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花言葉・誕生花

ハナニラの花言葉。星形の花からきた「星に願いを」や色別の意味とは

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ハナニラは、花色が豊富で、花壇などに咲いていると華やかで、ついつい見惚れしまいます。

そんなハナニラは、見た目とは裏腹に、ニラに似た独特な匂いがします。

また、きれいな見た目からは想像できない、怖い花言葉がつけられていました。

 

ハナニラとは

ハナニラは比較的暑さに強い花で、南アメリカが原産です。

ハナニラは、球根植物で、葉っぱや花が見られる春以外の時期は、地上部分が枯れてしまいます。

翌年にも同じ場所で花を咲かせる多年草です。

繫殖力が強いので、1度植えるとあたりに一面に花が広がります。

葉っぱはスイセンの葉っぱや、ニラに似た形をしています。

花の美しい見た目からは想像できない、ニラに似た独特な匂いがするのも特徴です。

 

花は6枚の花びらが、星型の形を形成しています。

花色は、白やピンク、紫、青色などです。

花の種類が20種類以上と豊富ですが、日本で最も良く見られるのは、サクラが咲き始める3月頃から4月にかけて開花するハナニラで、ユニフロルムという品種です。

また、黄花ハナニラやパルビフローラという品種のハナニラも日本で見られます。

 

ハナニラの名前の由来

ハナニラという名前は、花の見た目と香りに由来します。

ハナニラの葉っぱは、スイセンの葉っぱやニラに酷似しています。

また、ニラに似た香りがすることから、名づけられました。

 

西洋名は「Spring star(スプリング スター)」です。

種類の多いハナニラは、花開く時期が種類によって変わります。

日本で良く見られる、ユニフロルムというハナニラの開花期は春です。

春に花が開くことと、花の形が星のようにみえることから、「Spring star」という名前がつけられています。

 

また、学名は「Ipheion uniflorum(イフェイオン ユニフロルム)」です。

「Ipheion」は属名であるイフェイオン属からつけられています。

「uniflorum」は1つのという意味があります。

ハナニラは1つの茎の先に、1つだけ大きな花を咲かせることから、名づけられたそうです。 

 

ハナニラが誕生花となる日にち

2月10日、2月22日、3月26日

 

ハナニラの花言葉

「耐える愛」「星に願いを」「悲しい別れ」がハナニラの花言葉です。

「耐える愛」という花言葉は、ハナニラが繫殖力が強く、また寒い冬も、ものともせず、翌年の春にきれいな花を咲かせることから、ついたとされています。

 

「星に願いを」は花の形に由来します。

ハナニラの6枚の花びらで、きれいな星型を形成していることから、この花言葉がつきました。

「悲しい別れ」という花言葉は、白いハナニラの周りが薄い青で色づいていることが、哀愁をかんじさせることから、つけられたと言われています。

 

ハナニラの色別の花言葉

ハナニラは、白、ピンク、紫、青など複数の花色があります。

全体の花言葉と共通している物が多いですが、花色別にも花言葉がついています。

「耐える愛」「悲しい別れ」は、全体の花言葉ですが、白いハナニラにも共通しています。

 

ピンクのハナニラは「愛しい人」です。

「愛しい人」という花言葉も、花の見た目になぞらえてつけられたそうです。

花は上向きに咲き、形がきれいな星の形をしていることから、恋しい人を想いながら神様に願い事をする少女と重なり、つけられました。

 

青や紫のハナニラは「卑劣」「恨み」です。

種類が多いハナニラですが、黄色ハナニラやパルビフローラなど、種類別の花言葉はないようです。

 

ハナニラの怖い花言葉

ハナニラ全体の花言葉にも、青や紫のハナニラと同じ、「卑劣」「恨み」といったものがつけられています。

ネガティブなイメージの花言葉がつけられた理由は、いくつかあるようです。

ハナニラの香りが、美しい花の見た目に似つかわしくないことから、他の花の良い香りとの対比でつけられたと言われています。

また、ハナニラは、1度植えれば花が広がるほど、繫殖能力が強いです。

そのため、花が咲いたあとは、株を増やさないために、球根を抜いてしまうよう言われていたようです。

このことから、厄介者の花とされていたため、ネガティブな花言葉がつけられたとされています。

 

鑑賞用のハナニラと食用の花ニラのちがい 

一般的にハナニラと言われる花は、鑑賞用の花で食べることはできません。

鑑賞用のハナニラは、毒を持っています。

食べると、下痢や嘔吐などの中毒症状がでるため、食べないように気を付けましょう。

同じ名前の花ニラで、食用の物があります。

こちらは、食卓で食べているニラに、花が咲いたものです。

葉っぱや香りが似ているので、花の咲き方で見分けます。

鑑賞用のハナニラは、茎に対し花の数は1つです。

食用の花ニラは、丸みをおびたつぼみが、茎の先につきます。

そこから、いくつもの花を密集して咲かせます。

また、鑑賞用のハナニラは、複数の花色があり華やかですが、食用の花ニラの花色は白のみです。

食用の花ニラは、葉っぱの部分が食べられるのはもちろんですが、花のつぼみを食べるとやわらかく、甘さがあり美味しいそうです。

 

1つの茎に大きな花をつけ、凛としているハナニラは、美しく見る人を魅了します。

しかし、花には毒があり、花言葉も「恨み」などといった悪いイメージが強いです。

ハナニラの花は、見て楽しむのはオススメですが、プレゼントには向きません。

また、見た目や香りが似ているニラと間違って食べないように注意しましょう。

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