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ビートルズ記念日とはいつ?意味や由来、イベント。日本への初来日!

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「6月29日  ビートルズ記念日」

■はじめに

眉をひそめる親たち、テレビで憤慨する老齢評論家。

そんな大人たちを尻目に、日本中が沸き返ったビートルズの来日初公演は、筆者の若き日の思い出の一コマです。

 

■ビートルズ記念日とは

当時、人気絶頂だったビートルズの初来日は1966(昭和41)年6月29日、JALのハッピを羽織った4人が羽田に降り立つ白黒映像を知らない人はいないだろうと思います。

ビートルズの楽曲を手掛けていたEMIミュージック・ジャパンが、この日を記念して「ビートルズ記念日」に制定しました。

 

■ビートルズ記念日の意味と由来

ビートルズのコンサートツアーは1966年8月のサンフランシスコ公演を最後に終了し、以後、レコーディング・アーティストとして活動することになるため、4人そろっての来日は、これが最初で最後となりました。

ビートルズの日本公演は、翌日から3日間5公演が日本武道館で行われました。

 

しかし、今でこそ武道館のライブコンサートは当たり前ですが、当時は「長髪の不良グループまがいの外国人」に神聖な武道館を貸して、ギャーギャー大騒ぎするのはケシカランというアタマの固い人たちも多く、武道館側も拒否していましたが、映像権を手にした日本テレビやイギリスからの「強い要望」により、やっと許可が下りました。

 

日本テレビのビートルズ特別番組は、関東で59.8%という視聴率を記録したと言います。

 

■ビートルズ記念日のイベント

ビートルズくらいになれば、ことさら初来日の記念日を前面に出してアピールする必要もなく、それに年中どこかしらでビートルズを冠にしたイベントが、大小それぞれ開催されています。

2018年はビートルズ自身のレーベル第1弾の「ホワイト・アルバム」発売50周年ということで、業界、ライブハウス、ファンともども大変に盛り上がっていましたが、こうやって何周年って言い出したらキリがありません。

 

本来、記念日のイベントを仕切るはずのEMIミュージック・ジャパンは2013年に解散しています。

ちょっとそれますが、解散時には宇多田ヒカル、坂本冬美、椎名林檎、松任谷由実、由紀さおりなど、かなりのアーティストが所属していたのに一体どうしたのか、今でも不思議に思っています。

 

■ビートルズ記念日の雑学

 

▽コンサート史上初の厳重警備

ビートルズ来日公演は相当な混乱が予想され、日本の名誉がかかった警備態勢となりました。

到着時の羽田にファンは500人程度しかいなくて混乱しなかったのは、台風の影響で飛行機が遅れて、到着が29日の未明にずれ込んだからで、台風がなければ記念日は28日になっていました。

 

これは有名な話ですが、武道館を下見に来た警備責任者が、居合わせた女子中学生から「足の1本くらい折れてもかまわないから、ステージに飛び乗って…」という話を聞き、より一層、警備に危機感を覚えたといいます。

この結果、入国審査は機内、移動ルート全てに警官配置、首都高閉鎖といった厳重警備が敷かれ、ビートルズも箱根をキャンセル、ホテルからの外出禁止となり、会場も観客8500人に対し警官1700人というものものしさでした。

当然、過剰警備といった不満も出ましたが、次のフィリピン公演ではビートルズが空港で取り囲まれて離陸できない混乱も起き、この警備は警視庁の面目躍如といったところでした。

 

▽不開示35分間映像

公演、ホテル、空港でのビートルズを警視庁警備部が撮影した映像の全面開示を、名古屋のNPO法人が求めていた裁判の控訴審判決で、2018年、東京高裁は「一部を不開示とした判断に違法な点はない」として、控訴棄却としました。

警視庁が2015年に映像を公開していましたが、「個人が特定できる」映像の35分間の部分は不開示だったので、NPOは「歴史的な研究対象となる記録」として訴えていました。

警察関係者以外にこの不開示映像を見た人の「守秘義務がある」という発言が、「映ってはいけない人が…」なんて余計な憶測も呼んでいます。

たしかに見たい気持ちにはなりますが、「歴史的な研究対象となる記録」とは少し苦しい訴状です。

 

■まとめ

ビートルズ解散後も、ソロコンサートで6回来日しているポール・マッカートニーも70歳代半ばになっています。

ビートルズは筆者の世代にとっては遠い記憶ですが、若い世代には「伝説のロック・バンド」として映っているのでしょうか。

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