マリーゴールドといえば街中の花壇でよく見かける花の一つですね。
ぼんぼりのような丸い形が可愛らしいマリーゴールドですが、その花言葉には意外にも悪い意味も含まれています。
そんなマリーゴールドについて色々と調べてみました。
目 次
マリーゴールドの花言葉
マリーゴールド全般の花言葉は. “悲しみ” “絶望” “嫉妬” といった意味になります。
可愛らしい見た目とは反対に、全く想像のつかない花言葉ですね。
他にも色別に意味が変わってくる花言葉があるので、そちらも調べてみました。
マリーゴールドが誕生花となる日にち
6月5日、7月18日
色で変わる花言葉
黄色
花言葉は“健康”です。
見た目の鮮やかさにぴったりな花言葉ですね。
しかし反対に“下品な心”という意味の花言葉もあります。
黄色が下品な色とは連想しがたいですが、マリーゴールドがキリスト教に関係する花ということもあり、キリスト教では黄色が裏切りの意味を持つことからこの花言葉がつけられたと思われます。
オレンジ
花言葉は“真心”です。
オレンジ色の花が心を温めてくれるような、そんな意味合いの花言葉ですね。
品種別の花言葉
またマリーゴールドには品種別の花言葉もあります。
代表的なもので、アフリカンマリーゴールドとフレンチマリーゴールドの二つを紹介したいと思います。
アフリカンマリーゴールドの花言葉
アフリカンマリーゴールド
アフリカンマリーゴールドの花言葉は“逆境を乗り越えて生きる”です。
アフリカンマリーゴールドは花がとても大きく、それに見合った力強い言葉が花の優美さを表しているようですね。
10月28日がアフリカンマリーゴールドの誕生花の日にちとなります。
フレンチマリーゴールドの花言葉
フレンチマリーゴールド
フレンチマリーゴールドの花言葉は“いつも側に置いて”です。
フレンチマリーゴールドは小さな花なので、いつも側に置いて置きたくなるような可愛らしい存在であることを表している花言葉ですね。
7月18日がフレンチマリーゴールドの誕生花の日にちとなります。
実は怖い意味の花言葉
マリーゴールドの花言葉を色々と紹介してきましたが、ネガティブな花言葉の裏にはこんなエピソードがあります。
ある女性が恋人のいる男性を好きになってしまいました。しかしその恋は実らず、女性は嫉妬心に狂って死んでしまいました。
その女性がマリーゴールドして生まれ変わったことから、マリーゴールドは嫉妬のかたまりだと言われるようになりました。
この話を聞くと、マリーゴールドに“嫉妬” “絶望” “悲しみ”と表現されるのも分かる気がしますね。
使ってはいけない花言葉
以上のように、マリーゴールドにはネガティブな意味合いが強い花言葉が多いので、あまり贈り物には向いていません。
“嫉妬”や“絶望”という意味にとらえられないよう、贈る場合は手紙を添えるなどして気持ちをきちんと伝えましょう。
マリーゴールドとは
マリーゴールドの特徴
マリーゴールドはキク科コウオウソウ属の一年草です。メキシコ原産で、花の大きさが直径3㎝くらいのものが多いですが、中には15㎝を超えるものもあり、オレンジ色、黄色、白色、赤色など様々な色の花を咲かせます。
開花時期は4月~11月で暑さに強く寒さに弱い花です。
マリーゴールドの名前の由来
マリーゴールドには“聖母マリアの黄金の花”という意味もあり、これは、マリーゴールドがいつも聖母マリアの祭日に咲いていたということが由来しています。
マリーゴールドの種類・品種
アフリカンマリーゴールド
草丈が高い、八重咲きの大きな花です。
デュランゴ
花の直径6~7㎝のアネモネ咲きの花です。黄色、オレンジ、ゴールド、赤色、ミックスなど色とりど
りの花です。
ボーイ
花の直径が4~5㎝で、オレンジやミックス、黄色の花を咲かせます。
オレンジジェム
レモンジェムと似ており、オレンジの小さな花を咲かせます。
タイザン
草丈が25~30㎝で、花の直径が7~8㎝の花です。
F1バニラ
クリーム色がかったかわいい白い花を咲かせます。
メキシカンマリーゴールド
草丈が短く、葉が微細に羽根状に切れていて小さいのが特徴。小型の一重咲きの花です。
レモンジェム
花茎が3㎝ほどの小さな花が株全体を覆う一重咲きの花です。
フレンチマリーゴールド
草丈が短く、小さな花をつける八重咲きと一重咲きのある花です。
マリーゴールドは見た目の華やかなイメージとは違った花言葉も多くありますが、いい意味の花言葉を活用して、鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか?