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交通信号設置記念日とはいつ?意味や由来。今とは違う信号の文字も

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■はじめに

車を運転するときや道路を横断するときになくてはならないものが信号機ですよね。

信号のルールを皆がきちんと守ることで安心で安全な交通が守られており、もし信号機がなければたちまち大事故につながりかねません。

今回は私たちの生活で重要な役割を持つ信号にちなんだ記念日をご紹介します。

 

交通信号設置記念日とは

「交通信号設置記念日」とは毎年8月20日に制定されています。

 

■意味と由来

1931年(昭和6年)8月20日に銀座の尾張町交差点・京橋交差点など34箇所に、3色灯の自動信号機が設置されたことに由来して「交通信号設置記念日」は定められました。

警視庁のホームページによると、日本で初めての自動交通信号機は1930年(昭和5年)3月に東京の日比谷交差点に設置された米国式のもので、灯器を交差点の中央に設置する中央柱式でした。

 

当時は電車以外の通行者は色灯による交通信号を理解できず従わなかったそうです。

それもそのはず大正半ばから昭和初期にかけては、警察官の「挙手の合図」や「信号標板」によって交通整理が行われていたので、色灯の信号機は見たことがなかったのです。

 

そこで交差点の四隅にたくさんの警察官を配置し、信号の青灯には「ススメ」、黄灯には「チウイ」、赤灯に「トマレ」と文字を書くなど工夫をして人々へ信号機への理解を促しました。

しかし人々の間で自動信号機が浸透するには多くの時間がかかったそうです。

 

■イベント

交通信号設置記念日に関するイベントは見つかりませんでした。

 

信号の雑学

信号にちなんだ雑学をご紹介します。

 

【信号の一番右が赤の理由は安全のためだった】

一般的な横型信号機の場合、左から青・黄・赤となっています。

これは信号機の中で一番重要な赤色を道路の端から中央のほうに配置することで、運転者から見えやすくして安全運転を促すためとなっています。

運転者は車の右側に座っていることが多いので、同じように赤色も右側にあったほうが気付きやすくなりますよね。

 

また雪が多く降る地域では雪で信号が埋もれてしまわないように、縦型の信号機を設置することもあり、その場合は赤色が一番上になっています。

様々な工夫がされて信号機は、場所によって一番ベストな方法で設置されています。

 

【信号機の電気代は誰が払ってるの?】

信号機は市民の安全を守るために昼夜動いていますが、その電気代は一体誰が払っているのかご存知ですか?

実は警察署が払っており、家庭用の料金で換算するとなんと年間383億円もかかっている計算になります。

 

少しでも電気代を減らすために交通量の少ない道路の信号機は深夜になると消灯したり、信号機のLED化が進められたりしています。

しかしLED化で電気代を安くしても工事費用などを回収しようとすると80年以上かかることになり、そうすぐ簡単にはうまくいかないようです。

 

【信号の間隔はどうやって決めるの?】

信号が点滅するまでの時間の感覚って、設置されてる場所によって違うなぁと感じたことはありませんか?

実は歩行者用信号機は歩道の長さにより間隔が決まるので、横断歩道の長さによって青信号の長さが異なります。

一般的には4秒から10秒の間で決められているとのこと。

 

一方車の信号機の場合は現地の交通量によって青信号の間隔は決められていて、直進する車の数に加え右左折の量、大型車両の通行量なども関係しています。

各都道府県の警察署が現場の交通量を調べて信号機の間隔を決めるのですが、信号機の場所によっては一日の中で交通量が大幅に変化するような道路は、時間帯によって間隔を変えているところもあるそうです。

 

■まとめ

今回は交通信号設置記念日についてご紹介しました。

これからも信号の表示をしっかりと守って、無事故無違反に努めていきたいですね。

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