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花言葉・誕生花

シロツメクサの花言葉。三つ葉、四つ葉、五つ葉と数で異なる花言葉も

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一度はシロツメクサで、花冠を作って遊んだ人も多いのではないでしょうか。

シロツメクサは、日本全国どこでも見ることができます。

幸運をもたらすイメージや可愛らしさが印象強いシロツメクサには、怖い花言葉もつけられていました。 

 

シロツメクサとは

日本全国で花を見ることができますが、元々はヨーロッパが原産の花です。

シロツメクサは日本では帰化植物として、扱われています。

特に野原や芝生、グランドなどに自生していることが多いです。

 

柔らかい葉っぱをもち、「クローバー」として良く知られています。

三つ葉のクローバー、四つ葉のクローバーと言われた方がピンと来る人も多いでしょう。

葉っぱは、人に踏まれたり、刈り取られたりした場合も、生命力が強いので、すぐに再生されるのが特徴です。

生命力が強い性質を利用し、雑草の繁殖や土壌侵食などで重宝されます。

 

花は白や赤色です。

真っすぐと伸びた茎の先に、たくさんの小さな花をつけます。

小さな花がたくさん集まり、それらが丸みを帯びたぼんぼりのような形をつくります。

花が咲く時期は4月から7月です。

 

シロツメクサの名前の由来

シロツメクサは、ヨーロッパ原産の花で、本来日本には自生していませんでした。

江戸時代にオランダからガラス製品を輸入する際、ガラスが割れないよう緩衝材として利用されたのがシロツメクサでした。

箱いっぱいに白いシロツメクサが敷き詰められていたことから、「白詰草(シロツメクサ)」という名前が付けられたそうです。

 

西洋名では「White clover(ホワイト クローバー)」と言われます。

「clover」の由来はギリシャ神話にあります。

英雄とされているヘラクレスは、強靭な肉体を持つだけでなく、棍棒を操るのが上手いと評判でした。

このヘラクレスが持っていた棍棒は先端が3つに分かれており、これがシロツメクサの葉っぱの形によく似ていたそうです。

「Clava」という棍棒の意味をもつラテン語が変化し「clover」と名づけられました。

 

シロツメクサが誕生花となる日にち

5月9日、5月27日、6月3日、6月17日、11月16日

 

シロツメクサの花言葉

シロツメクサの花言葉は「約束」「私を思って」「幸運」などです。

西洋の花言葉は「promise(約束)」「think of me(私を思って)」です。

「約束」「promise」という花言葉は、シロツメクサの葉っぱがキリスト教の三位一体に由来します。

キリスト教の聖職者であったパトリックが布教活動を行っているときに、シロツメクサの葉っぱを使いました。

「父・子・聖霊」の3つは、本来1つのものであるとする、三位一体の意味を説いたとされています。

「私を思って」「think of me」は、シロツメクサの花をネックレスや花冠にし、大切な人にプレゼントする風習が古くから合ったことから付けられたそうです。

 

シロツメクサの色別の花言葉

赤色または濃いピンク色のシロツメクサは「ムラサキツメクサ」とも呼ばれます。

この花言葉は、「勤勉」「実直」「善良で陽気」などです。

また西洋の花言葉は「industry(勤勉)」です。

これらの花言葉は、ムラサキシロツメクサが繫殖能力にたけていることからつけられました。

シロツメクサは、葉っぱの枚数で異なる花言葉がつけられています。

 

一般的な三つ葉の花言葉は「愛情」「希望」「信仰」です。

幸せを運ぶ葉っぱとして知られる四つ葉には「幸運」「私のものになって」という花言葉が付けられています。

 

西洋の花言葉は「good luck(幸運)」「be mine(私のものになって)」です。

 

シロツメクサの葉の数による花言葉

一つ葉  「始まり」、「困難に打ち勝つ」

二つ葉  「平和」「素敵な出会い」

三つ葉  「愛情」「希望」「信仰」

四つ葉  「幸運」「私のものになって」

五つ葉  「財運」「経済的繁栄」

六つ葉  「地位」「名声」

七つ葉  「無限の幸運」

七つ葉の葉っぱを見つけられるのは、そう簡単ではないので、「無限の幸運」とつけられたのが納得できますね。

 

シロツメクサの怖い花言葉

幸運を象徴するシロツメクサですが、「復讐」という花言葉がつけられています。

「約束」や「幸運」といったものは、簡単に打ち壊されてしまうことに由来します。

破られてしまった約束や失った幸運に対し憎悪の念を抱くことから「復讐」と付けられたようです。

 

シロツメクサの言い伝え 

シロツメクサにはたくさんの言い伝えが残されています。

失楽園の物語に出てくるアダムとイブにも、シロツメクサは登場します。

アダムとイブが楽園追放された時に、楽園の思い出を残したいと思ったイブが四つ葉のクローバーを持ち出しました。

楽園は、アダムとイブにとって楽しい思い出がたくさんあり、希望が何でも叶う場所であったそうです。

また、楽園の中にあるシロツメクサの葉っぱはすべて四つ葉だったそうです。

 

他にも四つ葉のクローバーにまつわる言い伝えがあります。

キリスト教では、三つ葉が三位一体を表し、四つ葉は十字架にみたてられています。

ナポレオンも戦場で四つ葉のクローバーを見つけたそうです。

ナポレオンが四つ葉のクローバーを摘み取るときに体をかがめたことで、銃弾を避けることができ、助かったといわれています。 

 

野原や広場にたくさんの花を咲かせるシロツメクサ。

シロツメクサで作られた花冠は、可愛らしい女の子をイメージさせます。

幸せをもたらす四つ葉のクローバーを探しながら、可愛らしい花を楽しみ幸せな気分を味わいたいですね。

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