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数学の日とはいつ?意味や由来、イベントは。円周率の「3.14」の日

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■はじめに

まだ厳しい寒さが残る2月から、3月に入るといよいよ本格的な春を意識するシーズンになります。

年度の切り替わりということもあって、新年度に向けた準備で忙しくしているという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな3月の中旬は、みなさん学んだことがあると思います数学の日です。

 

数学の日とは

数学の日は毎年3月14日にあります。

数学の日が制定されたのは、1997年(平成9年)のこと。

公益財団法人日本数学検定協会によって制定されました。

例えば、数学に関する技能検定の実施などを行っているとのことです。

 

■意味

数学の日は、子どもから大人まで数学に興味を関心を持ってもらいたいという意味合いがあります。

そして、数学を生涯学習として楽しめるものに発展させるのが目的の日でもあるんですね。

例えば日本数学検定協会では、学生から社会人に向けての全国数学選手権大会などが行われています。

 

■由来

3月14日は、円周率(π)の近似値「3.14」と表すことができます。

このことから、数学の日は3月14日に制定されました。

 

■イベント

数学の日に特化したイベント情報は得られませんでしたが、全国では様々な数学のイベントが行われています。

例えば、日本数学検定協会が2008年から開催している【数学甲子園】があります。

これは、全国の中学・高校・高専生が団体戦で数学の力を競う全国数学選手権大会です。

12回目の開催となる2019年も7月下旬~9月中旬にかけて予選、本選が開催されました。

優勝チームには、文部科学大臣賞が授与されるとのことです。

詳しくはこちら

 

他にも、全国の自治体や学校、社会人サークルが行っているイベントがあり、問題を解くだけでなくプレゼンを聞くことが出来るといった内容のものもありました。

ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

数学の雑学

数学の日にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□円周率とは!?

円周率は、元々円周と直径の比(円周÷直径)で定義され、どの円でも一定の値を取るものですが、その計算は割り切れません。

そのため、小学校の時には近似値の3.14や3であったり、中学校では「π(パイ)」という特定の文字に置き換えることで表現されています。

とても奥の深い円周率ですが、世界中の人々が紀元前からいろいろな研究をしていて、今もなおどんどん進化しています。

コンピューターを使用した計算では31兆桁を超えて計算され(2019年時点)、暗唱では7万30桁の記録がギネス世界記録によって認定(2015年10月21日)されています。

 

□算数と数学の違い

小学校で習う教科の「算数」は、中学校になると「数学」という教科名に変わります。

算数と数学はどちらも数や形を扱う教科ですが、その違いは目的にあります。

算数は日常生活で必要となる足し算、引き算、かけ算、わり算などの計算で正確な答えを出すことが目的で、その計算力を高めるための学問です。

 

それに対して数学は、負の数(マイナス)や平方根(ルート)など、日常生活では目にしない抽象的なものを使って「なぜそうなるのか」を理解し表していく学問です。

算数では正しい計算力が求められ、数学では答えに至るプロセスを追求すること、考える力が求められます。

 

■まとめ

数学の日についてご紹介させて頂きました。

数学は苦手だったという方も魅力にハマったという方も、それぞれたくさんいらっしゃるかと思います。

筆者も正直、あまり得意ではありませんでしたが、以外にも数学にまつわるイベントが行われていることに、今回びっくりしました。

問題を解くだけでなく、解説を聞くことが出来るというのも数学ならではの楽しみ方なのだと思います。

毎年3月14日数学の日には、気になるイベントをチェックしてみたり、数学に触れてみるのはいかがでしょうか。

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