▪はじめに
お正月が明けると、受験が迫ってきて受験生たちも気を引き締めて勉強に臨む時期ですよね。
私の子供も三が日が終わるとすぐに塾の冬期講習が始まっていました。
今回は、そんな受験生たちを応援するための記念日についてご紹介していきます。
目 次
いちごの日とは
いちごの日は、毎年1月5日にあります。
いちごの日は、果物のいちごの記念日ではなく、学習塾が冬休み中の高校受験を控えた生徒たちにやる気を出させるために制定された記念日です。
▪意味
いちごの日には、イチゴ世代やいちご族などと呼ばれた時代もある高校受験に挑む15歳の少年少女たちを応援するための記念日です。
▪由来
いちごの日は、「１（いち）５（ご）」という語呂合わせが由来となっています。
▪イベント
いちごの日に因んだイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。
いちごの日に因んだ雑学
＜15歳は孔子が学問を志した年だった！＞
皆さんは、中国の思想家・孔子とその弟子の問答が書かれた「論語」に因んだ年齢の呼び方があることをご存知でしょうか？
「論語」の中に孔子が辿った人生について話している部分があり、その中に「十有五にして学志ざす」という一節があります。
これは孔子が「15歳の時に学問で身を立てる決心をした」という意味になりますが、この一節から15歳のことを「志学（しがく）」と呼ぶようになったのです。
現在の日本でも、15歳は自分の将来を見据えて進路を決定する年齢ですから、まさに「志学」の歳だと言えますね。
因みに論語に由来する年齢は、「志学/15歳」「而立（じりつ）/30歳」「不惑（ふわく）/40歳」「知名（ちめい）/50歳」「耳順（じじゅん）/60歳」「従心（じゅうしん）/70歳」となっています。
＜受験前にトンカツはNG？受験の時食べると良いものって何？＞
皆さんは、受験の時には何かしらの縁起担ぎをしますか？
最近では、神社でお参りをしてお守りを購入したり、キットカットやカールなどの縁起を担いだ期間限定商品を買ったり、「落ちる」や「すべる」などの縁起の悪い言葉を使わないようにするなどの縁起担ぎをする人が多いようです。
なかでも昔からある縁起担ぎが、「縁起の良い食べ物を食べる」ということです。
特に「受験に勝つ」という語呂合わせから、受験前日や当日にトンカツやカツ丼を用意するお母さんも多いようですが、実はトンカツは受験を受ける直前にはふさわしくない食べ物なのです。
何故ならば、トンカツは消化が悪くて受験前のストレスで弱った胃には重すぎて腹痛の原因になるからです。
受験の時にふさわしい食べ物は「消化が良くて栄養価の高い」食べ物になります。
例としては次のようなメニューがあります。
・シチュー
シチューは肉と野菜の両方が入っているので、ビタミン・ミネラル・タンパク質など栄養のバランスが良く、煮込み料理なので消化の良いメニューなのでお勧めです。
更に「勝利は手中（シチュー）にあり」なんていう縁起の良い語呂合わせもあるそうなので、まさに受験前にもってこいのメニューですね！
・豚汁
豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は、免疫力をアップさせたり糖質の代謝を促す働きがあるので、脳がしっかり働き体調も整います。
豚汁には野菜もたっぷり入るので、栄養のバランスもバッチリです！
また、生姜を少し入れると体を温めるだけでなく、生姜に含まれる辛み成分に殺菌作用もあるので、風邪の予防にも効果的なのでお勧めです。
・煮込みうどん
うどんは消化が良く、糖質もしっかり取れるので受験前のストレスで弱った胃にも優しく脳が活発になるのでお勧めです。
具にネギやホウレン草などの野菜や、卵や肉などを入れると更に栄養のバランスがよくなりますよ。
せっかく頑張って勉強してきたのに、良かれと思って用意した縁起の良い食べ物で体調を崩してしまったらお母さんも辛いですよね。
万全の態勢で受験に臨めるように、ご紹介したような消化が良くて栄養価の高い食事を用意してみてはいかがでしょうか？
▪まとめ
15歳は長い人生の中でも大切な節目の1つです。
受験を経験した大人としては子供たちに色々と助言したくもなりますが（親としては心配でやきもきしてしまいますが）、最終的には自分の力で切り開くもので、周りの人間が出来る事は限られています。
受験に向けて最終調整に入る時期のいちごの日には、周りの15歳の受験生たちにエールを送ってあげてください！
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