「１月26日 アフロの日」
■はじめに
年代のためか、筆者の友人知人にはアフロヘアーが皆無なので、間近でアフロを見たことがありません。
洗髪した後はどんな形になるんだろう。
目 次
アフロの日とは
パーティークリエイターの「アフロマンス」氏（本名、中間理一郎）が、「パーティーアイコンであるアフロヘアーをシンボルに、日本のパーティーシーンの盛り上げを目指す日」として、2014年に１月26日を「アフロの日」と制定しました。
■アフロの日の意味と由来
日付は「１」を「ア」と解釈できれば、あとはカンタン、ア(1)フ(2)ロ(6)になりますね。
ん？ 12月６日でもいいじゃないかとも思いますが、26（フロ）にちょっとしたこだわりがあるようです。
■アフロの日のイベント
４万本の薔薇に包まれて血の美食を楽しむ「喰種レストラン」、
バスタブに浸かりながら映画を鑑賞する「BATHTUB CINEMA」、
120万枚の花びらに埋もれる「SAKURA CHILL BAR」、
街中に300mの巨大ウォータースライダーを出現させた「Slide the City JAPAN」
等々、数多くのド派手な体験型イベントの成功で知られるアフロマンス氏だけあって、毎年の「アフロの日」はちょっと変わったイベントで盛り上がっています。
制定初年度の当日に東京・渋谷で各界のアフロ著名人が参集した「制定式」、
2015年は渋谷と東京タワー周辺を練り歩く「アフロモブ」、
2016年は東京・原宿にアフロ関連グッズの「１日限定ショップ」、
2017年は原宿でカレーやたこ焼きなどの「アフロ盛りフード」パーティー、
2018年はアフロで写真も髪も盛って楽しむ「アフロ映え」パーティー、
2019年は渋谷の銭湯でDJライブ、アフロと風呂を語るトーク「ダンス亜風呂屋」
などなど！
アフロの日の雑学
▽アフロいろいろ
パーマの一種であるアフロヘアーは、筆者にはどれも同じように見えますが、髪質や狙いによっていくつかの「アフロ型」があるそうです。
「ソフトアフロ」……ハードにならないふわふわした質感で、女の子にも似合う
「ソフト・スパイラルアフロ」……根元から螺旋状にかけるのでカールが大きめの均一になる
「ツイストスパイラルアフロ」……ねじるのでスパイラルより毛束が目立つ質感
「ハード・ツイストスパイラル」……本格的、デカく、ハード、長持ち
「竹串アフロ」……竹串を使うハードで高密度な仕上がり
「パイプアフロ」……パイプドレッド（髪の毛が束になったヘアスタイル）にした後、アフロコーム（クシ）で梳かす
「チューブアフロ」……隙間なくかける超ハードなパーマで、強力なドデカい仕上がり
▽アフロにする工程はひたすらパーマ液と「おかま」
では、ソフトアフロにする工程を簡単に紹介します。
アフロにするには髪が少なくとも15cmは必要です。
最初は髪にパーマ液を浸み込ませるため、頭が40分ほど通称「おかま」にホールドされます。
髪質や使っているシャンプーによっては浸透し切らず、もう１度あるいは２度「おかま」のお世話になるので、３時間かかるケースもあります。
ようやく「おかま」から解放されると、次は80本ほどのロットを巻くのに20分。
ちなみにツイストパーマの場合は200～300本だそうです。
ロットの後は①細胞を壊して②髪の形を決め③固定する……ためにパーマ液と「おかま」を繰り返します。
一応、これで出来上がりですが、最初は小ぶりに感じても、髪が乾いてクシを通せばアフロは徐々に大きくなります。
ちなみにこのケースの料金は２万円前後が相場です。
アフロのいいところは寝ぐせがついてもわからないこと、シャンプーの泡立ちがよく、後は乾かすだけです。
しかし、ヘルメットをかぶるとぺしゃんこになるので、元のように膨らむまでしばらく時間がかかります。
■最後に
街中で実際に見かけることはあまりありませんが、最近はテレビやグラビアでアフロヘアーの音楽家や芸術家、文化人たちを見る機会も多くなって、昔のように違和感を覚えることもなくなりました。
しかし、どうしても軟派のイメージがつきまとうのか、アフロヘアーの国会議員やカタい会社の経営者はいませんね。
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