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ロケットの日(月ロケットの日)とはいつ?意味や由来は

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▪はじめに

月に行ったロケットと言えば、アメリカのアポロが有名ですが、実は世界で初めてロケットの打ち上げに成功したのは当時のソビエト連邦でした。

この世界初の月探査ロケットに因んだ記念日やロケットに関する雑学などについてのお話です。

 

ロケットの日(月ロケットの日)とは

ロケットの日(月ロケットの日)は、毎年1月2日にあります。

この記念日は、1959年(昭和34年)1月2日に当時のソビエト連邦が世界初の月ロケット「ルナ(ルーニク)1号」の打ち上げに成功したことを記念して制定された記念日です。

「ルナ1号」は月に衝突させる予定でしたが、月に衝突することなく太陽の周回軌道に入り、期せずして世界初の人工衛星となりました。

 

▪意味

ロケットの日(月ロケットの日)には、当時のソビエト連邦が1957年から始めた月探査計画による無人ロケット「ルナ(ルーニク)1号」の打ち上げ成功を記念するという意味があります。

 

▪由来

ロケットの日(月ロケットの日)は、1959年(昭和34年)の1月2日にソビエト連邦が世界で初めてロケットの打ち上げを成功させたことに由来した記念日です。

 

▪イベント

ロケットの日(月ロケットの日)に因んだイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。

 

ロケットの雑学

<ロケットのエンジン音で虹が消える?>

ロケットが発射されるときに物凄い轟音がするのは、テレビなどで皆さんご存知かと思います。

この轟音、実は物凄いエネルギーが発せられているのです!

 

2010年2月に太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー」が打ち上げられた時にとても珍しい現象が見られました。

それは、打ち上げられた太陽観測衛星が雲の中を飛んでいる時に、波紋状のものが見えて「幻日」という太陽の近くにできる虹がその波紋の波に消されたというものです。

 

「幻日」は、大気中にある六角形の氷の結晶に太陽の光が反射して起こる現象で、「幻日」を消したこの波紋状のものはロケットの出す轟音から生まれた衝撃波でした。

つまり、ロケットの轟音から出た衝撃波によって、雲の中の氷の結晶を吹き飛ばし虹が消えたというわけなのです。

 

大きな音というのは大きな力を発するもので、140デシベル(ジェットエンジンのすぐ近くで聞く音)は鼓膜を破ることもあり、165デシベルになると髪の毛に火をつけることが出来るほどの力があるといわれています。

ロケットの打ち上げの時に発せられる音は200デシベルにもなり、発射台の傍に人間が立っていると音の衝撃で死んでしまうそうです。

 

ロケット自体も地面に反射した轟音によって被害を受けてしまうので、NASAでは轟音から機体を守るために発射直後に発射台から大量の水を噴射させ水浸しにすることで音の衝撃波を吸収させて、ロケットの機体を轟音から守るという実験が行われているそうです。

 

<日本は世界で3番目に月ロケットを飛ばした国!>

ソビエト連邦(現ロシア)のロケット打ち上げ成功から始まった宇宙開発は、その後冷戦下のアメリカとの競争により進められていきました。

そんな中、世界で3番目に月探査機を乗せたロケットの打ち上げを成功させたのはなんと日本だったのです!

 

日本初の月ロケットは「ひてん」という人工衛星を積んだロケットM-3Sll-5で、1990年(平成2年)1月24日に打ち上げられました。

 

「ひてん」はスイングバイ(天体の万有引力を利用して宇宙船や探査機の方向やスピードを変える技術)の実験と月の周りの宇宙塵の観測を行う事をミッションとし、3年後の1993年(平成5年)4月11日に月のクレーターに落下させそのミッションを終了しました。

この時のスイングバイは世界で最も高度な技術だといわれ、その後映画化もされた宇宙探査機「はやぶさ」にも応用されているそうです。

 

▪まとめ

人類が初めて月ロケットの打ち上げ成功から60年、人類が初めて月に降り立ってから50年が経ちました。

日本でも、2030年頃に人を乗せたロケットが月面着陸できるよう計画が進められています。

そう遠くない未来に、日本人が月に降り立つ日をワクワクしながら待ちましょう!

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