアの大統領になったウォーカーは、生まれ故郷のアメリカ南部の制度を取り入れ、当時ニカラグアでは廃止になっていた黒人奴隷制を復活させたりアメリカ人が土地を所有しやすくなる法律を作ったり、英語を公用語にしたりと独裁的な政治を始め、ニカラグアの南にあるコスタリカにも侵攻しました。

そんなウォーカーに危機感を感じた近隣の国はコスタリカに軍を集結させ、ウォーカーを敵対視するイギリスやヴァンダービルト財閥(当時のアメリカの鉄道王)の支援を受けてニカラグアの都市リバスでウォーカー率いるニカラグア軍を迎え撃ちます。

 

そして1856年4月11日にコスタリア軍が勝利し、コスタリカは独立を守ったのです。

このウォーカーとの戦いは、コスタリカを守った重要なものとしてコスタリカでは「国民戦争」と呼び、現在でも勝利した日を国民の祝日としています。

 

因みにリバスの戦いで負けたウォーカーはアメリカ本国に帰国しますが、アメリカでは英雄として扱われます。

しかし、自分の国を持ちたいという野望を持っていたウォーカーは、1860年にホンジュラに上陸しますが、ホンジュラス国民からもアメリカ本土からも協力が得られず、イギリス軍にとらえられた後、ホンジュラス軍に引き渡され36歳で処刑されてしまいました。

 

<コスタリカの英雄フアン・サンタマリア>

ウイリアム・ウォーカーと率いるニカラグア軍と戦った第二次リバスの戦いで、命をかけて祖国を守ったフアン・サンタマリアという名の青年兵がいました。

フアン・サンタマリアは、アラフエラという町で生れ、母親と2人で貧しい生活を送っていました。

青年となったフアン・サンタマリアは、コスタリカ軍の音楽隊にドラムボーイとして入隊し、第二次リバスの戦いに参加しました。

この戦いは熾烈を極め、コスタリカ軍の将軍は敵軍の宿泊場所へ火を放つ作戦を言い渡します。

多くの兵が失敗するほど無謀とも思われた作戦でしたが、フアン・サンタマリアがついに火を放つことに成功したのです。

しかし、フアン・サンタマリアはこの作戦を遂行させるために命を落としてしまいました。

彼が命をかけて成し遂げたことで戦況が変わり、コスタリカ軍がニカラグア軍に勝利しました。

 

フアン・サンタマリアはコスタリカの英雄としてたたえられ、現在でもコスタリカの空港や博物館、公園などに彼の名前が使われたり、サンホセ市内に彼が松明と銃を持って身をかがめながら歩いている様子を表した銅像が建てられたりしています。

また、彼が命を落とした4月11日は「リバス戦勝記念日」であるとともに「フアン・サンタマリアの日」として彼をたたえるイベントが行われています。

 

▪まとめ

リバスの戦いは、私たち日本人にはあまり知られていない戦争ですが、コスタリカにとっては歴史に残る重要なものです。

コスタリカでは、「リバス戦勝記念日」というよりも「フアン・サンタマリア記念日」として浸透しているようで、テレビなどで再現ドラマなどが流れたりするようです。

また、ウイリアム・ウォーカーの生涯を描いた映画「ウォーカー」(1987年・アメリカ)があるので、リバス戦勝記念日には、両方の視点からコスタリカの歴史について調べてみてはいかがでしょうか。

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