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エッフェル塔の日とはいつ?意味や由来。フランス・パリの顔の落成式

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「3月31日  エッフェル塔の日」

■はじめに

エッフェル塔はパリのセーヌ河畔、シャンドマルス広場にある鉄塔で、フランスと聞けば、まずエッフェル塔を思い浮かべる人が多いだろうと思います。

ルーブル美術館、ワインという声も聞こえますが、子どものころから知っているエッフェル塔を支持したいですね。

 

エッフェル塔の日とは

フランス革命100周年の記念事業として、パリ万国博覧会が開催されることになり、その象徴として建設されたのがエッフェル塔で、2年2か月という短期間で完成し、1889(明治22)年3月31日に落成式が行われ、5月6日の万博開幕日に開業しています。

落成式の日をもって「エッフェル塔の日」としていますね。

 

■エッフェル塔の日の意味と由来

エッフェル塔の高さは300.65mでしたが、1959年にラジオアンテナが設置されたことで現在は320mになっています。

当時、世界最大の建造物であった高さ161mのアメリカ・ワシントン記念塔を抜き、世界一の高さを記録しましたが、その後は東京タワー(333m)、東京スカイツリー(634m)、上海タワー(632m)、ドバイのブルジュ・ハリファ(828m)など、より高い建造物が出現しました。

しかし、知名度はやはりエッフェル塔が抜きん出ています。

 

ちなみに、2020年にはサウジアラビアのジッダタワーが完成予定で、地上668mの展望台がお目見えします。エッフェル塔の展望台は276m、東京スカイツリー450mですから、とんでもない高さからの眺望になりますね。しかし、海と砂漠しか見えないかも…。

 

では、エッフェル塔に入ってみましょう。

最初に地上の窓口で入場券を買うのはどこでも同じですが、どこまで昇るか、エレベーターか階段か、また年齢によって料金が違います。

 

エッフェル塔の1階は階段なら360段の地上57mにあり、ここにはレストランや土産物屋、計700段昇った2階は115mで、階段で上がれるのはここまで。ここにもレストランがあって、地上から直通専用エレベーターがありますが、当然、お値段もお高いですね。

その先はエレベーターで一気に276mの展望台「サミット」へ。スカイツリーと違って、外に出られて爽快ですが、天気次第ではそれどころじゃなくなるので、パリ旅行が決まったら日頃の行いに気をつけましょう。

 

さて、気になる料金ですが、日本と違って、成人、青年(12~24歳)、子ども(4~11歳)、幼児(4歳未満)の4段階になっています。体の大きさで区分しているんでしょうか。

年齢よりこっちのほうが理に適っていると思いますね。

 

一番上まで行くには成人で25.50ユーロ、青年12.70ユーロ、子ども6.40ユーロで、階段で2階の展望台に行くだけなら、それぞれ10.20、5.10、2.50で済みます。

幼児はすべて無料です。

1ユーロ125円としてサミットに上がる大人料金は約3200円となります。

パリまで行って、この値段を高いと思う人はいないでしょう。

 

■エッフェル塔の日のイベント

ふだんからエレベーターは長蛇の列ですから、イベントなんかやろうものなら収拾がつかないので、はい、ありません。

しかし、タワーにはライトアップといった手があるので、2018年9月には、日仏交流160年を記念し、エッフェル塔が日の丸色に染まり、東京スカイツリーはトリコロールに輝きました。

 

エッフェル塔の日の雑学

▽エレベーター

エッフェル塔の写真を見ると2階までは曲線で、真っ直ぐ上に向かうエレベーターシャフトが見当たりません。

どうやら2階までのエレベーターは斜めに上がって行くため、2階で乗り換えが必要なんですね。いまごろ納得しました。

 

▽ギュスターヴ・エッフェル(1832~1923)

どこの誰だかは知られていないものの、エッフェル塔を設計したことで、エッフェルは歴史に名を残すことになりました。

設計・建設会社の社長であったエッフェルはエッフェル塔以前に、アメリカの自由の女神の設計もしています。

 

エッフェル塔は当初、スペイン・バルセロナに建設する予定の塔でしたが実現しなかったため、万博記念建設コンテストにこの設計で応募した経緯があります。

もし、バルセロナに建ったとしたら「エッフェル塔」の名がついたでしょうか。

 

▽鉄の貴婦人

今でこそエッフェル塔は「鉄の貴婦人」なんて呼ばれますが、当時は石造り建築が芸術の時代でしたから、醜悪な建物として非難や抗議が殺到したそうです。

エッフェル塔は1万8000もの錬鉄でできていますが、錬鉄は溶接できないので、工場で部品を製作、現場で組み立てるプレハブ工法が考案されました。

250万個ものリベットで精緻に固定しており「鉄のレース細工」とも呼ばれたそうです。

 

■まとめ

エッフェル塔は万博終了後に取り壊される予定でしたが、あまりの人気で方針変更し、今もフランス一の観光名所として君臨しています。

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