■はじめに
過ごしやすい季節から肌寒い日がちらほら増え始める11月から、12月に入るといよいよ本格的な冬を意識するシーズンになります。
年末に向けて慌ただしくなると共に、体調を崩しやすくもなるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな12月の中旬には、私達の食生活にとって欠かせないビタミンの日があります。
目 次
ビタミンの日とは
ビタミンの日は毎年12月13日にあります。
ビタミンの日が制定されたのは、2000年(平成12年)のこと。
ビタミンの日制定委員会によって制定されました。
同委員会は2009年に解散しましたが、ビタミンの発見から知識に至るまでの情報を発信し、普及に貢献することを目的に発足しました。
■意味
ビタミンの日は、ビタミンを発見したことへの功績を広く知らせ、知識と興味を持ってもらいたいという意味合いがあります。
そして、ビタミンを世の中にアピールする日でもあるんですね。
例えばビタミンに関連する商品のキャンペーンなどが行われることがあります。
■由来
1910年(明治43年)12月13日の東京化学会例会で、鈴木梅太郎博士が「オリザニン」(後のビタミンB1)の発見を発表しました。
このことから、ビタミンの日は12月13日に制定されました。
■イベント
栄養検査事業や栄養補助食品の製造、販売を行っている株式会社ユカシカドでは、ビタミン不足の解消を目的とした栄養検査キットVitaNoteとテーラーメイドサプリVitaNote FORを提供しています。
そして、2018年12月13日~26日にはビタミンの日を記念した期間限定スペシャルSALEを実施しました。
これは、ビタミンの日限定のスペシャル定期便で、3ヶ月毎にVitaNoteで検査することで申込み翌月からサプリが毎月特別価格で届くというもの。
ビタミンの過不足は個人差があり、自身では補うことが難しいことからVitaNoteの検査結果を基に、必要な栄養素をテーラーメイドサプリとして取り寄せることが出来るといった内容です。
他にも、ビタミンの日や季節に合わせた関連商品のキャンペーンが行われています。
対象商品を購入し応募することで関連グッズがもらえたり、SNSのフォローで商品がプレゼントされるといった内容などがありました。
店頭やネットの情報もぜひチェックしてみてください。
ビタミンの雑学
ビタミンの日にちなんだ雑学をご紹介します。
□世界初といわれるビタミンの発見
ビタミンの日の由来となった鈴木梅太郎博士が発表したオリザニンは、米ぬかの中にある脚気(かっけ)を予防する成分として発見され、当初はアベリ酸と呼ばれていました。
その翌年、ポーランド人で科学者のカシミール・フンク氏がビタミンの発見を国際学会で発表し、世界中にその存在が知られるようになったのですが、後にオリザニンと同一の物質であることが分かります。
ビタミンが広まったことでオリザニンという名は埋もれてしまったものの、当時の研究の成果としてはとても素晴らしいものでした。
というのも、ビタミンの発見のきっかけとなった脚気は、江戸から昭和初期まで多くの死者を出しました。
まさにビタミンB1が不足して起こる疾患で、症状としては食欲不振、足のむくみやしびれ、全身の倦怠感などがあります。
このビタミンという栄養素の発見と研究が進んだことで、現在では脚気にかかる人はほとんど見られなくなっているんですね。
□ビタミンの役割と上手な摂り方
ビタミンは人間に必要な5大栄養素のうちの一つですが、体内で作ることはほとんど出来ないため、食べ物からこまめに摂取する必要があります。
また、直接エネルギーになるわけではなく、たんぱく質などの他の栄養素の代謝(エネルギーに変わること)の手助けをしたり、体の調子を整える役割があります。
そのため現在13種類存在しているビタミンと、それぞれに合った食材(栄養素)を組み合わせることで、効率よく摂取することが出来ます。
■まとめ
ビタミンの日についてご紹介させて頂きました。
この時期には風邪予防にビタミンを摂るという方も、日頃から意識的に摂っているという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
私達の体調を支えてくれているビタミンは、このように発見され今も研究が進められているんですね。
毎年12月13日ビタミンの日には食生活を見直したり、ビタミンの関連商品をチェックしてみるのがおすすめです。
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