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氷の日とはいつ?意味や由来、イベントは。江戸時代には貴重な氷

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■はじめに

皆さんは、夏と言えば何を思い浮かべますか?

夏と言ったら、「海」と答える方も多いとは思いますが、やっぱり暑い夏といったら「かき氷を食べる」ことのほうが多いのではないでしょうか?

かき氷は名前の通り、氷からできていますので、夏には最適です。

なにしろ夏はとにかく暑く、冷たいものを食べたいという欲求も強いですが、アイスや氷は熱に弱く、すぐに溶けてしまいます。

その氷が記念日になっていたことをしっていますか?

今回は「氷の日」についてご紹介していきます。

 

■氷の日とは

氷の日は、日本冷凍倉庫協会という団体が6月1日に制定しました。

日本冷凍倉庫協会は、詳しくはあまり知られていないようですが、似た団体名が存在しました。

それは、一般社団法人 日本冷蔵倉庫協会という団体です。

なぜ、氷の日を制定したことがその団体か分かったかというと、日本記念日協会などで調べて出てきたからです。

 

■由来について

氷の日の由来となったのは、江戸時代にありました。

旧暦の6月1日に、将軍家に加賀藩が氷を献上したことで「氷室の日」として祝う行いが、氷の日が6月1日になった由来です。

北極には氷河があったり、氷をつくってそれを溶かさずに冷やすことは、決して昔の人からしたら簡単な事ではありません。

江戸時代から扱われていたと考えると、昔の人が賢いということがよく伝わります。

 

■意味について

氷の日の意味として、6月1日には庶民の間で「氷の朔日」というものがあります。

それは、正月のお餅を氷餅にして保存しておき、そのお餅を6月の1日に食べるという習慣です。

「氷の朔日」とは、旧暦の6月1日に氷を貯蔵すること、氷室を開いた日のことです。

 

■氷の日のイベントは?

氷の日のイベントは、調べてみましたが特になかったのですが、「氷室開き」というイベントはありました。

それはどういったイベントなのかというと、氷室小屋と言われる場所で仏事の後に、切出された雪氷を藥師寺へ奉納するというイベントです。

 

その他には、新潟県で行われる「雪と氷のまつり」など、氷のみでのイベントは少なく、冬に沿って雪と氷を混合させたり、雪のまつりなど、探してみた中では氷の日といえばこれ、といったイベントは特にありませんでした。

かき氷や、氷で作るアートなどを取り入れたイベントができたら、地域としても繁盛しそうですね。

 

■雑学について

氷の雑学をご紹介します。

溶けにくい氷を作る方法についてです。

これは、食べ物の雑学としても知られているので、もしかしたら知ってる人はいるかもしれませんが、初めての人用にお教えします。

冷蔵庫の氷などは、溶けやすい氷になります。

冷蔵庫で作られた氷は外側は透明ですが、内側は白くなっていて、透き通っていないことがはっきりお分かりいただけると思います。

どのようにして溶けにくい氷を作るのか、それは水を沸騰させてから、冷まして冷凍庫に入れることです。

沸騰させることで、水分中にあった空気がなくなり、不要物も除去されます。

自宅で、気軽に誰でもできることなので、便利ですね。

 

■まとめ

氷は、江戸時代から大切に扱われていたんだという事がわかりました。

当たり前のようにある氷ですが、ただ氷を作ればいいのではなく、きちんと氷にも溶けにくい氷と、溶けやすい氷があり、一工夫するだけでも溶けやすさが変わるんだなと、日本の技術といい、頭脳レベルの高さには感心しますよね。

新潟や北海道は、雪の量やイベントとしても有名なものがあるので、ぜひ一度いってみてはどうでしょうか。

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