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名古屋コーチンの日とはいつ?意味や由来、イベントは

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「3月10日  名古屋コーチンの日」

■はじめに

筆者は2年半ほど転勤で名古屋に住んでいましたが、「名古屋コーチン」という言葉は聞いたことがあるような気がうっすらとするだけで、もちろん何のことだか知りませんでした。

今のように名古屋コーチンの記念日やら、イベント、フェスなんてない時代でした。

 

■名古屋コーチンの日とは

愛知県と名古屋コーチン協会は日本有数のブランド地鶏「名古屋コーチン」の認知度を高め、一層の消費拡大を図ろうと2016(平成28)年に、「3月10日」を「名古屋コーチンの日」に制定しました。

日付の由来は「名古屋コーチン」の肉質や産卵能力が評価され、日本家禽協会に日本初の実用品種として認定されたのが1905(明治38)年3月10日だったことからですね。

 

■名古屋コーチンの日の意味と由来

明治維新で禄を失った尾張藩士の海部荘平、正秀兄弟が養鶏業に転身、約10年の試行錯誤を経て1882(明治15)年ころ、中国のバフコーチンと尾張地方の地鶏を交配させ、肉質が良好で高い産卵能力を持つ新たな品種を作ることに成功しました。

これが名古屋コーチンで、当時は「海部鶏」と呼ばれましたが、その後、尾張藩出身者がこの海部鶏で関西に養鶏場を開いたことから海部鶏は有名になり「名古屋から来た鶏」ということで、今日まで「名古屋コーチン」と呼ばれています。

 

■名古屋コーチンの日のイベント

愛知県と名古屋コーチン協会は2016年から毎年「名古屋コーチンの日」にちなんだイベントを開催しています。

過去には名古屋市農業センターで「名古屋コーチンまつり~名古屋コーチン共和国~」と題したイベントを開催、クイズラリーやグルメコーナーなどで参加者を楽しませる企画を用意しました。

また、市内各所の協会員店舗、特設会場では名古屋コーチンの展示会や特売会、試食会などが実施されるようです。

しかし、認知度を高めるのに名古屋市内だけでのイベントでどれほどの効果があるものでしょうか。

もっと、全国に打って出るイベントを期待したいものです。

 

名古屋コーチンの日の雑学

▽赤い卵と白い卵はどう違う?

我が家はいつも赤い卵を買うのが習慣になっています。

値段は白い卵より割高ですが、おいしくて栄養価がその分高い……という話を今の今まで信じていたからです。

ところが最近、その筋の専門家に聞くところによると、赤と白は値段の違いほど差はないそうで、鶏の種類によって色が違うだけだそうです。

じゃあ、その値段の差はどこから来るかと言えば、赤卵を産む鶏の絶対数が少なく、卵1個のコストが白卵より高いためで、それに「赤優秀」の誤解も手伝ってより値段に差がついたのが真相とか。

 

ちなみに、卵の保存は尖ったほうを下向きにしておくのが基本で、これは丸いほうには「気室」があり、尖ったほうを上向きにすると卵黄が気室内の空気に触れて、細菌が卵黄に入り込む恐れがあるためですね。

またパックは温度、湿度を一定に保つ手助けもしているので、パックから出さずにそのまま冷蔵庫で保存することも薦められています。

 

▽「採卵鶏」の飼養方法見直し

動物衛生の向上を目的とする国際獣疫事務局(OIE)が策定を進めている「採卵鶏」の飼養方法見直しが正式決定されると、日本の養鶏業界にとっては大打撃となってしまいます。

現在、日本の9割以上の養鶏場ではワイヤー製のケージに鶏が過密に押し込まれ、そのために病気になって死んでしまう鶏もかなりの数に上っています。

また、病気を防ぐために抗生物質の投与も行われるために耐性菌も生まれて、それが人体へどう影響するか危惧もされています。

もちろん、これは日本に限った話ではありませんが、こうした劣悪な環境から鶏を解放しようと、鶏舎内や養鶏場屋外の平らな地面で放し飼いをする「平飼い」を推進する動きも急で、EUでは10年前からケージ飼いが禁止され、アメリカでも平飼いが20%を超すまでになっています。

またスターバックスはすでに平飼い卵の使用に完全移行、ネスレも3年後の実現を目標に掲げています。

日本でも最近は平飼い卵を見かけるようになりましたが、やはり生産コストに跳ね返るため安い白卵の倍ほどの値段になっています。

平飼いを一層推進させるためには、卵の値段に対する消費者の意識改革が必要になりますが、これはかなりの難問になりますね。

1年前、元農水大臣が大手鶏卵会社の代表からの収賄で起訴された件が世間を騒がせましたが、これは採卵鶏の国際基準阻止の働きかけのためだったようです。

努力の方向を間違えてるとしか言いようがありません。

 

■最後に

筆者もスーパーへ行った際、赤卵よりもさらに値が張る平飼い卵のあることは知っていました。

赤卵よりおいしいんだろうなとは思っていましたが、おいしいかもしれないが生で食べるわけでもないしと思い、手に取ることはありませんでした。

しかし、そうと知ったからには平飼いを愛用せねばと思いますが、この物価上昇が続く中で……う~ん、卵棚を前に難しい判断に迫られています。

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