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花言葉・誕生花

ニチニチソウの花言葉。赤、ピンク、白の色別の花言葉や、「死」という怖い意味も

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ニチニチソウは暑さに強く、毎日次から次に花を咲かせてくれるので、前向きな気持ちにさせてくれる花です。

 

ニチニチソウとは                         

ニチニチソウ(日々草)はキョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草になります。

5~10月頃にピンク、白、紫、赤色などの3㎝ほどの花を次々に咲かせます。

原産地はマダガスカル、インドなどです。

背丈は20~40㎝ほどになり、初夏から晩秋まで長く咲き、暑さにも強いので大変育てやすい植物です。

 

ニチニチソウの品種には以下のようなものがあります。

【フェアリースター】小さな星形の花をたくさん咲かせます。

【八重咲きニチニチソウ】一般的なニチニチソウは花びらが5枚ですが、フリルのような花びらが何枚もついています。

【カップ咲きニチニチソウ】小さめの花びらが渦を巻いてカップのような形をしています。

 

ニチニチソウの名前の由来

ニチニチソウは次から次に毎日のように花が咲きます。

日々、咲く花ということから「ニチニチソウ(日々草)」という名前がつきました。

別名では「ビンカ」とも呼ばれていますが、正式には「ビンカ」はツルニチソウの学名です。

 

ニチニチソウが誕生花となる日にち

 7月16日、7月30日、9月17日

 

ニチニチソウの花言葉

ニチニチソウの花言葉は「楽しい思い出」「友情」「生涯の友情」「若い友情」「優しさ」です。

「楽しい思い出」の花言葉は色とりどりのニチニチソウが、途切れることなく咲く様子がにぎやかで、楽しい気持ちにさせてくれることからついたようです。

「友情」「生涯の友情」「若い友情」の花言葉は一つの株から毎日たくさんの花を咲かせることからつきました。

その様子は多くの友達と過ごす青春時代を連想させます。

友達にプレゼントするのにはぴったりの花言葉ですね。

「優しさ」の花言葉はニチニチソウはピンクや白などの優しい色が多く、温かみのある雰囲気からついたのではないでしょうか。

 

ニチニチソウの色別の花言葉

ニチニチソウの色別の花言葉は以下のように分けられています。

白は「生涯の友情」

ピンクは「優しい追憶」

赤は「楽しい思い出」

 

ニチニチソウの怖い花言葉

あまり知られていませんが、一部では「死」という怖い花言葉も存在しているようです。

なぜそのような怖い花言葉がついているかと言うと、ニチニチソウにはビンカアルカロイドといわれる毒性のある成分が全体に含まれているからです。

神経障害、心機能障害など強い症状を引き起こしてしまうので注意が必要です。

また、同じキョウチクトウ科でニチニチソウの仲間である「ツルニチニチソウ(蔓日々草)」はヨーロッパでは、しばしば「死」を連想させる花とされてきました。

古代ローマではツルニチニチソウの茎で作られた花輪が生贄の儀式に使われていたため、「死」を意味する花とされていました。

他にもイギリスのウェールズ地方でも、葬式用の花輪や死刑囚が頭にかぶるものとされていたり、墓地によく咲く花で引き抜くことは不吉なことであると言われていました。

 

ニチニチソウの育て方

ニチニチソウは暑さに強く、育てやすいため、夏のガーデニングではとても人気のある花です。

色も豊富で単色以外にも、中心の色が違う2色のものもあります。

一つの花自体の寿命は3~5日ほどですが、次から次に咲くのでボリュームも出ます。

 

【用土】

地植えの場合は水はけの良い所に植えて、鉢植えの場合は中粒赤玉土、腐葉土、酸度調整済みピートモス2の配合土等を5:3:2で混ぜたものが良いでしょう。

 

【水やり】

日当たりの良い所で育てて、水は一日1~2回与えましょう。

 

【肥料】

元肥に緩効性肥料を土に混ぜ、追肥で週1回ほど液体肥料を与えると花がたくさんつきやすくなります。

 

【病気と害虫】

害虫はハダニやアブラムシがつきやすく、病気は「立ち枯れ病」というカビの一種で、一気に広がって枯れてしまう病気にかかることがあります。

水をやり過ぎず、花がらはこまめに取り除いてあげましょう。

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