「9月1日 キウイの日」
■はじめに
今や、通年で店先に並んでいるキウイですが、国内での収穫は冬から春で、それ以外の時期のキウイは、気候が逆のニュージーランド(NZ)からの輸入がほとんどです。
目 次
キウイの日とは
NZ産キウイの輸入を一手に扱うゼスプリという会社が、キウイの消費拡大のために、9月1日を「キウイの日」と制定しました。
「キュー(9)イ(1)」といった語呂合わせですが、この他にもゴールドキウイをプレゼントする日として5月14日を「ゴールドデー」と、グリーンキウイをそのお返しとする「グリーンデー」を9月14日と制定しています。
ずいぶん力が入っていますね。
■キウイの日の意味と由来
お店で見かけるキウイは、ゴールドキウイかグリーンキウイで、その名の通り、実の色は黄か緑のどちらかですが、外見はちょっと区別しづらいです。
この2つのキウイの違いを比較すると、ゴールドのほうが甘くて、ビタミンCも多く、疲労回復効果があり、免疫力が上がって、生活習慣病予防にも効果があるという優れものです。
グリーンは食物繊維が2倍、消化促進、便秘改善に効果があると言われます。
また、ビタミンやミネラルなど17の栄養素の含有率を示す「栄養素充足率」というスコアがありますが、ゴールドキウイが15.1、グリーンキウイが10.6で、フルーツ部門の1、2位にランクされています。
キウイ1個でリンゴ6個に相当する栄養と言われ、果糖、カリウム、カルシウム、マグネシウムが含まれています。
■キウイの日のイベント
ゼスプリと東京の有名パーラー「新宿高野」がコラボし、キウイの日から「キウイフェア」を開催、キウイパフェに加えて「2色のキウイデセール」「キウイとシーフードのサラダ」といった期間限定メニューの他、キウイをメインとした1日限定のフルーツバイキングも実施されています。
■キウイの日の雑学
▽「国産キウイの日」
NZ産の輸入「キウイの日」に対抗(?)して、全国果樹研究連合会はキウイの流通が国産品に切り替わる時期の1月19日を「国産キウイの日」と定めています。
世界最大の産地はイタリアですが、キウイの輸入先はNZが圧倒していて10万トン超、他のチリ、米国などは2000トンでしかなく、輸入総量は年間11万トン弱で、一方の国内生産高は愛媛、福岡、和歌山、静岡県を中心に3万トンです。
あまり知られていませんが、家族でキウイ狩りを楽しめるキウイ観光農園が静岡県掛川市にあって、80種類のキウイがそろっているそうです。
▽酸っぱいキウイを買ってしまったら…
とんでもなく酸っぱいキウイに出会って、そのためにキウイ嫌いになる人が多いようです。
キウイは見た目で食べごろを判断できないため、未熟なキウイを選んでしまうせいですから、キウイをやさしく包み込むように手に取り、少し弾力を感じれば完熟した食べごろキウイです。
もし、未熟を選んでしまったとしても、室温で保管すれば追熟します。
もう少し急ぐ場合は、りんごかバナナと一緒にビニール袋に入れ、室温で2、3日待てば、りんごやバナナの出すエチレンがキウイを完熟にしてくれます。
▽キウイは皮も大切
半分にカット、スプーンで食べるのが定番のようですが、キウイの皮には実よりも多くの栄養素が含まれているそうですから、皮を捨ててしまうのはもったいないですよね。
キウイの皮はチクチクしそうでちょっと抵抗がありますが、NZでは皮ごとかじって食べるのがふつうです。
スイーツやサラダの他、最近はスムージーにする人も多く、もちろん皮ごとジューザ―にかけるそうです。
■まとめ
栄養満点で、完熟法もわかったことから、近所のスーパーへキウイを買いに行ってみたところ、サンゴールドが税込み1個105円、グリーンが同138円でした。
栄養度からみれば、なかなかのコスパですね。
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