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原子炉の日とはいつ?意味や由来、イベントにアトムサイエンスフェア実験教室

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■はじめに

まだ秋の余韻が抜けきれない11月から、12月に入るといよいよ本格的な冬を意識するシーズンになります。

お住まいのエリアによっては、すでにストーブを使い始めているところも多いですよね。

そんな12月の始まりは、私達の生活にとって欠かせない原子炉の日です。

 

原子炉の日とは

原子炉の日は毎年12月2日にあります。

1942年(昭和17年)のこの日、アメリカのシカゴ大学にて、ウランの核分裂の持続的な連鎖反応が成功しました。

最大出力は0.5ワットでした。

 

■意味

原子炉の日は、原子炉に対して正しい興味を認識を持ってもらうという意味合いがあります。

そして、原子力をエネルギーとして利用することが現実のものとなったことを表す日でもあるんですね。

例えば原子炉についての講演や、正しい扱い方に関する啓発イベントが行われたりしています。

 

■由来

1942年12月2日、アメリカのシカゴ大学に設置された実験用小型原子炉で、ウランの核分裂の持続的な連鎖反応に成功しました。

このことから、原子炉の日は12月2日に制定されました。

指導に当ったのはイタリア人のノーベル物理学者エンリコ・フェルミで、原爆開発のマンハッタン計画にも参加していました。

 

■イベント

2002年(平成14年)から、京都大学複合原子力科学研究所にて【アトムサイエンスフェア実験教室】が、毎年10月頃に実施されています。

これは、小学生・中学生を対象とした実験教室で、科学の楽しさや面白さを体験できるイベントです。

 

実施している京都大学複合原子力科学研究所は、京都大学の附置研究所で「原子炉による実験およびこれに関連する研究」を行うことを目的に、全国大学等で共同利用するための施設として1963年(昭和38年)に発足した研究所で、2018年3月までは「京都大学原子炉実験所」という名称でした。

18回目を迎えた2019年も放射線で飛行機雲を作る実験教室や体験コーナーで盛り上がりました。

参加は無料ですが、定員がありますのでお申し込みはお早めに。

詳しくはこちら

 

他にも、大学や研究機関を中心にあちこちで原子炉をテーマとしたイベントが開かれています。

啓発イベントや原子炉についての講演会など。

一般公開をしているところもありますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

また、日本原子力発電株式会社が提供する東海テラパークでも原子炉についての紹介がされているといった情報もありました。

ぜひご覧になってみてください。

詳細はこちら

 

 

原子炉の雑学

原子炉の日にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□原子炉とは!?

原子炉とは、安全かつ継続的に原子核反応を安全に持続させるための装置です。

多くは原子力発電所や潜水艦、航空母艦、大型の軍用艦艇などに使われます。

また、核種変換による核物質生産や、研究などの中性子源などにも使用されています。

 

□原子炉のメリット・デメリット

戦争や震災などで、原子力は時に悲しい結果をもたらしますよね。

しかし、生産に必要な燃料の少なさ、安定したエネルギー生産、二酸化炭素排出量の少なさなど環境に優しい面もあります。

土地が狭くエネルギー需要の大きな日本にとって、原子力エネルギーの選択は必然だったと考えられます。

 

■まとめ

原子炉の日についてご紹介させて頂きました。

身近なところで言うと、私達の生活に必要な電力には、原子炉の力が必要不可欠です。

ただ、安全性においてはまだまだ不安な面があるのも事実かと思います。

筆者も被災した際に電気の供給が止まり、生活する上でこんなにも大事なものだったのかと思った反面、原子力発電所の事故が起こった際にはとても不安になりました。

まだまだ課題が残るものの、私達の日常に欠かせない存在の原子炉。

毎年12月2日原子炉の日には、原子炉について考えてみたり、関連イベントをチェックしてみるのはいかがでしょうか。

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