▪はじめに
みなさんは散歩に行くことはありますか?
健康のために散歩に行かれる人も老若男女問わず最近増えてきているようです。
そこで今回は、散歩に関する記念日や雑学などについてご紹介します。
目 次
さんぽにゴーの日とは
さんぽにゴーの日は、毎年3月25日にあります。
この記念日は、紙おむつなどの衛生用品を製造・販売するユニ・チャーム株式会社が2010年(平成22年)に制定しました。
▪意味
さんぽにゴーの日には、転倒して骨折などのけがをすることを怖がって外出を控えるお年寄りに安心して散歩をして健康を保って欲しいという願いが込められています。
また、お年寄りが安心して散歩に行けるようにユニ・チャームが販売した高齢者向けの転倒した時にけがを防止するガードルをPRする目的もあります。
▪由来
さんぽにゴーの日は、「3(さんぽ)2(に)5(ごー)」という語呂合わせが由来になっています。
▪イベント
東京では毎年10月から11月にかけて目黒区商店街連合主催のイベント「のんびりイベント散歩」が開催されています。
このイベントは、目黒区内にある駒場東大前・中目黒・学芸大・洗足・大岡山北元通りの各商店街で、謎解きをしながら歩いて楽しむウオーキング企画です。
参加費用は無料で、参加者全員に配られるプレゼントに合わせて、コースのクイズを全問正解した完歩者には先着300名に500円分の商品券がプレゼントされます。
参加申し込みはインターネットで各エリア500名、当日参加各エリア100名となっています。
気持ちの良い秋の日に商店街を散歩しながらイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか?
Meguroku.com目黒区商店街連合会 https://www.meguroku.com/
さんぽの雑学
<福沢諭吉健康のために「散歩党」を作っていた!>
現在、健康のために意識して散歩をする人が増えています。
ジョギングやスポーツジムに通うよりも手軽でコスト面でもお得でいいですよね。
散歩はずっと昔から日本で行われていたように感じられますが、じつは西洋文化のひとつで散歩が行われるようになったのは明治時代からなんです!
それまでは、目的もなく歩き回ることは無駄な時間を過ごしているとされ、わざわざ散歩をする人はいませんでした。
しかし、文明開化後海外留学をした森鴎外や夏目漱石たちがステッキを持って散歩する海外の紳士を真似して日本で始めたことがインテリ層を中心に広まっていったといわれています。
なかでも教育者として有名な福沢諭吉は晩年、健康のために散歩を日課としていました。
毎朝、広尾・目黒・芝などを巡る約6㎞を1時間ほどかけて小走りで歩いていたといわれています。
この散歩には福沢諭吉を尊敬する学生たちが自主的に同伴するようになりました。
福沢諭吉自身も彼らを「散歩党」と名付けて散歩中の彼らとの会話を楽しんだり、何か食べないと健康に悪いとして学生たちにパンを分けて歩きながら一緒に食べたりもしていました。
また、諭吉は散歩中に子供がいれば子供をあやしたり、老人がいれば老人をいたわったりしていたそうです。
福沢諭吉の散歩は、健康のためだけでなく心も周りも豊かにする何とも有意義ですてきなものだったのですね。
<親子で散歩はいいことがいっぱい!>
散歩といえば私は子供が小さい頃に毎日のように一緒に散歩をしていたことを思い出します。
まだ歩けない時も抱っこして家の近所を歩いたり、歩き始めたら一緒にゆっくり歩いたりして小さな草花を見つけたり近所の子犬と遊ばせてもらったりと楽しかった思い出がたくさんあります。
こういった親子での散歩が最近は「歩育」という言葉もあるくらい注目されています。
親子で一緒に散歩をすることにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
まず第一に私も体験したような「親子のコミュニケーション」ができます。
親子で散歩すると目に映ったものをきっかけに家の中よりも会話が弾むことが多いのです。
また、小さな子だと歩く練習にもなりますし、なにより体を動かすということで親子共に「体力がつく」「よく眠れるようになる」「ストレスの発散になる」などのメリットがあります。
そして、家の中ではいまいち伝えにくい「交通ルール」を教えることもできます。
子供が小さなうちは目が離せなくて大変というデメリットもありますが、あまり構えず親子で楽しく散歩をしてみてはいかがでしょうか?
▪まとめ
さんぽにゴーの日は、お年寄りに散歩を勧めることを目的として作られた記念日なので凝記念日をきっかけに身近なお年寄りに散歩を勧めてみてください。
そして、みなさんも体力づくりやリフレッシュなどのための1人での散歩はもちろん、ときには家族や友達と一緒に散歩をしみてはいかがでしょうか。
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他にもおもしろい記念日がたくさんあります!