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花言葉・誕生花

葛(クズ)の花言葉。名前の由来や誕生花、人間に化けた狐の伝説とは

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秋の七草の一つでもある葛(クズ)は、人々の生活に幅広く役立っていますが、一方では生育が大変旺盛なため、畑などでは厄介な植物として扱われている面もあります。

 

葛(クズ)とは

葛(クズ)はマメ科クズ属で、つる性の多年草になります。

日本全土、中国、フィリピン、インドネシア、ニューギニアなどに分布しています。

つるは地を這うように伸び、10m以上になるものもあります。

葉は3枚から成り立ち、裏側は白い毛におおわれています。

開花時期は8~9月頃、濃い紫色の蝶のような花びらが下から上へと穂状に咲いていきます。

日本では根の部分が葛粉や漢方薬として利用されています。

一方では、その繁茂力の高さやスピードから雑草並みの扱いをされており「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれ、駆除されている面もあります。

森林ではつるが伸びすぎて、他の樹木に悪影響を与えるため、つる切りや駆除剤などを用いて除去されています。

 

葛(クズ)の名前の由来

葛(クズ)の名前は奈良県の吉野川上流の国栖(くず)という地域で葛粉が作られていたことが由来とされています。

別名では「裏見草(うらみぐさ)」と呼ばれていて、これは風が吹くと白い毛で覆われた葉の裏側が見えることからつきました。

学名の「Pueraria」は19世紀の植物学者「マルコ・プエラリ」の名前からきています。

ある地方では飼料として利用され、馬や牛の好物であったことから「ウマノオコワ」「ウマノボタモチ」と呼ぶところもあるようです。

 

葛(クズ)が誕生花となる日にち

9月12日、9月21日

 

葛(クズ)の花言葉

葛(クズ)の花言葉は「芯の強さ」「努力」「根気」「活力」「治癒」です。

「芯の強さ」「努力」「根気」の花言葉は葛(クズ)の根は深いところまで伸びることから抜くのが大変な植物で、しっかりと根をはることが由来となっています。

「活力」「治癒」の花言葉は葛(クズ)が漢方薬として利用されていることが由来となっています。

葛の根は風邪薬としても有名な「葛根湯(かっこんとう)」の主成分になっています。

風邪の引き初めには効果的で、体を温めてくれたりする身近な漢方薬として有名ですね。

 

葛(クズ)の色別の花言葉

葛(クズ)の色別の花言葉は特に無いようです。

 

葛(クズ)の怖い花言葉

葛(クズ)の怖い花言葉は特に無いようです。

 

葛の葉(クズノハ)の言い伝え

日本では「葛の葉(クズノハ)」という名前で人間に化けた狐の伝説があります。

「昔、和泉市の信太山の森にいた白狐が狩人に追われていたところ、安倍保名という男に助けられました。

その時怪我を負った保名のもとに、白狐は「葛の葉(クズノハ)」という名前の女性に化けて手当てをします。

いつしか二人は相思相愛の仲になり、やがて結婚し、男の子が誕生しました。

しかし、ある時、正体を知られてしまい、白狐は森に帰ることになったのです。

しばらくして白狐は人間界で暮らす我が子たちの様子をこっそりと見に来ます。

この時、白狐が残していった歌があります。

「恋しくば 尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」

それを読んだ保名は男の子を連れて葛の葉に会いに信太の森を訪れます。

そして、葛の葉に化けた狐は水晶の玉と黄金の箱を渡して別れました。

この男の子が陰陽師として知られるのちの「安倍晴明」であります。」

あの有名な安倍晴明の誕生の裏にはこのようなせつない伝説があったのですね。

また平安時代には別名の「裏見草(うらみぐさ)」を「恨み」という言葉と掛けて歌が詠まれています。

「秋風は すごく吹くけども 葛の葉の うらみがほには 見えじとぞ思ふ」

(秋風が強く吹いているが、葛の葉のように裏を見られないよう、うらみ顔は見せないようにしようと思う。)

この歌は和泉式部が新古今集で詠んだ歌で、別居中の夫への恨みはあるが、裏見草のようにそれを悟られないように気を付けているという意味があります。

葛の葉は裏が毛で覆われて白く存在感があるからこそ、このような別名がつき、葛の葉を例えに使った歌が詠まれたのですね。

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