▪はじめに
みなさんは財務というお仕事がどんなことをするものなのかご存知ですか?
直接関わりのある方以外は具体的には分からない方も多いのではないでしょうか。
私も行政や会社などのお金に関するお仕事ということ以外はよくわかりませんでした。
そこで今回は、財務について調べてみたことを記念日などと一緒に紹介します!
目 次
財務の日とは
財務の日は、毎年3月16日にあります。
この記念日は、財務コンサルティング会社の株式会社戦略財務(現在のトリプルグッド税理士法人)が制定したものです。
▪意味
財務の日には、中小企業がもっと財務に目を向け、財務をより良くして健全に発展・繁栄を続けて欲しいとの願いが込められています。
また、自分の会社の財務状態を把握して貰いたいという目的もあります。
▪由来
財務の日は、「3(ざ)1(い)6(む)」という語呂合わせと、所得税確定申告の最終日の翌日ということが由来となっています。
▪イベント
財務の日に因んだイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。
財務の雑学
<財務と経理の違いとは?>
会社のお金を扱う仕事として挙げられるのは「財務」と「経理」です。
とくに中小企業では経営者がこの両方を担っていることも少なくないと思います。
でも、私は直接これらの仕事に携わらない人間なのではっきりとした違いが分かっていませんでした。
そこでこの2つの違いを調べてみました!
「経理」という仕事は、会社でも1つの部署として設けられているとても重要な役職です。
経理の仕事は会社におけるお金の流れを正しく把握するためのもので、具体的には日々の売り上げなどの会社に入ってくるお金と材料費や仕入れ値、社員の給料や出張費・接待費など会社から出ていくお金を数値化して決算書を作成し正確に管理するというものです。
一方「財務」という仕事は、経理で作成された決算書をもとに必要なお金を銀行などから借りたりして会社の今後のためのお金の使い方を考え、運用していくというものです。
因みに国のお金を扱う財務省の仕事は、国民や会社が納めている税金を何にどれだけ使うのかを決め、必要がある場合は税金をアップしたりして必要なお金を集める方法を考え実行するというものです。
また、他国との貿易ルールに関する仕事や貧困国などへの投資なども財務省の仕事になっています。
<新札の人物像はどうやって決められるの?>
財務省の仕事のひとつとして新しいお札や硬貨を発行するというものがあります。
2024年に新札が発行されると発表されて話題にもなりましたよね。
日本のお札は偽造防止のために約20年ごとに新しくなっていて、今回の新札発行もそれにならってということだそうです。
お札が新しくなる時もっとも注目されるのが、肖像画に起用される偉人です。
2024年の新札では、1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎が起用されることになりました。
この偉人の選び方とはどういったものなのでしょうか?
そもそも、お札に肖像画が印刷されるようになったのは偽札の偽造を防止する為です。
ですから、候補に上がる人物は教科書に写真や肖像画が載っていて一般的に顔が知られている人物で、なるべく精巧な写真や絵画が手に入れられる人物である事が基準になっています。
2024年の新札は、明治以降の文化人から選ぶという基準もプラスされたそうです。
最近は印刷技術が進歩して男女問わず肖像画に選ばれるようになりましたが、以前は偽造しにくいようにヒゲのある人物だけが選ばれていました。
聖徳太子なんて何度も色々なお札に起用されているので、私の祖母は聖徳太子が千円なのか1万円なのか覚え直すのが大変だったと言っていました。
2024年の新札は、おヒゲにメガネの男の人と女の人とおヒゲもメガネも無い男の人という風に小さな子供でも分かりやすくていいデザインですよね。
▪まとめ
今回改めて調べてみて、財務の仕事は会社が今後発展していくための重要なものだということが分かりました。
財務の日には中小企業だけでなく、家計やお小遣いの運用について考えてみるのもいいかもしれませんね。
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!