シンビジュームといえば、大きな花弁に鮮やかな色が印象的な花です。
豪華で女性らしいイメージから、贈り物とされることも多いですが、その花言葉をご存知でしょうか?
シンビジュームは品種が多い分、花言葉もいくつか存在します。
目 次
シンビジュームの花言葉
シンビジューム全般の花言葉は「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」です。
シンビジュームは花色の原色が少なく、落ち着いた淡い色合いの花が多いです。
そこから「飾らない心」「素朴」という花言葉になったそうです。
色別の花言葉
シンビジュームはピンク色のものが多いのですが、実はとてもカラフルな花です。
明るいものだけではなく、暗い色や淡い色もあります。
そんなシンビジュームは、色によって花言葉が異なります。
ピンク色のシンビジューム
「素朴」
見た目は豪華なシンビジウムですが、ラン科の「カトレア」や「デンドロビウム」と比較した場合は、他のランより素朴な存在になります。
白色のシンビジューム
「深窓の麗人」
「深窓の麗人」とは身分の高い家に生まれ、大切に育てられた女子を意味します。
白いシンビジウムの気品にあふれ高級な装いから連想されたのでしょう。
黄色のシンビジューム
「誠実な愛情」「飾らない心」
シンビジウムは他の洋蘭と比較すると落ち着いた淡い色合いであることに由来します。
他にも赤、オレンジ、茶色といった色のシンビジュームがありますが、それらには特に決まった花言葉は付けられていないようです。
西洋での花言葉
西洋での花言葉は「magnificence(壮麗)」「gorgeous love(華やかな恋)」です。
日本語の花言葉と同じ由来と思われます。
実は怖い花言葉
ありませんでした。
使ってはいけない花言葉
ありませんでした。
シンビジュームが誕生花となる日にち
1月14日、1月17日、11月7日、12月5日、12月13日、12月18日
シンビジュームとは
シンビジュームの特徴
シンビジュームは洋蘭の一種で、ラン科の多年草です。
開花時期は12月~5月と長く、花持ちが良いため長期間花を愛でることができます。
「世界四大洋蘭」の一つになっています。(他は「カトレア」「デンドロビウム」「パフィオペディルム」)
シンビジュームの名前の由来
シンビジュームはくちびる状の花びらが特徴で、学名「Cymbidium(シンビジウム)」の語源もその花の形を記した、ギリシア語の「cymbe(舟)」と「eidos(形)」からきています。
シンビジュームの種類
ラン科シンビジューム属は、東南アジアなどの広い地域に分布しています。
約60~70種類の原種がありますが、花のサイズから以下の3種に大きく分けられます。
大型種
花の大きさは10cm以上、葉の長さは100cm以上のものです。
中型種
花の大きさは7~9cmほどで、高さが50〜70cmになり、大型種と小型種の中間になります。
小型種
大型種と小型の品種をかけあわせで、花の大きさは5~6cmほどになります、
シンビジュームの品種
シンビジュームは世界中に3000種類ともいわれる数の品種があり、その形や名前もそれぞれ個性的で、同じシンビジュームでも全く違う美しさがあります。
「シンビジューム ワインシャワー」
赤ワインのように赤い色で、中心が白くなっています。
「シンビジューム ゴールドラッシュ」
黄色の花びらで、中心が赤色です。
「シンビジューム メロディーフェア マリリンモンロー」
ホワイト系の大輪の花で、日本でも人気があり、フラワーギフトの定番となりました。
「シンビジューム シャルテ レッドハート」
赤紫の花色で、中心部が黄色くなっています。
「シンビジューム グレードキャティ ピンクエンゼル」
草丈は低く、淡いピンクの大きな花を咲かせます。
「シンビジューム エンザンスプリング インザムード」
花びらは丸く、中輪から大輪でピンクの花を咲かせます。
「シンビジューム サラジーン アイスキャスケード」
白と黄色の花が垂れ下がって咲きます。
色や大きさによって、違う花のように特徴がありますが、どの種類も優雅で女性らしく、とても綺麗です。
丈夫で扱いやすく、女性に人気のシンビジュームを、ぜひみなさんも育てたり誰かへ贈ってみたりしてみませんか?