■はじめに
まだ春の余韻が抜けきれない4月から、5月に入るといよいよ本格的な初夏を意識するシーズンになります。
これから健康などを考えて、運動したりお出掛けしたりとアクティブに過ごしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そんな4月の下旬には、私達の人生の一区切りとなる世代、シニアの日があります。
目 次
シニアの日とは
シニアの日は毎年4月28日にあります。
情報サイト「シニア・ナビ」の運営をしている株式会社ZENによって制定されました。
シニア・ナビはアンケートサービスやイベント情報などを掲載しているのですが、他にもシニア世代向けのコミュニティサイトがたくさんありました。
インターネットを使うシニア世代は、以前は少数派でしたが現在は趣味として利用している方も多くいらっしゃるのだそうですよ。
関連記念日として作詞作曲家、プロデューサーとしても知られる中村泰士氏が制定した「シニアーズデイ」があります。
シニア世代に共感してもらえる音楽やメッセージを発信する日にしたいとのことで、同日に制定されました。
■意味
シニアの日は、シニア世代を元気に、健康に、アクティブにしたいという意味合いがあります。
そして、シニアの方達の知識や経験から世の中のサービスに役立てたいという思いがあります。
シニア世代向けのサークルやイベントが開催されていて、インターネットでの情報も充実してきています。
■由来
4月28日は、「シ(4)ニ(2)ア(8)」と読むことができます。
この語呂合わせから、シニアの日は4月28日に制定されました。
■イベント
2014年から、愛知県豊橋市にて【アクティブ・シニア・フェスティバル】が行われています。
5周年を迎える2018年も12月2日に豊橋市総合体育館にて行われ、ステージイベントやたくさんの出店、コマ回し大会や昭和の遊び体験などで盛り上がりました。
シニアだけでなくジュニアからも楽しめる、家族で参加可能な地元を上げてのイベントとなっています。
他にも、シニア向けのイベントが全国各地で開かれていますので、お近くの情報などをぜひチェックしてみてくださいね。
シニアの雑学
シニアの日にちなんだ雑学をご紹介します。
□シニアとは!?
シニアとはいったい何歳からなのか、思い付く人はいないのではないでしょうか。
それもそのはず、シニアの年齢についてはっきりとした定義があるわけではないのです。
飛行機のシニア割対象はANAは65歳以上、スカイマークは60歳以上となっており、東京ディズニーリゾートのシニアパスポートは65歳以上、運転免許のシニア運転者講習は70歳からが対象といったように60歳以上の認識が強いように思います。
ただ、イオングループの電子マネーカード「G.G WAON」は、55歳以上が対象となっているなど50代~を対象とする場合もあります。
シニア(senior)のそもそもの意味は「年長者、高齢者、上級生、上級者」となっていて、対義語は「ジュニア」になります。
□シニアとシルバーの違い
シニアと似ている表現としてシルバーがあります。
シルバーもまた、明確な年齢などの定義があるわけではありませんが、電車のシルバーシートが語源となっています。
1973年(昭和48年)9月15日(当時の敬老の日)から国鉄により、高齢者を対象としたシルバーシートが導入されたことに始まります。
当時、大量の座席シートを替えるための予算がなかった国鉄は、在庫を探している中でシルバーグレーの予備布地を見つけ、これを利用することにしました。
もし在庫の色が違ったら、シルバー以外の色が認知されていたかもしません。
シニアもシルバーも高齢者世代を表す言葉ですが、その由来に違いがあったんですね。
■まとめ
シニアの日についてご紹介させて頂きました。
日本は65歳以上の高齢者が2013年から25%を越え、今では3割近くを占める時代になってきました。
介護や医療、働き方についていろいろな意見があり見直しもされつつありますが、若い世代もいづれ通る道、シニア世代も自分らしく元気に過ごしてほしいですよね。
毎年4月28日シニアの日には、イベントをチェックしてお出掛けしてみたり、人生の先輩であるシニアに感謝の気持ちで過ごしてみるはいかがでしょうか。
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