菜の花といえば、細やかな花弁に鮮やかな色が印象的な花です。
食用にされることも多く、春の味覚としても知られますが、その花言葉をご存知でしょうか?
目 次
菜の花の花言葉
菜の花全般の花言葉は「明るい」「快活」です。
その鮮やかな黄色い花色からつけられたといわれています。
見る人の心を明るい気持ちにさせてくれる黄色は、ビタミンカラーともいわれます。
色別の花言葉
菜の花は黄色のものが多いのですが、実はとてもカラフルな花です。
明るいものだけではなく、淡い色もあります。
そんな菜の花は、色によって花言葉が異なります。
黄色の菜の花
「小さな幸せ」「快活」「快活な愛」「競争」「希望」「活発」「元気いっぱい」「豊かさ」「財産」
黄色のイメージのように、明るく元気になるような花言葉が多いです。
ひとつひとつ小さい黄色の花は「小さな幸せ」を表しています。
黄色は風水でも金運アップの色で、小さな黄色の花はまるで小さな金の粒のようで、集まって咲くと黄金が広がるかのよう。
「豊かさ」「財産」もそんな様子になぞらえているのでしょう。
白色の菜の花
「潔白」「適応力」
白い花色の菜の花は大根の花のことさします。
花言葉も大根に準じ、大根の色が白いことから「潔白」を意味します。
大根は味がよくしみ、いろいろな料理に使われることから「適応力」ともなっています。
紫色の菜の花
「知恵の泉」「優秀」「聡明」
菜の花の色としては珍しい花色で、稀有な存在となります。。
三国志の軍師「諸葛孔明(しょかつこうめい)」が紫の名の菜の花を植えたという伝説があり、聡明で優秀で知恵を持った諸葛孔明と照らし合わせた花言葉となったのでしょう。
実は怖い花言葉
ありませんでした。
使ってはいけない花言葉
ありませんでした。
菜の花が誕生花となる日にち
2月6日、2月24日、3月1日、3月3日、3月7日、3月10日、3月16日、3月27日、4月1日
菜の花とは
菜の花の特徴
菜の花は、つぼみや花茎、若葉が食用部分となっています。
大西洋岸や地中海沿岸が原産地となっており、大変耐寒性に優れ開花時期は2月~3月ころです。
観賞用、食用、菜種油の原料など用途が分かれ、品種も異なっています。
菜の花の名前の由来
「野菜の花」という意味から 「菜の花」という名前がつき、アブラナ科アブラナ属の花のことをまとめて菜の花と呼んでいます。
「花菜(はなな)」と呼ぶ時は観賞用に、「菜花(なばな)」と呼ぶ時は花を食用に用います。
菜花は白菜やかぶ、カラシナ、キャベツ、ブロッコリーなども含まれます。
菜の花の種類
菜の花は、観賞用・食用・菜種油用と用途や品種も異なります。
これらのアブラナ属を総称して「菜の花」と呼びます。
菜の花の品種
菜の花は世界中にたくさんの品種があり、その形や名前もそれぞれ個性的で、同じ菜の花でも違う美しさがあります。
「カラシナ」
葉茎に辛味があり、種は和からしの材料となります。
弥生時代に伝来したといわれ、古くから栽培されてきましたが、堤防や河川敷にも野生化したカラシナが自生しています。
「アブラナ」
歴史は古く、古事記や万葉集にも記載されていました。
江戸時代になると種から菜種油が精製されるようになり、菜種と呼ぶようになります。
現在では、食用としてつぼみを収穫するようになりました。
「セイヨウアブラナ」
明治時代に日本に伝来し、菜種油に栽培されています。
色や大きさによって、違う花のように特徴がありますが、どの種類も鮮やかでとても綺麗です。
明るい色で元気いっぱいの、春の訪れを告げる菜の花を、ぜひみなさんも育てたり誰かへ贈ってみたりしてみませんか?