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浅草仲見世記念日とはいつ?意味や由来、イベントに歳の市

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■はじめに

肌寒さが増す11月から、12月に入るといよいよ本格的な冬を意識するシーズンになります。

年末年始に向けて慌ただしく過ごされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな12月の下旬には、日本の観光名所として知られる浅草仲見世記念日です。

 

浅草仲見世記念日とは

浅草仲見世記念日は毎年12月27日にあります。

浅草仲見世記念日が制定されたのは、1885年(明治18年)のこと。

東京・浅草の「仲見世」が新装開業しました。

浅草仲見世とは、浅草の雷門から浅草寺へと続く参道の両脇に位置する商店街で、日本で最も古い商店街の一つとされています。

 

■意味

浅草仲見世記念日は、浅草仲見世に対して興味を関心を持ってもらいたいという意味合いがあります。

135年前に新装開店してからも、今現在もなお、たくさんの観光客で賑わっています。

例えば季節によって様々な行事も執り行われています。

 

■由来

1885年12月27日に、浅草仲見世が新装開店しました。

当時の煉瓦(れんが)造りの新店舗は、東側に82軒、西側に57軒の合計139軒だったのだそうです。

このことから、浅草仲見世記念日は12月27日に制定されました。

 

■イベント

毎年、浅草仲見世にて【歳の市】が行われています。

これは、12月17日〜19日にかけて、正月の縁起物として知られる羽子板が売られる、別名「羽子板市」が開催さるというもの。

また、12月18日は「納めの観音ご縁日」とされ、年の暮れの特別な縁日として人々に親しまれています。

浅草の年の瀬の風物詩として親しまれている縁日で、その年最後の市場となります。

 

日用品や正月用品に加え、羽子板も販売され人目を引くようになったことから、羽子板市と呼ばれるようになったのだそうです。

定番の歌舞伎の絵柄から、人気タレントや話社会風刺などを題材にした羽子板まで、多彩な作品が販売されているとのこと。

 

他にも、浅草仲見世では年間通して様々な催し物が行われています。

また、企画展やトークイベントなどが行われることもあります。

お出掛けの際にはぜひチェックしてみてくださいね。

 

浅草仲見世の雑学

浅草仲見世記念日にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□浅草仲見世の始まり

浅草仲見世は日本で最も古い商店街の一つです。

徳川家康が江戸幕府を開いてから江戸の人口が増え、浅草寺への参拝客も一層賑わいました。

それにつれ、浅草寺境内の掃除の賦役を課せられていた近くの人々に対して、境内や参道上に出店営業の特権が与えられました。

これが仲見世の始まりで元禄、享保の頃といわれています。

 

江戸時代には、伝法院から仁王門寄りの店は役店(やくだな)と呼ばれ、20件の水茶屋が並び、雷門寄りは平店(ひらみせ)と呼ばれ、菓子、玩具、みやげ品などを売っており、次第に店も増えて日本でも一番形の整った門前町へ発展していきました。

明治維新の政変により、寺社の所領が政府に没収されたことで、浅草寺の境内も東京府の管轄となったのですが、政府は新しく東京に5公園を作り公園法を制定し、以前からの全ての特権が仲見世から取り上げられました。

 

1885年5月、東京府から仲見世全店の取り払いが命じられ、泣く泣く退店した後、煉瓦造りの洋風豊かな新店舗が同年12月に完成しました。

これが、浅草仲見世記念日となった近代仲見世の誕生となります。

 

□現在の浅草仲見世

関東大震災による壊滅や、戦災での焼失などもありましたが、仲見世の人々の努力によりいちはやく復興し、その後も改修工事などが重ねられてきました。

今の浅草仲見世には東側に54店、西側に35店、合計89店の店舗があります。

また、長さは約250メートルで、美しい統一電飾看板と四季折々の装飾が石畳に映えています。

雷門をくぐった海外からの観光客の方々などは、みごとな日本的情緒に感銘を受けているのだそうですよ。

 

■まとめ

浅草仲見世記念日についてご紹介させて頂きました。

常に観光客などが途絶えず名所として賑わっている浅草仲見世。

135年も前に新装開店し、現在まで続いていることも、それ以前からの歴史があることにも驚きですよね。

毎年12月27日浅草仲見世記念日には、浅草仲見世へ出掛けてみたり、関連イベントをチェックしてみるのがおすすめです。

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