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税理士記念日とはいつ?意味や由来、イベントに無料税務相談会など

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■はじめに

まだ新年会シーズンから抜けきれない1月から、2月に入るといよいよ1年で一番寒い季節の到来となります。

年度末を控える時期でもあり、確定申告の準備を始めている方も多いですよね。

そんな2月の後半は、税のプロフェッショナルである税理士記念日です。

 

税理士記念日とは

税理士記念日は毎年2月23日にあります。

税理士記念日が制定されたのは、1969年(昭和44年)のこと。

日本税理士会連合会によって制定されました。

日本税理士会連合会は税理士法で設立が義務づけられている法人で、全国15の税理士会で構成されています。

 

■意味

税理士記念日は、税理士の社会的使命と職能の重要性の自覚を再確認するという意味合いがあります。

そして、国民、納税者に対して申告納税制度の普及と税理士制度の社会的意義を周知する日でもあるんですね。

例えば無料税務相談、税金セミナー、講演会などが行われています。

 

■由来

1942年(昭和17年)2月23日に、税理士法の前身である税務代理士法が制定されました。

このことに由来して、税理士記念日は2月23日に制定されました。

 

■イベント

毎年、全国にある15の税理士会では税理士記念日である2月23日を中心に、無料税務相談会、税金セミナー、講演会などを実施しています。

各税理士会によって内容は様々ですので、詳細はお近くの税理士会にお問い合わせください。

詳しくはこちら

 

税理士の雑学

税理士記念日にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□税理士とは!?

税理士は、納税者が自らの所得を計算し納税額を算出する“申告納税制度”の推進の役割を担う税の専門家です。

正しい税金の知識を持ち、正しい納税の意識を身につけてもらえるよう、その手助けをしています。

 

主な仕事は、確定申告などの承認申請、税務調査の立会い、税務署の更正・決定に不服がある場合の申立てなどを行う「税務代理」、税務署などに提出する確定申告書、相続税申告書、青色申告承認申請書といった「税務書類の作成(代行)」があります。

他にも「税務相談」や「e-Taxの代理送信」、「会計業務」、「補佐人」や「会計参与」としての役割を担うといった幅広い業務を行っています。

 

□税理士の使命

税理士の社会的使命は、公平な税負担により住みやすい豊かな暮らしを守ることです。

公正な立場で国への働きかけを行い、時代に合った透明な税務行政がされるためにも税理士会という大きな組織の力で活動しています。

また、私たちが身近にいつでも相談できる税理士を見つけておくことも、生活する上で心強いものになります。

守秘義務に則り、相談者との信頼関係を築くことも大切な使命です。

 

□税理士記念日が制定されるまでの経緯

税理士法の前身である税務代理士法が1942年2月23日に制定されたことは前述しましたが、1969年に税理士記念日として制定されるまでのいきさつがありました。

日本税理士会連合会では、1966年(昭和41年)に一部の税理士会が実施した「税理士総奉仕の日」を翌1967年の税理士制度施行25周年を機に、全国的な行事として11月1日を「税理士総奉仕の日」と定めて、全国各地で無料の税務相談を実施することとしました。

 

税理士の社会的活動であるこの税理士総奉仕の日を基盤に、記念日的要素を付与して1969年に税務代理士法制定日の2月23日に移して制定されたのです。

このような経緯から税理士記念日には無料相談などが今でも行われているんですね。

 

■まとめ

税理士記念日についてご紹介させて頂きました。

確定申告や様々な税金のことで、悩んでいるという方もたくさんいらっしゃるかと思います。

最近では、税務署に出向かなくても申告できるe-Taxが登場するなど納税にまつわる動きも変わってきていますよね。

毎年2月23日税理士記念日には、無料相談を利用して税金の悩みを解消したり、講演会やセミナーなど情報をチェックしてみるのがおすすめです。

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