アサガオは、「朝顔」という字の通り、朝に咲くことで知られる夏の花です。
日本ではとても一般的な花で、庭先で育てられていることも多く、実際に見たことがある人も多いと思います。
そんなアサガオの花言葉や特徴をご紹介します!
目 次
アサガオの花言葉
アサガオ全般の花言葉は「愛情」「結束」「明日も爽やかに」「朝の美人の顔」。
太陽の下で、大きく花を開く元気なイメージ通り、前向きで明るい花言葉が付けられています。
特に、「朝の美人の顔」というのはアサガオにぴったりの言葉です。
大きな花と爽やかな色合いから、夏の朝の美しい女性の姿を連想したのかもしれません。
朝顔が誕生花となる日にち
7月6日、8月1日、8月6日
色で変わる花言葉
白のアサガオ
「溢れる喜び」「固い絆」
アサガオの中でも、白のアサガオは清純な印象を受けます。
抑えられない喜びや、永遠に変わらない固い絆といった、純粋でまっすぐな気持ちを表現するのにふさわしい花です。
青のアサガオ
「短い愛」「儚い絆」
アサガオと言えば青や紫といった色を連想するのではないでしょうか。
色数が多いアサガオの中でもポピュラーな青いアサガオには、少し切ない花言葉が付けられています。
確かに、少し淡い青のアサガオからは、元気さよりも儚さを感じます。
紫のアサガオ
「冷静」「平静」
海外から日本にアサガオが持ち込まれたとき、そのアサガオは紫だったという説があります。
紫というのは高貴さを表す色です。
深みのある紫のアサガオは花言葉の通り、落ち着きの象徴です。
ピンクのアサガオ
「安らぎに満ち足りた気分」
ピンク色のアサガオは、花を広げる様子がまるでドレスのようにも見える、女の子らしい花です。
恋人や家族など、大事な人から愛情を受け、安らぎに満ち足りている。
そんな幸せな気持ちを表すような可愛らしい色合いです。
赤いアサガオ
「儚い情熱的な愛」
赤というと情熱的なイメージですが、アサガオの場合は「儚い情熱」です。
恐らく、朝の間だけ咲き、夕方にはしぼんでしまうという花の特徴からつけられた花言葉ではないでしょうか。
種類別の花言葉
アメリカアサガオ
「思いやり」「活力」「快晴」
この種類は、小さめの花と、がくの部分が外側に反り返っていることが特徴です。
色は青~水色であることが多く、その鮮やかな色は快晴の空を連想させ、溌溂とした印象を与えます。
マメアサガオ
「見つけたら幸せ」
とても小さく、淡い紫~白い色の花です。
マメアサガオは小さい上に、葉の下に隠れるように咲いていることが多く、見逃してしまうこともあるそうです。
何とも可愛らしい花言葉にも納得ですね!
曜白アサガオ
「健康」
カラフルで大輪の花を咲かせることが特徴の種類です。
大きく開いた色とりどりの花からは、確かに健康的で快活なイメージを受けます。
実は怖い花言葉
主に白いアサガオを指して言われることが多い花言葉として、「私はあなたに絡みつく」というものがあります。
小学校でアサガオを育てたり、庭に咲いているのを見たことがある人はイメージしやすいと思いますが、アサガオは支柱にツルを絡みつけるようにして育ちます。
その様子からつけられた花言葉ですが、恋愛的な意味でとらえると少し怖いですよね。
アサガオとはどんな花
アサガオの特徴
アサガオは、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です。
園芸用の植物としてかなり一般的に扱われる花で、昔から日本では広く流通していました。
花の色は青、赤、白など多色で、品種改良により二色が混じったものなど、バリエーションがかなり豊富です。
原産地については諸説ありますが、熱帯アジアや、ネパール~中国にかけての地域と言われています。
種には人体に有害な毒が含まれており、摂取すると激しい中毒症状を引き起こします。
名前の由来
「早朝に咲くからアサガオ」という説は間違いです。
アサガオは朝に咲き、昼~夕方にはしぼんでしまいます。
その特徴を朝の美人の顔に例えて「朝の容花(かおばな)」、つまり「朝の美人」というのが語源になっています。
アサガオの品種
「オーシャンブルー」
琉球朝顔ともいわれます。
葉が可愛らしいハート型なのが特徴です。
初心者にも育てやすく、グリーンカーテンとしても利用できます。
「ヘブンリーブルー」
ソライロアサガオという別名の通り、鮮やかな水色が綺麗な花です。
日本ではもっとも有名ともいわれ、最も一般的な朝顔です。
「ダチュラ」
朝鮮朝顔ともいわれます。
ラッパのような形と真っ白な色が特徴的で、5~11月と、他のアサガオよりも長い期間咲きます。