■はじめに
徐々に肌寒くなってくる10月から、11月に入るといよいよ本格的な冬を意識するシーズンになります。
お住まいのエリアによっては、すでに衣替えを済ませているところも多いですよね。
そんな11月の終わりには、私達の生活にとって欠かせないいい服の日があります。
目 次
いい服の日とは
いい服の日は毎年11月29日にあります。
いい服の日が制定されたのは、2010年(平成22年)のこと。
株式会社トンボによって制定されました。
株式会社トンボは、岡山県岡山市北区に本社事務所を置き、日本を代表するユニフォームアパレルメーカーです。
いい服の日は商標としても2012年(平成24年)に登録されています。
■意味
いい服の日は、「良い服」とは何かを問う日という意味合いがあります。
そして、「良い服」を作るために必要なことは何かを考える日でもあるんですね。
例えば服のデザインを募集したり、販売店では特別セールが行われています。
■由来
11月29日は、「いい(11)、ふく(29)」と読むことができます。
このことから、いい服の日は11月29日に制定されました。
■イベント
2010年から、株式会社トンボにて【トンボ1129(いいふく)デザインコンクール】が開催されています。
これは、「いい服の日」の一環として、学生服・体育着のアイデアやデザインを募集し、「いい服をつくる」という意識を新たにするというもの。
参加料は無料で、毎年多くの応募があり、第10回目を迎えた2019年は15,000近くもの作品が応募されました。
他にも、11月29日にはあちこちでいい服をテーマとしたイベントが開かれています。
洋服の購入に応じてのお買い物券のプレゼントや、SNSを通してのキャンペーンなど。
販売店でもセールをしているところも多いので、冬服のご購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
服の雑学
いい服の日にちなんだ雑学をご紹介します。
□トンボについて
株式会社トンボは、学校の制服や体操服を中心とした衣料品の販売・製造を行う会社です。
1876年(明治9年)、創業者の三宅熊五郎が、現在の岡山県玉野市で創業し、足袋の製造を開始し、1930年(昭和5年)より学生服の製造を開始します。
その後、1955年(昭和30年)に同社が製造する制服のブランド「トンボ」を制定しました。
そして、第一次ベビーブームの影響もあり、徐々に業績を拡大していきます。
創業130周年となる2006年(平成18年)に、社名を「テイコク株式会社」から「株式会社トンボ」に変更しました。
株式会社トンボの原動力の一つとして、革新性とデザイン力に重点を置いていることが挙げられます。
現在、明石スクールユニフォームカンパニー(富士ヨット学生服)、瀧本(スクールタイガー学生服)、菅公学生服(カンコー学生服)と並んで、トンボ(トンボ学生服)は大手学生服業4社のうちの1社に数えられています。
全国各地の学生服や女子通学服を取り扱い、品質の高さにおいて評価を持っています。
現在では同じく岡山市に本社を置く菅公学生服と共に、2大メーカーとして高い知名度を誇っているとのことです。
□学校制服の始まり
日本で最初に学校制服を導入したのは、1879年(明治12年)の学習院だそうです。
その制服は、海軍の軍服をイメージして作られたホック式の詰襟でした。
それ以降、いわゆる学ラン、セーラー服、ブレザーなどのフォーマルな学生をイメージさせるデザインが次々と生まれ、今ではブレザーを採用している学校が多いそうです。
■まとめ
いい服の日についてご紹介させて頂きました。
誰もが学生の頃、制服や体操着などのお世話になっているのではないでしょうか。
いい服というのは常に時代と共に変化し、進化していくものであるからこそ、制定した株式会社トンボではデザインコンクールを通して追求しているんですね。
そんな、私達が生活する上で欠かせないアイテムとなっている服。
毎年11月29日いい服の日には、関連イベントをチェックしてみたり、販売店のキャンペーンを利用してお買い物するのがおすすめです。
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