▪はじめに
「勝負」と聞くと、スポーツやゲームなどで対決をして勝敗を決めるというイメージが強いですよね。
でもそれだけではなく、受験や転職やプロポーズなど人生の岐路で運命と勝負したりすることもあると思います。
そんな勝負事に関する記念日や雑学についてご紹介します。
目 次
勝負事の日とは
勝負事の日は、毎年1月8日にあります。
勝負事の日は、博打用語の「一か八か」という言葉から制定された記念日です。
▪意味
勝負事の日には、スポーツや賭け事の勝負だけではなく、入学試験や就職活動、好きな人への告白・プロポーズなど大切な「勝負を決める」日にしようという意味があります。
▪由来
勝負事の日が1月8日なのは、博打の時に使う言葉の「一か八か」の語呂合わせが由来になっています。
▪イベント
勝負事の日に因んだイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。
勝負事の雑学
<「一か八か」の語源とは?>
勝負事の日の由来になった「一か八か」という言葉は「結果が分からないまま点に運を任せて勝負を試みる」という意味があります。
この言葉の語源はいくつかあり、いずれも賭博用語に由来しています。
1つはさいころを使った賭博で使われる「丁(奇数)か半(偶数)か」という賭博用語が「丁」と「半」という文字の上の部分を取って「一」と「八」という言葉が生まれたことが語源になっているという説です。
旧字体で「半」の字の上の部分は「八の字」だったことから隠語のような形で使われるようになったといわれています。
また、さいころを使った賭博で「一が出るか(しくじって)罰(ばち)が当たるか」という言葉の語呂合わせが語源になっているという説もあります。
ですから「八」の読み方が「ばち」になっているというわけです。
もう1つはカルタ賭博の用語で、三枚カルタで引いた数字の末尾の合計が9になると最高得点になることから「一か八か釈迦十か」という言葉が語源となっているという説があります。
いずれにしても、お金を賭けているわけですから天に運を任せた願いが切々と伝わってくる言葉ですよね。
<勝負運に恵まれると人気の鳩森八幡神社!>
東京とある神社が今、棋士の藤井聡太七段(2019年10月現在)によって勝負運にご利益があると人気のスポットになっています。
その神社は東京都渋谷区千駄ヶ谷にある鳩森八幡神社という神社です!
鳩森八幡神社は、成功勝利の神様である応神天皇が祀られた1000年以上の歴史がある由緒正しい神社で、毎年多くの参拝者が訪れています。
鳩森八幡神社がなぜ藤井聡太七段と関係があるのかというと、敷地内に建てられた「将棋堂」というお堂があるからなのです。
将棋堂は1986年(昭和61年)1月に日本将棋連盟により建てられたお堂で、中には山形県の駒師・香月氏によって作られた1m20㎝の欅製の大駒が納められています。
鳩森八幡神社に将棋堂が建てられた理由は、神社の近くに日本将棋連盟の将棋会館があり、長い間将棋に関係する人たちがよくお参りに行っていた神社だったからです。
現在でも、初の永世七冠を達成した羽生善治九段は大切な対局がある前には必ず参拝していたり、結婚式を挙げたりもしている縁の深い神社なのです。
また最近では史上初の29連勝という快挙を成し遂げた藤井聡太七段も参拝したということで、将棋が強くなりたい人はもちろんのこと、受験前や就職活動中の人たちが大切な勝負の前に運気を授かりたいと多くの人が参拝に訪れているそうです。
鳩森八幡神社では勝負に因んだ「王手守」や「王手勝守」というお守りや必勝祈願の絵馬なども販売しているので、参拝された時には購入するのもおすすめです!
また、鳩森八幡神社には富士山ミニチュア版である「富士塚」もあり、登るとご利益が得られるというパワースポットとしても有名です。
大切な勝負事の前には鳩森八幡神社を訪れて、ご本尊や将棋堂の勝負運のご利益や富士山のパワーを受けて勝負に挑んではいかがでしょうか?
▪まとめ
いかがでしたでしょうか?
ギャンブルの勝負はあまりおすすめできませんが、スポーツの大会や音楽のコンクール、受験や就職活動などの大きな勝負をする時には、今までの努力に合わせて神様のご利益を受けて精神的に安定した状態で勝負に挑んでみるのもいいかもしれませんね。
1月8日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!