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カレーラーメンの日とはいつ?意味や由来、カレーラーメンはいつ誕生したのか

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▪はじめに

みなさんはカレーラーメンを食べたことがありますか?

カップラーメンのカレーラーメンは食べたことはあるけど、お店では食べたことが無いという人も少なくはないと思います。

そんなカレーラーメンをご当地ラーメンとして全国に広めるために制定されたのがカレーラーメンの日です。

 

カレーラーメンの日とは

カレーラーメンの日は、毎年4月25日にあります。

この記念日は、2006年(平成18年)のこの日に「『室蘭カレーラーメン』ブランド化支援事業実行委員会」が結成されたことに因んで、同年の6月に制定されました。

 

▪意味

カレーラーメンの日には、北海道室蘭市の名物であるカレーラーメンを、「札幌のみそ」「函館のしお」「旭川のしょうゆ」に続く北海道のラーメンにおける第4の味として全国ブランドに育てるという目的があります。

 

▪由来

カレーラーメンの日は、2006年(平成18年)4月25日に「『室蘭カレーラーメン』ブランド化支援事業実行委員会(室蘭カレーラーメンの会)」が発足したことに由来して制定された記念日です。

 

▪イベント

90年以上前からカレーラーメンが愛され続けている新潟県三条市では、毎年冬に「三条カレーラーメン 冬のスタンプラリー」というイベントを行っています。

このイベントは、参加店のカレーラーメンを食べてスタンプを集めると景品がもらえるというもので、毎年多くの人が参加しています。

 

過去のイベントでは、参加店舗は15店で、スタンプを5個集めるとサトウ食品のレトルトご飯「新之助」3パックが全員に、10個集めると限定100名に新潟発アイドルNegiccoのメンバーNao☆さんが描いたイラスト入りオリジナルタオルがプレゼントされ、15個全て集めると参加15店舗で使える合計15,000円分の食事券(1店に付き1,000円)がプレゼントされました。

 

このイベントは毎年行われるので、カレーラーメン好きの方はぜひ参加してみてください。

 

カレーラーメンの雑学

<カレーラーメンはいつ誕生したの?>

カレーラーメンの歴史は意外と古く、その発祥については諸説あります。

 

1つは新潟県三条市が発祥という説です。

三条市のカレーラーメンは、東京の洋食店で修行したのち1933年(明治8年)に三条市でラーメン屋を開業した「大黒屋」が発祥とされています。

当時はまだカレー自体が珍しい時代でしたが、初代店主が東京の洋食店でカレーの作り方を覚え、それをヒントにカレーラーメンを生み出したのだそうです。

大黒屋は現在三条市内に3店舗ありますが、どの店も初代店主と同じ作り方でカレーを作っているそうです。

 

その他にも、三条市にあったラーメン店「東京亭」の店主が、戦前に東京・向島の食堂で修業してカレーラーメンを三条市に持ち帰ったのが始まりという説もあります。

 

2つ目は北海道苫小牧市が発祥という説です。

北海道といえば昔から旭川の醬油ラーメンや函館の塩ラーメンが人気でしたが、1965年(昭和40年)に札幌の味噌ラーメンブームが到来します。

苫小牧市にある「味の大王」というラーメン店の店主は、味噌ラーメンに対抗するためのメニューとして1965年(昭和40年)春にカレーラーメンを開発しました。

しかし、カレーラーメンはなかなか定着せず、店主は1967年(昭和41年)ごろに岩見沢市に店を移転します。

この店の常連客が味の大王のラーメンに惚れ込んで弟子入りし、その後室蘭市で開業しましたがここでもカレーラーメンはあまり人気が出ませんでした。

しかし、室蘭市出身の元モーニング娘。のメンバー安倍なつみがラジオ番組で室蘭市のカレーラーメンがおいしいと発言したことにより、ファンを中心にカレーラーメンの人気が高まっていきました。

その後、室蘭市ではカレーラーメンを北海道のご当地ラーメンとして発信するようになったのです。

 

3つ目は千葉県発祥という説で、千葉県小見川町(現・香取市)にある「実之和食堂」で1955年(昭和30年)の開店当初からカレーラーメンを提供しているとされています。

 

<お酒を飲んだ後にラーメンが食べたくなるのはなぜ?>

札幌では飲んだ後のシメにカレーラーメンを食べる人が少ないそうです。

しかし、カレーラーメンに限らず飲んだ後はラーメンを食べたくなりますよね。

しかも普段食べるよりもおいしく感じてしまいませんか?

体によくないと分かっているのにどうして飲んだ後にラーメンを欲してしまうのでしょうか?

これにはちゃんとした理由があったのです!

 

お酒を飲むと、肝臓でアルコールの分解が始まりますが、アルコールを分解するためには糖分を必要になります。

アルコール分解に必要な糖分は血液中のものが使われ、それに伴って血糖値が下がりお腹が空いたと感じるのです。

これが、飲んだ後シメに何か食べたくなる理由です。

 

また、肝臓でアルコールを分解する途中段階にアセトアルデヒドという有害物質が発生します。

アセトアルデヒドは頭痛や吐き気などの症状が現れる二日酔いや悪酔いさらには肝障害を引き起こす原因となるものです。

このため、肝臓はアセトアルデヒドを分解して無害な酢酸と水と炭水化物に分解します。

この分解作業に必要なのが、アラニン・グルタミン酸・亜鉛・ビタミンB1なのですが、お酒をのむときにおつまみとこれらを上手に摂取できていないと飲んだ後に体が欲するようになります。

ラーメンには、これらの栄養素のうちアラニン(豚肉や豚のゼラチン質、かつお節などに多くに含まれる)・グルタミン酸(小麦タンパクなどに多く含まれる)・亜鉛(カツオや貝類に多く含まれる)が含まれています。

ですから、飲んだ後にラーメンが食べたくなりしかも普段よりおいしく感じるというわけなのです。

 

しかし、ラーメンには脂質や塩分が多く含まれているので体にはよくありません。

ですから二日酔いや悪酔いを防止するためには、飲む前にウコンドリンクなどを飲んでおいたり、飲んでいるときに冷ややっこや枝豆、出汁巻き卵、チーズなどのつまみを食べたりするとよいでしょう。

また、血中のアルコール濃度を下げるためにチェイサーとしての水を飲むのもおすすめです。

そして、飲んだ後にはラーメンではなく、シジミなどの貝類が入った味噌汁を飲むようにするとよいでしょう。

 

▪まとめ

みなさんは本場のカレーラーメンを食べたことがありますか?

私は残念ながらカップラーメンや自分で作ったカレーの残りをインスタントラーメンにかけたものしか食べたことがありません。

最近ではお取り寄せができるご当地のカレーラーメンもあるので、食べてみたい方はぜひ取り寄せて自宅でも味わってみてください。

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