「11月15日 のど飴の日」
■はじめに
筆者のデスクの片隅にはいつも「のど飴」が置かれています。
これはノドの健康のためではなく、ついついタバコを喫いすぎてしまうので、その予防策なんです。
目 次
のど飴の日とは
11月15日はカンロ飴でおなじみの(筆者だけかもしれませんが)カンロ株式会社が制定した「のど飴の日」ですね。
この日のころから冷え込む季節が始まって、ノドのケアがより大切になることから、のど飴によって健康を保持してほしいという願いの込められた日になります。
■のど飴の日の意味と由来
「のど飴の日」は1981(昭和56)年11月に、「のど飴」と銘打った商品「健康のど飴」を日本で初めてカンロ(株)が発売し、2011年の発売30周年を記念して制定されました。
その「健康のど飴」はもう販売を終了して、現在は装いも新たな数種類ののど飴がお店に並んでいますね。
さて、日付の由来ですが、それで11月はわかったとして、ではなぜ15日なんでしょうか。
これは「いいひと声」の語呂合わせで、
い→1、い→1、ひと→1、こ→5、え(字余り)=1115→11月15日
と相成ります。
■のど飴の日のイベント
過去には11月15、16の両日、「渋谷で、のど直感インパクト!」と題したイベントが東京・渋谷で開催されました。
これは体感型のど飴「ドクタープラス」を食べている最中の口の中に入り込んだような「ノド直感」の驚きを全身で体験できるイベントで、巨大なノドのオブジェが多くの人の目を引きました。
のど飴の日の雑学
▽乾燥からノドを守ろう!
秋になると朝晩の冷え込みが強くなるため、暖房に頼ることになって部屋の空気が乾燥してしまいます。
また、夏は皮膚呼吸による水分や老廃物の代謝が盛んでしたが、秋から冬はこの代謝が減ってしまうために気管やノドの負担も増え、乾燥した空気の刺激によって、鼻やノドの粘膜がダメージを受けることになります。
そうなるとウイルスや細菌の侵入が防げず、ノドの炎症や風邪につながってしまいますね。
そうならないために「のど飴でまずノドから健康を守りましょう!」ということなんですが、そんな簡単な話でもないようです。
まず寒い時期には乾燥と戦う生活習慣を身につけることが大切で、マスク、うがいはもちろんのこと、ムダな大声やカラオケ三昧だけではなく喫煙、過度の飲酒の習慣も排除しましょう。
また、抵抗力や免疫力の低下も大敵で、栄養バランスのいい食事、十分な睡眠、適度な運動、規則正しい刑務所暮らしのような生活を心がけましょう。
眠っている時にも注意が必要で、口を開けて呼吸していると口の中が乾燥してしまいますが、そう言われても困るばかりです。
もちろん加湿器の手を借りることも効果十分ですが、より美しい湿気をとばかり、ミネラルウォーターを使うと水に雑菌が繁殖して逆効果になる恐れもあります。
塩素の入っている水道水を使うようにしましょう。
▽のど飴の定義
筆者はのど飴と言えば、鼻がスーッとするメントールやハーブを含んだ飴のことだとばかり思っていましたが、どうもそれは違うようで、スーッとしない飴でも「のど飴」と名乗れるようです。
つまり「のど飴」にはこれと言った定義はなくてメーカー次第なんですね。
しかし、お菓子売り場に置いてあるのど飴と違って、「浅田飴せきどめ」のようなドラッグストアに並んでいる「医薬品」扱いののど飴もあります。
これはキキョウやトコン、マオウ、ニンジンの4種類の生薬が配合されていて、咳や痰を止める効果があることから、指定第2種医薬品に指定されています。
同じ浅田飴でも成分や目的によって医薬品ではなく、医薬部外品や食品に分類される「のど飴」もあるので、うまく使い分けましょう。
■最後に
今まで飴で冬の乾燥からノドを保護するという発想を筆者は持っていませんでしたが、飴玉ひと粒で済むなら簡単とばかり、今冬は医薬品ののど飴を愛用しようと思っています。
が、一部の成分が血糖値上昇を招く恐れもあるそうで、筆者の場合は医師か薬剤師に要相談だそうです。
飴をなめるだけでもメディカルチェックが必要になってしまうとは情けない限りです。
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