▪はじめに
寒くなってくると恋しくなるのが温かい中華まんですよね。
本格的な中華まんも美味しいですが、手軽に購入できるコンビニの中華まんは種類も豊富で我が家では冬の楽しみのひとつになっています。
今回は、寒い冬に体を温めてくれる中華まんに因んだ記念日や雑学についてご紹介します。
目 次
中華まんの日とは
中華まんの日は、毎年1月25日にあります。
1月25日は1902年(明治35年)に北海道旭川市で日本記録史上最低気温を記録した日で、温かい中華まんを食べるのにふさわしい日として制定された記念日です。
▪意味
中華まんの日には、寒い日に温かい中華まんを食べて体を温めて貰おうという意味があります。
▪由来
中華まんの日は、1902年(明治35年)の1月25日に北海道旭川市で-41.0℃という日本観測史上最低気温を記録したことに由来しています。
▪イベント
埼玉県越谷市にあるイオンレイクタウンでは、毎年中華まんの日に因んだ「中華まん博覧会」というイベントを行っています。
2019年に開催された「中華まん博覧会2019」では、横浜中華街の「大フカヒレまん」や「元祖パンダまん」・神戸南京町の「貝柱入り豚まん」・長崎中華街の「角煮まん」など日本三大中華街で人気の中華まんをはじめ、北海道のジンギスカンやトウモロコシ、沖縄のスパムや京都の宇治抹茶など日本各地の特産品を使ったご当地中華まんなど100種類以上の中華まんが出品されました。
なんでも生地に包んでしまえば中華まんになるんですね。
中でも毎年人気が高いのが、島根の「いのっち」や埼玉の「ガーヤちゃん」、鹿児島の「黒ぶた侍」などのキャラクターまんですぐに売り切れてしまったそうです。
これらの中華まんはその場で温かい中ものを堪能できるだけでなく冷凍されたお土産用の中華まんの販売も行われました。
「中華まん博覧会」は、毎年中華まんの日である1月25日を含む数日間で行われています。
中華まんが好きな人はぜひ足を運んでみてください!
中華まんの雑学
<中華まんを作らせたのは諸葛亮公明だった?!>
日本では冬の風物詩にもなっている中華まんですが、この中華まんが出来たのは三国志で有名な諸葛亮公明の考えによるものだったのです!
その昔中国が三国時代だったころ、長江の上流にあった蜀という国のある村では川が氾濫するとそれを鎮めるために、切り落とした49名の人間の首を川の神に捧げるという風習がありました。
南方遠征の帰り道に川が氾濫してしまいその村でとどまっていた孔明は、その話を聞いてその風習を止めさせようと考え、人間の首の代わりに小麦粉で作った皮に羊や豚の肉を包んだものを人間の頭に見立てて川の神に供えるよう提案します。
村人たちは孔明に言われた通りに人間の首の代わりを49個作り川の神に供えたところ、川の氾濫は見事に鎮まりました。
これが「饅頭(中華まん)」の始まりだといわれています。
<コンビニの中華まんがなかなか冷めないのは水蒸気のおかげ?>
家でも電子レンジなどで手軽に温めて食べることが出来る中華まんですが、家で温めたものよりもコンビニのものの方が美味しい気がしませんか?
我が家でもよく電子レンジで温めて食べるのですが、どうも皮の表面が乾いてパサパサしてすぐに冷めてしまいます。
一方コンビニの中華まんはいつまでも温かくふっくらしっとりとしていて最後まで温かいまま食べることが出来ますよね。
このような差が出るのはどうしてなのでしょうか?
この差の大きな原因、じつは水蒸気の量なのです。
電子レンジで温めると、中華まんの表面から水分がどんどん蒸発していきます。
中華まんの水分は中華まん本体に含まれるものしかありませんから、電子レンジで阿多淡ると乾燥してパサパサになり、また水分が蒸発する時に一緒に熱も奪われるため水分が少ないとすぐに冷めてしまいます。
コンビニの中華まんを温めるケースは蒸し器のように常に熱い水蒸気が保たれています。
この熱い蒸気のおかげで生地に水分がたっぷり入り中華まんが冷めにくくなるのです。
家で中華まんを温める時は蒸し器を使った方が断然美味しく出来上がるのですが、面倒で電子レンジを使いますよね。
電子レンジで温める時は、濡らしたキッチンペーパーで中華まんを包んでから温めたり、マグカップに1/3の水を入れふたをするように中華まんを乗せてから温めるとふっくらと冷めにくい中華まんに仕上がるので試してみてください!
▪まとめ
いかがでしたでしょうか?
中華まんには、子供の頃おやつで出して貰ったり学校帰りに友達や好きな人とコンビニの中華まんを食べたり何となく温かい思い出も付いてくるような気がします。
皆さんも、寒い冬の日にはぜひ温かい中華まんで体も心も温まってください!
1月25日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!