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花言葉・誕生花

ホトトギスの花言葉。別名や名前の由来、誕生花も

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日陰になった山々や崖などで自生する植物です。

鳥と同じ名前がつけられており、花を思い浮かべる人は少ないでしょう。

 

ホトトギスとは

日本全国の山々に自生している花で、日本固有の植物です。

山間地に自生していますが、園芸用としても栽培されています。

主に太平洋側の地域で見られることが多く、湿った土地を好む傾向です。

基本的に枝分かれすることなく真っすぐ茎が伸び、上向きに花開きます。

品種や生息場所によっては、首を垂れた状態で花をつける場合があります。

花色は紫、白、ピンク、黄色などです。

開花期は8月から10月で、花びらが6枚あるラッパ状の花をつけます。

斑点模様の花びらが多いですが、品種によっては斑点模様のない無地のものもあります。

山間部に自生する花ですが、盆栽としても人気の高い花です。

 

ホトトギスの名前の由来

独特な斑点模様のある花ですが、名前の由来は鳥です。

ホトトギスという鳥は、羽根や背中は灰色や黒色をしています。

胸や腹には、黒地に白の縞模様が入り、その見た目が花の斑点に似ていることから、名づけられました。

漢字では、「杜鵑草(ホトトギス)」と書かれます。

 

別名には「油点草(ユテンソウ)」とつけられています。

花の模様が、油を落としたときにできる模様に似ていることからついたそうです。

 

西洋では「Toad lily(トード リリー)」と言われます。

「Toad」にはヒキガエルの意味があり、ヒキガエルの斑点模様に似ていることが由来です。

 

学名は「Tricyrtis hirta(トリチルティス ヒラタ)」です。

「Tricyrtis」は2つのギリシャ語が複合しつけられています。

3つの意味がある「Tri」と、ふくらみを表す「cyrtos」です。

6枚の花弁のうち外側の3枚には、袋状のふくらみがあることからつけられました。

「hirta」は短い毛があることを表します。

葉っぱや茎に毛があることから名づけられたそうです。

 

ホトトギスが誕生花となる日にち

9月12日、10月9日、11月29日

 

ホトトギスの花言葉

「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」「永遠の若さ」「恥ずかしがりや」などが花言葉です。

山の中や崖、岩場など環境の悪い場所で、咲くホトトギス。

夏から秋にかけて一途に咲き続ける様子から、「永遠にあなたのもの」や「秘めた意志」とつけられました。

また日陰を好む習性があるため、物陰に隠れて恥ずかしがっているように見えるため、「恥ずかしがりや」とつけられたそうです。

 

ホトトギスの色別の花言葉

紫や白、ピンク、黄色などの花色があるホトトギスですが、色別の花言葉はないようです。

同じホトトギス属の仲間であるキバナホトトギスには、「夢よりすてきな現実」という花言葉があります。

 

ホトトギスの怖い花言葉

人里離れた日陰に咲き、斑点模様から毒々しい雰囲気を感じさせるホトトギス。

怖い花言葉がつけられていそうですが、実際には良いイメージの花言葉ばかりです。

 

ホトトギスの種類 

日本固有の植物であるホトトギスは、10種ほど自生しています。

 

【シロホトトギス】

日本各地に分布している品種で、比較的どこでも見ることができます。

花色は白色で特徴的な斑点模様がなく、清潔感のある花が魅力的です。

 

【サツマホトトギス】

絶滅危惧IA類に分類される品種で、鹿児島県に生息するホトトギスです。

他のホトトギスと違い、葉っぱや茎に毛がないことが特徴と言われます。

真っ白の花びらに紫色の模様が美しい花です。

 

【キバナホトトギス】

こちらも九州に生息する花で、同じく絶滅危惧種です。

明るい黄色が特徴で、赤紫色の斑点が目をひきます。

 

【チャボホトトギス】

東海や紀伊半島、四国、屋久島など幅広い範囲に分布するホトトギス。

全体的に他の品種よりも小さく、花も大きくありません。

黄色い花びらに、少なめの模様が特徴で、少し控えめな印象です。

葉っぱが黒いものは「烏葉(カラスバ)」、銀色のものを「銀葉」と呼ばれます。

 

花びらの模様が少し毒々しさを感じる花です。

山間部など過酷な環境でも、咲き続ける花は、ひたむきに頑張る強い女性を感じますね。

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